2016年03月22日

豊川の恵の実保育園の卒園・卒所式にて

3月20日(日)
 春ただいま到着!が実感できる穏やかな暖かい日、第5回社会福祉法人恵の実卒園・卒所式にお招きいただきました。恵の実保育園第2ホールで行われた3時間にわたるプログラム。「つながること」を思いながら、楽しませていただきました。(涙が出て、出て・・・。今年は写真を一枚も撮りませんでした。)
 第一部
 17名の卒園児の皆さんのリズム、表現遊び「森は生きている」、跳び箱、竹踊り、歌など。ひとり一人が、今のこの一瞬も、成長続けていることを、目の当たりにすることができました。園で常日ごろ大切にされている、「待つこと」「続けること」「やり遂げること」が、当たり前のこととして、私の目の前で次々に展開されています。私の心は静かな感動でいっぱいになりました。式典のために、見せる形を作るのではない。この日に向け、一人ひとりの目標を高く掲げて、丁寧に築かれた基礎。そして迎える「その時」に、子どもたちが、自ら、育ちきった力を発揮する!ここではドラマや奇跡が起きることが確信できます。地道な日ごろの保育活動の必然の賜物として。
 今日の卒園式がひとつの区切りであっても、保育の最終日は3月31日。ここでは、その日まで、子どもたちが成長を続けることが保障されていることを、私は忘れまいと、しっかり受け止めました。
 第ニ部
 正装した子どもたちと職員の皆さんが中心の卒園式典。職員と父母の皆さんの合唱で始まり、年長児親の皆さんの合唱「変わらないもの」では、会場がひとつになって、これまでの、恵の実の日々が、凝縮して伝わりました。皆さんの歌声にすっぽり包まれ、私は皆さんの幸せを、分かち合う時間を過ごしました。 
 静岡県のたけのこ保育園の子どもたちも今日の式典に参加していました。35年前も前、5ヶ月の娘を連れて、たけのこ保育園で、初めてさくらさくらんぼリズムを体験した日のことを思い出しました。そして今、私たちは、沢山のご縁で、恵の実につながっている。これからも、私は、地域の子育て活動のために、恵の実の皆さんから学び続けたいとの思いを固めて戻りました。
 さくら・さくらんぼリズムに「つながる」喜びに浸っていた夜、娘から関東のさくらさくらんぼの姉妹園の卒園式を見学していたとのメールが届きました。「つながり」始めた「つながり」。これまでの、取り組みが生きる年になることを、切望しています。恵の実の皆さま、お招き有難うございました。


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2015年02月16日

ホームビジター講座5回目を終えました。

2月16日(月)
 今日はNPOまんまが主催する「第5期ホームスタートホームビジター(ボランティア)養成講座」が、9時半から3時まで、ほいっぷで行われました。1月19日を皮切りに、毎週月曜日、講座に通い、今日は5回目です。来週2月23日で終わり、3月2日は修了式。仲間は9名。受講して本当によかったと思います。
 今回の講座経費は一般社団法人生命保険協会の助成で、私たちの受講料は無料です。仲間の皆さんはボランティア活動のために、8日間30時間余の全講座を、休まず受講する覚悟の人たちです!
            ホームスタートジャパンのHPをご訪問下さい。
            左下の動画からビジターの活動をご覧ください。
             豊橋のビジターさんが市役所を背景に
              インタビューに答えています。         
            http://www.homestartjapan.org/
 午前の講師は愛知県東三河児童・障害者相談センターの杉本さん(児童福祉司・臨床心理士)。「支援・保護を必要とする子どもたちの現状と、地域の人に期待する支援」〜虐待の発見から通報:架空事例を通して考える〜を受講しました。子どもたちの現状、法律、通告、保護者の関係性と児童の安全などを中心に、分かりやすく、丁寧に話してくださいました。グループでの話し合いも十分にできたことで、「虐待」理解への、ボランティアとしての第一歩を学ぶことができました。
 2時間半にわたる杉本さんのお話を聞き、児童相談所への信頼はぐんぐん高まりました。子どもたちが置かれている厳しい現場の中の杉本さんだからこそ、私たちのボランティア活動に向けて、「子ども中心」の大切なメッセージを、整理して伝えてくださったのだと思います。
 私は5年前、豊橋市でホームスタートビジター養成講座が始まったときの1期生です。全コースを終えることができませんでした。今春から、ビジターとしてボランティア活動を開始できるよと勧められ、今年になってから、毎週月曜日の講座に通っているのです。
 お弁当を済ませてから、午後1時から3時までは、市子育て支援課と保健所こども保健課の女性職員さんによる「とよはしの子育て支援」「乳幼児家庭への保健所からの支援」の講座でした。質問したいことが次々に沸いてきて、振り返りシートはいっぱいになりました。
 昨夜は事務所の書類片付けに没頭して時間を忘れ、朝方の睡眠不足が心配でした。が、講義中睡魔に襲われることはありませんでした。現場の方々の貴重なお話を、これからボランティア活動に参加する仲間と一緒に学ぶ、心地よい緊張感が持続した一日でした。
                 3月議会目前です。
       今日私は3つの会議(「議会運営委員会」の傍聴、議長各派の会議、そして、
            南部地域を考える会)を休んで講座を受講しました。
            仲間の議員の皆さんには、今日学んだことを、予算委員会などで
             伝えることでお礼に代えたいと思っています。


