午前10時。市役所3階多文化共生国際課へ。ペルーと日本の文化交流を目的に集うコラット(COLAT)の6名の皆さんに同行。通訳は20歳の青年のふたりです。
救援物資の流れや、公共施設の利用について確認。公共施設ではなぜお酒と煙草が禁止なのかと、納得できない様子でしたが、理解して頂きました。1時間ほど懇談後、1階ロビーへ移動して反省会。担当部署の皆さんと直接話し合うことによって、信頼関係を積み重ねて行くことになると思います。豊橋市の中学校で学んだ青年たちの話す日本語を聞きながら、「教育の力」を思わずにはいられません。
遅れて反省会に参加された方が、「私たちは生活保護より、仕事が欲しいのです」ときっぱり。また、今考えていることだけどと話されたことは、「仕事に就く事ができた人は、収入の何割かを差し出す。それをもとにして仲間への救援基金を作る。基金を活用することで、緊急の助け合い、就労準備の資金とする」という提案でした。互助は自立支援のためと言う点で、私はおおいに納得しました。互助基金制度について、早急に提案できる形になることを願っています。
夜は、国際教育分野で活躍されている方から、2時間半にわたり、貴重なご意見を伺いました。小学校入学までの子どもたちの置かれている状況、高校に入れなかった生徒への援助について等々、山積する問題に、どこから、どのような支援が必要なのか。今までの国の大型事業のばら撒きの二の舞にならない仕組みが緊急に求められています。それには、生の声を実態調査を通して集めることです。
今夜の最後の用事は「たけのこ」の受け取りでした。明日は早朝から名古屋です。ハローワークと職業訓練校見学会に参加します。これは県内の議員と雇用問題に関心のある市民対象に企画されたもので、大変タイムリーと感謝しています。午後3時からはペルー総領事館を、日本語ボランティアの方と一緒に訪問します。
今週は緊急支援関連が目白押しです。
●4月16日(木)「帰国支援金」説明会 豊橋勤労福祉会館
午後2時半から3時。 主催:ハローワーク・愛知労働局
●4月16日(木)「わらの会」第7回 豊橋市生活家庭館
午後5時半から7時。緊急調査活動について話し合います。