2016年02月18日

第2回まちなか図書館説明会に参加しました。

         2月17日(水)19時〜20時半 職員会館
        名古屋で一日カンヅメで財政勉強会に参加した帰途
            説明会に間に合いました!
           会場の参加者は10名に満たない。
        私たちが開催する場合、これでは運営費が出ません。
           「関心を高める努力が足りないのでは」
          と、まず、自らの取り組みを反省します。
        まちなか活性課が「図書館づくり」に取り組む限界では?
            「にぎわい」を大切にする課ならば、
        説明会に<みんなに来てもらう=にぎわいの場>の発想は?
            ”従来にない図書館づくり”への
           チャレンジが、旧態依然の説明会でいいの?
             ”一番のお客様が市民”であることへの
                 想いが弱いのでは?            
               それに加えて、この計画は
                   始まりから
           説明会のスケジュールは、いつもキツキツ。
             市民への十分な説明の時間がないまま
           どんどん進む、まちなか図書館・広場計画。
                 これでいいのかな?           
              今夜良かったことはふたつあります。
             @図書館長さんの出番があったこと。
        もっと、もっと、館長さんは外に出て、図書館の話をして下さい!
             Aカラフルなちらしを2枚、お土産に頂いたこと。
        (・図書館行事 村山由佳さん講演会「別れが教えてくれること」
                3月12日午後1時半〜4時30分   無料)
        (・主催:まちな活性化推進協議会 第1回豊橋まちゼミ
                  2月29日〜3月28日   有料もあり)
    ◆「まちなか図書館」では開館時間を朝9時から夜10時と計画しています。
            これは看過できない大きな問題です。
              私は夜の街を体験するため、
          職員会館から駅まで歩いて戻ることにしました。
             夜9時前。人通りが少ないなか、
             駅前にたむろしていた中学生と立ち話。
           ビルの谷間では風を避けてタバコを吸う若い女性二人。
           凍てつく夜。駅前の電光掲示板には気温4℃の表示。
             でも、私は寒くありませんでした。
                  歩いたことに加え
                早朝から頑張った自分へと
            駅デパで奮発して鯖寿司を買っておいたので。
            あったかいスープと一緒に夕食をと、楽しみに。
    ◆平成28年度予算の概要が18日に分かります。
     じょうほうひろばで資料を入手次第、お知らせします。
               


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2016年02月14日

20年分の親孝行

2月15日(日)
昨日誕生日を迎えた母を訪問しました。
JRに乗って行く途中、
伊吹山の雪が車窓から目に入りました。
母の誕生日が3月議会準備に重なるために
この20年間、
ついぞ私が発起した誕生会を
開くことはできませんでした。
引退するまで
よくぞ元気に待っていてくれました。
「あと4年で100歳」
「ここいらでは私が一番の年より」
といいながら、目の前の
子とつれあい、孫とつれあい、ひ孫の
それぞれの名前を確認していました。
「忙しい中をよく来てくれた」
「畑は今何もない。持たせるものがない」
と、繰り返していました。
昔からの梅や椿に花が咲き、
私が植えたロウバイは満開。
母の住む村には「図書館」「書店」もないので
新聞や私が送る本が、冬の唯一の愉しみです。
わいわいと老若男女が話を弾ませているとき、
本好きな子、孫、ひ孫のつながりが見えてきました。
みんなで持ち寄った昼食をはさんで4時間ほど
一緒に過ごして戻りました。




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「まちなか図書館」(仮称)実施計画説明会が始まりました。

