昨日市長に予算提案書を提出した際、気になったことがありました。なんとしても今年中に、確認作業をと、午後から市役所へ。時計を見ながら、年度内最終日のそれぞれの部署で、打ち合わせ、報告、情報収集にと駆け回りました。それでも、時間切れ。来年に積み残したこともあります。
「市民」(ゼロ歳から市民です)の最善をと、一貫して職員の皆さんとも話し合ってきました。ことに環境や福祉の問題では、法令遵守だけでは、市民「要望」をかなえることができません。私は個人の損得に係る要望は一切受け付けませんので、いつだって、胸張って、職員の皆さんと解決策について、テーブルで話し合うことができます。
今年の終わりに当たって、私の感想です。
1.トップの役割について
私が起点と考えるそれぞれの日があります。学校では昨年の6.18(浜名湖ボート事故)以降、市役所では、3.11(東日本大震災)以降、市長であり、部長、課長について、市民病院では6.18(私がご相談を受けている件)の、それぞれの立場で、トップの言動のありかたは子どもの人間としての育ちや職員の士気に、大きく影響することを見てきました。
2.議会の活性化について
今年、私の議会活動は5期目、つまり17年目に入りました。
議会の一員として、議会改革に果たした役割について考えてみました。個人の発言として、機会のある限り活かすことには、全力を注いできたことを自負しています。が、そのことが議会活性化につながっているのか?議員の数が減少したこともあり、議会全体としての発言量は減少していることを危惧します。来年は議会活性化につながる提案を「生活家庭館・南部・防災」などの視点から、実践したいと考えています。
3.3年、5年後を考える。
市民協働の取り組みを進める上で、まず、市民団体側に10年余の活動実績があること。協働事業において、まず3年間の市民側の事業準備期間、2年間の行政側の関与、そして、市民協働における実質的な事業がスタートする流れが見えてきました。「誰もが責任を持つ」ことが協働の基本と考えます。そのための十分な話し合いの訓練を私たちにできていないことを痛感しています。丁寧に、積み重ねを続けることなしには、民主社会はできないことを、大都市の破たん寸前の状態から学ぶことができます。
新しい年の取り組みについて、これから順次お知らせして参ります。
本年の皆様のとよはし市民会議へのご支援に、心より感謝申し上げます。