2014年02月03日

武蔵野プレイス!行ってきました。

2月1日(土)午後3時〜4時半
 武蔵野市立武蔵野プレイスは、武蔵境駅前に立つとすぐ目に入りました。ムーバスも止まっていました。

「ひと・まち・情報 創造館」武蔵野プレイスとは、「図書館」「生涯学習支援」「市民活動支援」「青少年活動支援」の4つの機能をマッチングした施設です。
 まずびっくりしたのは、駅のそばに公園(境南ふれあい広場公園)があって、そのまま「プレイス」に続いていたことです。
 そして■1階はその名も「パークラウンジ」。ギャラリー、カフェ、マガジンラウンジ、予約資料、新着、返却資料がまとめてあるフロアーです。 <自動貸出機>がフル回転。大勢の利用があっても、館内はとても落ち着いています。音の吸収が良いのでしょうか。ここに足を一歩踏み入れたら、だれもが、まず、どこかに自分の落ち着く場所が見つかりそうです。これこそ、「いつでも」「どこでも」「だれでも」「なんでも」が実現していると、胸を張れそうです。
 3階の事務所で館内の写真撮影許可を頂き、館内めぐりのスタートです。
 目に入るのはゆるやかな曲線や円形。外の景色が楕円形の窓から楽しめます。外の光をゆるやかに取り込み、無数の円形スポットライトとなって、降り注ぎます。天井や壁に空想空間が生れています。(2012年12月に訪れた金沢海みらい図書館に近い印象を持ちました。)木製家具、椅子、床、フローリング、絨毯、本棚、本棚ライト・・・と、目に入るものに引き寄せられます。それでいて、ここにこのまま居続けたいという安らぎも、行く先々で感じることができました。 
 ■3階は「ワークラウンジ」市民活動団体の情報、生涯学習支援の事務局、会議室などのスペースがあります。情報ラウンジ、プリント工房など、活動を進める上で必要なものがちゃんと備わっています。市民活動の拡がりと継続、そして深化していくようすが伝わっくるようです。
武蔵野プレイス

 ■4階「ワークテラス」生涯学習支援のスペースが有料で貸し出されています。200名利用可能な大部屋、個人の書斎スペース40席があります。まちなかの施設として有効活用間違いなし。
武蔵野プレイス

 ■2階「コミュニケーションライブラリー」階段を降りながら、外の景色を楽しむことができました。この階の主役は「子どもライブラリー」30,000冊と「テーマライブラリー」25,000冊。生活に関連する本を借りたいとき、こうして本がまとめて紹介されていたら、どんなに助かることでしょうか。ことに子育て期には。あったかい心配りを感じることができました。

 ■地下1階「メインライブラリー」75,000冊の本と200誌の雑誌があります。地階の図書館閲覧室!自然光をフロアの隅から取り入れられる発想が面白いと思いました。ここではまた、一段と、落ち着いた雰囲気を感じました。歩くたびに。床の絨毯です。各階にふさわしい木調のテーブルと椅子、そしてライトの楽しみと共に。
武蔵野プレイス 140201_4.jpg

 ■地下2階「ティーンズスタジオ」芸術・青少年向け図書エリアの厚めのドアを開ける。アート&ティーンズライブラリー、フリースペース、スタジオ(サウンド・パフォーマンス・クラフト)に入る。ここは「青少年活動支援」のフロアーです。ここに居る間、私は感動で胸がいっぱいになりました。このまちでは子どもたちが大切な宝として育まれていること、そして、日々の成長を応援するまちとしての発信が、さりげなく、惜しみなくされていることに。貴重な機会を頂きましたことに感謝します。
武蔵野プレイス

  豊橋市で1984年から私たちが手探りで取り組んできた地域子育て支援。その活動と一緒の取り組みが武蔵野市にある!しかも公的な場「0123吉祥寺」としてあることを知って、どんなに励まされたことでしょうか。今から20年前のことです。そして、今回、まちなか図書館づくりに向けた情報収集中に、武蔵境駅前の図書館を訪問するようにと熱心に勧められて飛んできたのです。
 豊橋市駅前で以前計画があった「総合文化学習センター」。昨年総合文化学習センターの3機能のうちの芸術ホール「プラット」が開館しました。(残る二つの機能「図書館」「生涯学習センター」の実現が危ぶまれていた所に、昨年11月、「まちなか図書館」計画が急浮上したのです。)
 駅前北にはこども未来館「ここにこ」があります。プラットと合わせて、ふたつの公共施設を、高校生の皆さんが利用されている姿を見るたびに、私たちがこれから真剣に考えなければならないことがあります。  武蔵野プレイスには、その答えがいっぱい詰まっていると思います。
    豊橋市で計画される「まちなか図書館」について
      高校生の皆さんの意見を聞いてみたいです。


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posted by 渡辺のりこ | コメント(1) | 図書館
この記事へのコメント
渡辺則子様

はじめまして。
遥々、『武蔵野プレイス』への視察お疲れ様でした。武蔵野市の住民として記事に書いて頂き、又お褒めの言葉を頂嬉しく思います。数年前に武蔵野市の南部図書館が閉鎖、新しい施設が出来ると聞いたときは今の『武蔵野プレイス』の姿は想像できませんでした。私は、主に会社帰りうに3階のスタディコーナーで1〜2時間勉強するのに利用しています。
これからも武蔵野市は少し遠くにありますが見守っていてください。今後とも宜しくお願いいたします。では、また。
Posted by nishi at 2014年02月03日 15:39
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