             2月13日(土)
               これまで、あまりに少ない情報で、
         想像をたくましくするしかなかった
           まちなか図書館計画。
    駅前プラットで開催された説明会初回(10時〜正午)に参加して
        質問タイムに、少し分かったことがあります。
             *******
       ◆ゲンスラー社のパートナーが分かった!
        実施計画の公募型プロポーザルで特定された(注1)
 「ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル ・リミテッド」
       は、図書館づくりのパートナーを外部に持って
            いるとされていましたが、
        誰なのかが、今日まで分からずにいたのです。
        「フルライトスペース」「みつお」
          と、答えを頂き、メモをとりました。
             調べてみました。
           千代田区立図書館の初代企画・
         システムプロデューサー 満尾哲広さんが
             その人です。
         とっくに豊橋では、知られた人でした。(注2)
   その情報発信元は、まちなか活性課内にある「情報ステーション」(注3)
                *******
   ◆まちなか図書館整備費用概算30億円の内訳がざくっと分かった。
        半分は再開発ビルの保留床(土地含む)購入費。
          残り半分は、内装工事費、備品購入費。
         ちなみに、図書10万冊購入費は含まれず。
       今後、30億円以下にはならない図書館計画であること。
       再開発ビル建設費増の影響を受けることは必至とのこと。
         初期投資には「社会資本整備総合交付金」
        (都市再構築戦略事業 基準補助率1/2)の
            活用を想定とあります。
        20年以上の維持管理費等などの想定を
         どこまで計算してこの計画がスルスルスルー?
               ううう〜〜〜ん。
         ますます分からなくなってきました。
         民間ビル内の初公共施設建設計画です。
            慎重にも慎重に。
            情報の公開は早め早めに。
   >>>議員の皆さん!3月議会で予算質問、頑張って!!!<<<         
             ほんとうに、いま
         わたしたちに、まちなかとしょかんが
            ひつようなのでしょうか。
(注1)http://www.city.toyohashi.lg.jp/secure/23923/kekka0717.pdf
(注2)http://www.1484machinaka.jp/2014/07/24/1397/
(注3)http://www.1484machinaka.jp/about/
      



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2016年02月11日

パブコメ締め切り迫る!第三次豊橋市子ども読書活動推進計画(案)

         2月14日(日)締め切りです。
       第三次豊橋市子ども読書推進計画案は         
           以下からご覧下さい。
  http://www.city.toyohashi.lg.jp/secure/34346/kodomodokushopublic.pdf
            第一次計画策定の際、
          市民協働で丁寧に取り組まれた
       プロセスを、傍聴したことを思い出しています。
            今日11日(木)午後3時から
         多世代交流施設「ありがたや」に併設する
              まどか文庫の日でした。
          「おばけ」大好きという2歳の女の子に
                絵本を読みました。
             その中から気に入った1冊を選んで
                白い絵本袋(*)に入れ
            大切に抱えて、帰りの車に乗り込みました。     
        (*)豊橋市のブックスタートは「初めての絵本との出会い事業」
             として、市民協働で取り組まれています。
               絵本1冊とともに、白い絵本袋が
               プレゼントされます。この白い生地は
               キャンバス。絵を描いても、刺繍もOK。
                 袋も一緒に成長することを願って!



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「まちなか図書館」実施計画(素案)が市HPに掲載。

2月11日(木)
         去る2月8日(月)建設消防委員会で説明された
         「まちなか図書館」実施計画素案が、
          市役所ホームページに掲載されています。
       http://www.city.toyohashi.lg.jp/24730.htm
              ぜひ、ご覧ください。
           皆さんから頂いた疑問点をまとめて
             近日中に担当課に伺う予定です。
         整備スケジュールによれば、平成28年度は
            「実施設計等」となっています。
          「素案」を十分検討する時間がありません。
               市民が「まちなか図書館」に
             関心を持つ機会は限られています。
             2月9日〜10日にかけて
             地元新聞2紙と全国紙に
          「実施計画素案」が紹介されたことで
            初めて知った方も多いことでしょう。
                  その上、 
          「実施計画(素案)」へのパブリックコメントは
                計画されていません。
          市議会は過日の委員会の、委員外議員の傍聴状況からみて
              (3時の休憩後、議員傍聴者が激減)         
               関心はあまり高くないようです。
            3月予算内容に関して、過日の松山校区説明会で
             私たちには分からない発言が交わされましたが
               議会は真剣に取り組む態度を示し
                市は公平に情報を発信して
               市民の信頼を築いてほしいです。
                   *****
                 


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2016年02月10日

「まちなか図書館」に市議会情報を!

             2月9日(火)19時〜21時近く
        松山校区市民館で行われた説明会に参加しました。
       今日は冷えます。ぱらぱらの雨粒がみぞれのようです。
     暖かい室内の説明者席には、まちなか活性課、再開発の組合関係、
        コンサルなど「土木系」の皆さん。
      昨日の委員会の資料が配布され、説明を受けました。
       今日午後私は、福祉系の市民活動ワークショップに参加し
             行政はもっと市民の中へと
          職員さんたちの真剣な思いを聞いたばかり。
             まちなか図書館&ひろばの
              「説明会」のあり方と
             「市民周知」の認識について
          ふむ、ふむ、「土木系ではこうなるのか」と、
              改めて考える機会となりました。
         今日の説明会が、以前と比べて穏やかな雰囲気の中で
          行われたことに対する感想が担当者からありました。
         「図書館づくり」が、まちなか活性課で扱われることの
              限界をはっきり感じた瞬間でした。
         「ことば」が信頼できる内容を伴って伝わらないことを。
            「図書館づくり」のこうしたプロセスから、
        すでに、「まちなか図書館」の課題が浮かび出ていることを。
              *******
      ■ 昨日の委員会で委員の皆さんが質疑されたことで
        計画案の理解が進みました。活発な委員会をこれからも
        期待しています。委員の皆さんの考えを知る機会にもなります。
            (写真:2月8日委員会の様子)
           P1080792.JPG
       ■ そこで、まちなか図書館には、
             ぜひとも、市議会資料の棚を!
         まちづくりに、一番時間をかけている議員の皆さんと
              まちなか図書館では、          
             自由に話ができるように。
             日ごろの活動が見えるように。
             各会派の議会だよりなども
             だれもが手に取れるように。
           市役所7階には議会図書室があります。
           市役所1階にはじょうほうひろばがあります。
               まちなか図書館で
             議員の皆さんの日ごろの活動が
             見えるような工夫があれば
               議会や議員の皆さんが
               身近になるでしょう。
              子どもたちにも議会に触れる
              よい機会となるでしょう。
               
                    
              
     
    
      



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2016年02月09日

建設消防委員会傍聴記「まちなか図書館実施計画」(素案)

         2月8日(月)市役所7階委員会室を傍聴しました。
         都市計画部と教育委員会図書館の職員が参加して開催された
        建設消防委員会(松崎正尚委員長・廣田勉副委員長)は
           午後1時に開会、午後4時半近くに終了。
     「まちなか図書館・広場」について、5名の委員(9名中)の質疑がありました。
■委員会資料:まちなか図書館(仮称)実施計画(素案)及びまちなか広場(仮称)基本計画(素案)。
午後1時解禁の資料60頁を、じょうほうひろばでコピー。ほかほかを手に傍聴席に着きました。
      ●●市役所ホームページで「資料」が近日中に公開される予定●●

        >>>資料・質疑から分かったこと<<<
   @豊橋市には、直接、近年話題の、CCC図書館ができることは、
            ないらしいこと。
   A未だにゲンスラー社のパートナーが分からないこと。
   B民間ビル内(*)に初めて建設される公共施設(図書館)の
           整備費用概算が示されたこと。
        まちなか図書館30億円。まちなか広場7億円。(注1)
       *ふたつのビルの建て替えによる事業費は215億円。
         住宅建設計画では名豊ビル18階建て約140戸
                 開発ビル17階建て約70戸
   C「具体的なサービス、施設整備、管理運営等の内容について検討」について
     委員会で十分に審議されたとは思えません。肝心なところで「素案」を
     なぞる答弁に、留まったからです。
          ⇒9日夜には地元校区で早速説明会。
         13日からの1週間に4回計画されています。
   D 教育委員会・図書館が答弁に立つ質疑はありませんでした。が、
     中央館・地域館(向山・大清水)に、「まちなか」が続く
     位置づけであることを、’確信’しました。
   E 資料20頁から「管理運営」の考え方が示されています。
    <どんな人がいるのかな?>
     「館長」・・・・・・事業経営者・施設全体を統括。(注2)
     「スタッフ」・・・・<「司書」の文字は13頁1ヶ所のみ>(注3)
     「ソムリエ」・・・まちなか図書館の特色 不定期に来館。
    <「図書館」は直営?それとも・・・?>
     「効果的・効率的に業務を実施できる体制を検討」
      ・図書資料部門・・・<直営かなと、聞いてて思った。>(注4)      
      ・施設管理部門・・・<委託?>   
      ・まちづくり担当部門・・・<委託?>   
   F 開館時間(資料23頁)
         平日、休日ともに9時〜22時 
         休館日月1回程度
         *地域館(大清水)は、9時〜21時開館(直営)
   Gカタカナ言葉があふれた計画に、ちんぷんかんぷん。
     すべて分かりやすい「にほんご」を、併記してほしい。
     だれのための図書館づくりかが、はっきりすると思う。
     これまで図書館に足が向かなかった人に伝わる言葉を。
   H目標利用者数(年間50〜70万人)
   I再開発ビル・マンションには「幸い」多い公共施設建設。
       委員の皆さん、遠慮・気遣いは不要ですぞ。
      「市民・市役所力」で、「みんなの図書館」へと
         軌道修正できるラストチャンス!

        ・・・・・・(注)・・・・・・・・
(1)30億円・・・「再開発ビル保留床(土地を含む)購入費、内装工事費、備品購入費等を試算したもの。社会資本整備総合交付金(都市再構築戦略事業 基準補助率1/2)の活用を想定。」補助金だのみの計画は、国の方針変更などを想定して、後からの負担増(民間ビル内初の公共施設建設の維持管理費等)を含めて、慎重な財政計画を示すこと。”何事にも慎重な豊橋”の真価発揮をここでこそ示してほしい!駅南総合学習センター整備計画で、”図書館計画断念”した以上の、勇気と決断が必要。3月予算案に注目!
(2)館長・・・ミッションと位置づけが示されているわりには、「人物像」がはっきりしない。今に及んで、なぜ、もっと情報が出せないのか。「ゲンスラー社のパートナー」が分からない以上、「管理運営」についての、これ以上の議論はむなしい。あっと言わせる隠し玉?市民が図書館づくりに参加する道を、可能な限り示してこそ、開館後の図書館づくりが進むと思う。3月市議会に期待したい。
(3)「スタッフ」・・・は?図書館計画の中に、「司書」の文字はたった一回登場。それも「アプリケーション」と同格での扱いですぞ。
(4)図書館部門・・・直営の場合の人員についての質疑に「中央図書館なみに、30〜40人」と答弁がありました。昨年開館した「大清水図書館」(10万冊規模)は、9時から21時開館、月4〜5回休館、職員4名、嘱託8名、アルバイト1名で運営。月間利用:約4,000〜5,000人、20,000〜28,000冊を実現。人気上場の地域図書館です。(4月〜12月実績より)
***やりくり算段の工夫には、いつも頭が下がります。豊橋市は「効率的運営実現図書館」のため、指定管理者は図書館部門だけには手を出さないことでしょう。しかし、図書館で人を集めて、そこで、事業となると、別です。(「大清水図書館」は、PFI可能性調査で、その可能性なしと判断され、直営になった経緯があります。)    
     ***途中ですが、ここまで。今から「子育て支援活動」に参加。
           委員会の写真も掲載予定です。   
 
             
         
           
     


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2016年02月08日

海老名市立中央図書館に行ってきました。

・・・ 先月末、研修のため上京した際、海老名市立中央図書館に、お昼をはさんで、3時間ほど滞在させて頂きました。以前視察で訪れた武雄市、多賀城市のことを重ねながら、豊橋市のまちなか図書館について、考えたいと訪問することに。思い出しながら書きます。話が前後したり、読みづらいこと、また、記憶の間違いがあったら、ごめんなさいね。豊橋のまちなか図書館がCCCと関連ないと言えないと思うようになってきて・・・。豊橋市では他都市のように、情報が小出しに表に出ないだけで、着々と進んでいるような気がしてなりません。だって、実施計画の発表がこんなに遅れることって、考えられませんから。民間立図書館の作り方ならイザ知らず、公共図書館建設の流れからして、市民への情報が不足しています。「市長が決めたことをやった」「ド素人」発言から学び続けるためにも、海老名市訪問は待ったなしでした。・・・
 新幹線を小田原で降り、小田急線で海老名市へ。冷えます。駅から歩いて10分ほどで海老名市立中央図書館に。周辺には公共施設が多い区域です。道路をはさんだ反対側にはマンション、再開発中の工事現場。
 CCC・「ツタヤ図書館」見学は、武雄市に続いて2館目。その間に宮城県多賀城市の駅前再開発の現場に行きました。そこでは豊橋の再開発計画に携わっている会社「ria」の看板が目に付きました。多賀城市では海老名市に続く、CCC・ツタヤ図書館3館目が予定されています。
 豊橋市にCCC・ツタヤ図書館が来るのか、どうかと、関心を持つ市民の方からの質問が増えてきたのは、小牧市の例があるからです。ここにきて、随分、関心が高まっていると思います。が、豊橋市では、未だに、図書館の全容が明らかになっていません。プロポーザルで決まった「実施計画」策定者のゲンスラー社には、図書館経験を持つパートナーがいますが、誰かは、「企業秘密」(?)か。情報公開で求めた資料では黒塗りでした。明日の委員会でははっきりするでしょうか?
 さて、海老名市中央図書館は、「コンビニ図書館」と揶揄されるように、入り口に立つと、武雄市と同じパターンの書店図書館が目に入ってきました。1階の一番よい場所が、書店・雑貨・コーヒー店で占められています。奥の方に、新聞や生活関連本があり、ここがいわゆる「図書館」。と思いきや、棚は「売り本=商品」の隣に「貸本=資料」。迷路のようになっています。軽音楽が流れているので、あ〜、ここは読んでも、借りても、買ってもいいんだなと、じわじわと、どうでもよくなってくる。図書館に来たはずなのに・・・。
 4階の児童書では、入り口に本やおもちゃを売ってるんだもの。子どもが、いや、初めて図書館に来た人は、これが「図書館」と刷り込まれることになると、「図書館」のモデルはどうなるのだろうか?
 コーヒー飲んで心地よく過ごせる図書館は、中央図書館が開館した昭和50年代に、豊橋市ではとうに実現していて、私たちはあたり前に思っていた。(手ぜまになって、今は閉鎖されたが。)また、屋外のテラスなども、当時としては斬新な考えで取り入れられていた。(1階のテラスは開館して間もない頃に閉鎖されたが、3階のテラスは健闘中。)玄関アプローチの段差無しなどは、実に今風であり、良くできている。
 図書館と看板掲げ、狭い敷地内で喫茶店が営業すれば、「図書館」は肩身が狭い。ただでさえ、図書館は地味だもの。ましてや、大事な図書館の個人情報が、書店データと接触することがあるとなると・・・。個人の「自己責任」=無関心と無意識で、済まされることなのかな。
 海老名では、武雄のようなマガジンストリートはない。豊橋の広小路にある 精文館&ツタヤに隣のコーヒーショップが合体して、その背に「図書館」があるという感じで、豊橋市民にはイメージしやすい。
 ここでは入り口で、「図書館」=知の世界へのいざないの流れは、堂々とくだかれる。ここはお「店」なのだから。図書館で「にぎわい」を、そのために必要だと、税金を投入してまでする必要があるのか。「にぎわい」は、民間が自力で作り出すことではないのか。公共施設として取り組むことなのか。議論が必要だと思う。にぎわい去れば、残るは、公共廃墟となることのないように。(豊橋の再開発のこの場所が、「民間去りて・・・・」の現場であるゆえに。)と、考え始めたら、大切なことがだんだん見えなくなる時代の流れに「図書館」が乗らされているように、思えてきた。
        〜〜〜 なるほど、だから、本屋図書館か。〜〜〜
○海老名の旧図書館の古くなった本が並ぶ隣に「新鮮な商品」。(本が売れます。)
○商品でもある本を手にするという図書館体験。(お得感が知的意識を緩めます。)
             **********
○売り場の書籍の斜め立ては、武雄でも気になっていた。文庫本などの変形が見られる。売り物である。雑誌などは、さらに、商品棚疲れしている。武雄でもあった、高い段のダミー本。豊橋駅前のビルの最上階のラウンジでも見た。本でない、まがい本のある「図書館」って?書店なら許せる?ここでは、「資料」ということばが通用しないのではと思った。(書店の「飼料」?)
○木の床は心地よかった。階段を上がる。カーペットを敷いた階もある。2階には学習室。クローズドと、バルコニー型に閲覧席。ここには下からの雑音が上がってくる。満席。背後には図書館の本。フロアーでは、書棚が枡形の寄せ集めた形と、円形の書棚。そして、7段以上の本棚には茶と緑色のDICTIONARYとだけ書かれ、ラベル無し。1階の書店入り口で見上げたときに、高層の書棚や円形のデザインのための「動員本」または「めくらまし本」で、「本ではない」。
 豊橋のまちなか図書館では、地域館10万冊の規模に、3000〜4000uと、「身の丈以上」の投資が決定済みである。数年前、財政逼迫を理由に図書館なんてとんでもないと、頓挫した計画が、なぜ、ここでは、実現するのか。ファシリティマネージメントで、公共スペースは財政難を理由にカット対象なのに、駅前では青天井と思える。大いなる謎である。とてつもない規模を必要とする「デザイン」とは、誰のための、何のための「図書館」なのかと、改めて、海老名で考えた。
 2.3階の書棚は、武雄同様、枡形の組み合わせ。販売用の書籍はない。担当者1名カウンターに。つなぎスペースにはソファとテーブル。小物と葉もの。館内の観葉植物は充実していると感じた。
 3階 専門書が多い階。閲覧席はクローズドで静か。満席。(館内滞在用椅子数はどの位かな?)
 枡形の書棚のために、とにかく、くるくると回ってばかりいる感じがする。死角が多い。分類がツタヤの独自方式であるため、本に出会ったところで幸いという感じ。リピーターとして、各種の資料を利用したい場合、こうした「図書館」を使いこなせるようになるのだろうか。さしてヘビーユーザーでない私が、図書館で好きなことは、書棚めぐり。ついつい、わくわくがたまらない。本は探しやすいに限る。
 本のラベルは、旧図書館の古いラベルの上に張り付けられている。見つかる本だけを読み、借りる。ない本は買う。あきらめる。図書館の本はすべて「借りられる」(貴重本は館内)前提で過ごすことによる、「知的満足感」が満たされるのだろうか。レファレンスはどこか?気づかなかった。販売の台が兼ねてるのかな。
             *************
      どういう本を市民が求め、どういう形で読みたいと思うのか。
      公共図書館が市民の求めに応じるために、投入できる税金はどこまでか?
        おおいなる議論が必要な段階を、豊橋は迎えている。
            が、その時間は限られている。
            2月8日から3月末までと。
             ************
 本の貸出と販売が同時に行われる。こうしたことに慣れることで、「ツタヤ図書館」が、市民の文化を作っていくのだろうか。全国で一緒のツタヤ文化が、まず九州、関東、(ついで中部?)、そして東北に生まれる動き。「図書館」が本来の力を発揮するために、まず「人」、「資料」、そして「施設」と言われるが、ツタヤ図書館では、「施設=店」、「資料=商品」、「人=販売員」の順であると思った。そのための合理化が、直営を外れる形で進み、全国一律のツタヤ図書館ネット的流れが形成され、本来の図書館が廃れることになっては、本末転倒である。
             ********
          とよはし「市民て〜ぶる」会議は
■豊橋の図書館ネットワークの中で、「まちなか」の位置づけと役割りを明確にしたい。
■駅南総合文化学習センター3本柱の構想では、芸術ホール(プラット)のみ開館して、図書館、生涯学習センター整備は外れた。が、図書館が「まちなか」へ移動したことで、ここには「生涯学習センター機能」も求められていることを声を大にして行きたい。
■この計画が目指す「効率的」とは?「経済的」とは聞こえない。「どの位まで税負担を考えるのか。」「上限を示すこと」「15年、20年、30年の財政計画を試算することなしに、この時代の新たな公共施設建設は許されない」など、声は高まりつつある。
(豊橋図書館○○前夜に。)




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2016年02月07日

豊橋まちなか図書館(仮称)づくりが始まります!

               2月8日(月)午後1時から
                市役所7階 委員会室
               建設消防委員会・・・注@
          「豊橋市まちなか図書館(仮称)実施計画等」
                 傍聴しましょう!
              直接市役所東館7階の委員会室へ。
            (会議中でも入室許可後、退室は自由です。)
                   ・・・・・・
                   待ちに待った
          豊橋市が計画しているまちなか図書館(仮称)が、
             ようやく実施計画の公開の日を迎えます。
          平成26年度に整備基本計画が発表されてから1年。
                今回の「実施計画」では、
        「具体的なサービス、施設整備、管理運営等の内容について検討」
                されることになっています。
          建設消防委員会の皆さん(敬称略)の質疑が楽しみです。
       委員長:松崎正尚・副委員長:廣田勉・二村真一・鈴木みさ子
          長坂尚登・伊藤篤哉・坂柳泰光・近田明久・宮澤佐知子
     (注@)図書館のことは教育委員会ではないの?
           なぜ、建設消防委員会で?
         理由は、昨年4月から都市計画部内に
        「まちなか図書館整備推進室」が新設されたからです。
         この計画の始まりは平成25年11月15日環境経済委員会。(注A)
         市が「再開発ビル内2層床面3,000〜4,000u」を 
         買い取り、そこに図書館を作る計画として始まりました。
         昨年3月まで産業部まちなか活性課の「再開発事業」として
         まちなか図書館の扱いは環境経済委員会にありました。
    (注A) つまり、まちなか図書館計画は、<まちなかの活性化・
         にぎわい>主導のもとで、計画が進んできたのです。
         教育委員会案件となれば、じっくり時間をかけて
         図書館議論ができるところです。
         豊橋市の場合は、委員の皆さんへの責任は重く、
         明日の委員会が、福祉教育委員会の合同審査対象で
         ないことからも、今後に禍根を残すことがないことを
         願います。委員の皆さん、頑張って!!!!!        
                ・・・・・・・・・・
    >>>図書館計画には、市民参加、情報公開が必須と考えます。<<<
◇委員会室では、傍聴者用の委員会資料の用意があります。     
◇市役所1階じょうほうひろばで1時に資料コピーを開始します。
◇委員会傍聴席の録音許可もとれています。
             ・・・・・・・・・・
              2月8日委員会後
          スピードアップして素案検討が進みます。 
        豊橋市まちなか図書館(仮称)実施計画等に関する
        説明会が平成28年2月13日(土)〜2月20日(土)に
        かけて開催されます。日程は市ホームページと
        広報2月1日号に掲載。日程調整できますか?
          3月にはこの素案が本案になるのです。
             なんと忙しいことでしょう。
         こんなに急がねばならぬ理由はなんでしょう?
       「具体的なサービス」「施設整備」「管理運営等」の内容と
          充分な時間をかけて、議会でも審議し
          市民も意見を交換することが保障されてこその
          「市民のための図書館建設計画」と考えます。
             ・・・・・・・・・・・・・・・・
     2月中ごろを過ぎれば、議会は3月予算審査の準備が加速します。
       市民が参加できる説明会の日程も、直前の発表です。
      3月に入れば、市役所は「議会対応で忙しい」となるでしょう。
        この2月の委員会前にも忙しかったように。
            ・・・・・・・・・・・・・
         なぜ、昨年11月に、12月に、遅くても今年1月に
          委員会の開催ができなかったのでしょうか?
           ぜひとも、その理由を聞きたいです。
               ・・・・・・・・・
          「豊橋まちなか図書館倶楽部だより3号」
          まちなか図書館倶楽部だより第3号第3稿.pdf      
              ・・・・・・・・
          「とよはし『市民て〜ぶる』会議」は、
           昨年4月30日付けブログに
          「私はこれからの活動を通して
         市民の皆さんとともに、議会の活性化に努めること。
          ささやかで、たしかな民主主義の一歩を始めたいと
          こころ新たにしています。」と記したように、
            これからも務めてまいります。
       
        

 

 


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映画「日本と原発」の春風メッセージ

           2月6日、映画「日本と原発」を見ました。
           会場は続々駆けつけた人でいっぱいになりました。
       ちらしの印象は、重いテーマの映画を覚悟していたのですが、
            河合監督・海渡監修ご両人の
           なんとほのぼのとしたかけあい。
            5回目の3.11を前に
         映画「日本と原発」に出会えたことで
         私は春を待つ気持ちを整えることができました。
                ・・・・・・・
     3.11以後、刻々と重なる冷酷な状況と情報に翻弄されながら
             私たちは声掛け合って
         必死に読み続けた新聞や書物から学びました。
              映画「日本と原発」では
              原発震災の事実を整理して
              忘れてはならないことを
            わかりやすく伝えてくださいました。
           3.11のこれだけはと厳選された情報が
            伝えやすく、伝わりやすく、きちんと
            2時間10分余にまとめてありました。             
      「見てよかった」「友達にも見て欲しい」「この映画を知らせたい」
           「原発の現実に目をさらに向け続けたい」
                と、納得できました。
      私が小学生の頃、「みなまた」の映画に触れたことに重ねて
            市内の全学校で「日本と原発」の
            巡回映画会の開催をと願います。
               ・・・・・・・・・
         静かに心に染み込んだことばを反すうしながら
                会場を出たところで、
    「スウさんの『けんぽう』につながるね!」と声がかかりました。
        わかりやすく、押し付けでなく、一緒に考えること。
          「げんぱつ」も「けんぽう」も。ね。と。
                  ・・・・・
           2月25日〜26日。豊橋で開催される
           水野スウさんの3回講演では、いずれも
         「いのちの未来と原発を」(40頁)で紹介されている
           キルト「ちきゅう」をご覧いただけます。
           どうぞお出かけ下さい。090‐8545‐8900へ。
20160225第2回スウさん全体ちらし.pdf          **********************   
             昨年暮れ、スウさんの会を催してから、
            私のまわりで吹き始めた春風は、
          瀬戸内寂聴さんとSEALsの皆さんの座談会
              「青春は恋と革命だ」
              (朝日新聞2月5日掲載)
                 そして
          GLOBENo.176号2月7日「笑いの力」
               と、続いています。

             


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「とよはし『市民てーぶる』会議」10ヶ月振りの更新です。

         新しい年があけて、もう2番目の月も
            中ほどに近づきました。
         すっかりご無沙汰を重ねてしまいました。
          昨年5月、市民としての新生活がスタート。
         夏から秋にかけて落ち着かない日々でしたが、
             7月中ごろから豊橋駅前で
          ピーススタンディングに参加することで
       対話しながら、憲法=平和を考える日が始まりました。
                そして    
        水野スウ著「わたしとあなたのけんぽうBOOK」の
                読者が中心になって
           スウさんを東三河にお迎えしました。
                好評につきさっそく
        第2回目の開催も決まりました。ちらしを添付します。
           20160225第2回スウさん全体ちらし.pdf
 


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