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2013年06月15日

まず、子どもたちとの約束を果たしました。

6月15日(土)栄校区子ども会球技大会
   6月議会の大きな山を越え、残るは月曜日の一般会計補正予算委員会のみ。
        張りつめていた毎日に、少し余裕が出てきた土曜日。
        球技大会が行われている小学校と中学校の体育館へ。
 最初の1時間は失礼しましたが、汗だくの子どもたちの元気な姿に目を奪われて、2時間、閉会式まで、床に正座して応援しました。競技中の子どもたち、休憩時間の子どもたち、お世話下さる子ども会の皆さん、応援の子どもたちと保護者の皆さんで、広い体育館は熱気でいっぱいでした。
 6月議会で、子どもの体力や遊びについて取り上げたこともあり、今日、こうして、じっくり、体育館の子どもたちと大人の皆さんの交流タイムを満喫できて、幸いでした。
 生活家庭館の体育館では、乳幼児の子どもたちとお母さんがリズム活動を始めて30年になります。今も毎週、活動が展開されられていることを心強く思います。豊橋の子どたちに「遊び」が必要なことを、乳幼児期から就学間までの「子ども・子育ち応援」として、もっと、もっと、声に出して行きたいと思いました。


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2010年08月20日

子どもたちと過ごす日々

 今週は続けて地域活動に参加できました。
南栄駅そばの空き店舗を活用して開設されている多世代交流施設「ありがたや」で、まどか文庫の絵本を読んだり、わらべうた遊びを楽しみました。乳幼児と小学生が一緒に過ごす時間は、昭和30年代の建物にふさわしく、ゆったりした時間が流れます。いまどきのママにとって、こうした空間はどんな風に受け止められているのでしょうか?
「おばあちゃんちに行ったみたい」とか「落ち着きます」と、嬉しい答えが戻ってきます。元駄菓子屋さんの土間と上り口の板の間と畳の小部屋が続く空間で、新しい出会いが生まれ、子育てにとって大切な心が、伝えられていきます。
 生活家庭館の大集会室では、26年余にわたって続いているリズム遊びを中心にした乳幼児の広場が今月も開かれました。大型扇風機が休みなく風を送ります。開け放したドアからは緑地公園の松風が届きます。ピアノに合わせて歌ったり、走ったり。ここでは猛暑を忘れることはできませんが、みんなと一緒に過ごすことが嬉しくて、暑さは傍らに…。どの子も、生き生きと参加していました。「じょうず〜!」とほめられ、一緒に手をたたくことを覚え、わらべうた(*)を通して、「おかあさん以外の存在」と触れ合う楽しみが自然と身についていきます。
 9月議会目前。今週、子どもたちと過ごす時間を、ギリギリ確保することができました。子どもたちの笑顔からもらった「力」を大切にして、議会準備に切り替えていきます。
 (*)今日は♪「うみだ〜うみだ〜ひろいな〜」「おちゃをのみにきてください」など、ゆったりと楽しみました。


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2010年04月16日

生活家庭館で♪リズム♪

4月15日(木)
 久々に乳幼児グループの皆さんと一緒に、生活家庭館で子育て支援のNPO主催の♪リズム♪に参加しました。家庭館が私たちにとって、なくてはならぬ施設となって30年以上たちます。高師緑地公園の芝生広場に隣接していて、渥美線が近く、子育ての環境としては抜群です。
 「子育て支援」が声高になる前から、私たちは「地域子育て互助活動」を行っていました。子育て世代が自ら企画して、子育て広場を運営。行政支援に依らない地域子育て自主活動は、参加費を毎回1家族100円〜200円を積み立てて行い、運営費(会場使用料、おやつ代、講師代等)を賄います。子育て期こそ学習をと、テーマは「子ども」「主婦」「働くこと」「子どもを預けること」等々と、尽きずにありました。
 子育て期に、いつでも、気軽にだれもが使える公共施設が、身近にあることは、とても大切なことだと思います。(もっともこの家庭館の利用者は多いので、月1回の会合のための会場予約が困難な場合もあります。)願わくば、この家庭館の一部を、常設の子育てのセンターに!と、議員になって15年間、自主活動がNPO法人となって5年間、声を上げ続けてきましたが、まだ実現していません。
 今日は10組の親子の皆さんの参加がありました。会を運営するNPO法人の担当者が準備したおやつは、畑でとれた「さつまいも」をふかし、春キャベツをゆでてと、自然の甘さがいっぱいでした。
 キャベツを味わいながら、どんなに便利になって、省力化が進んでも、子育ては別だと思いました。手をかけ、言葉をかけ、心を傾ける。その際限のない繰り返しが成長を促すことを伝えることと。
 今日は1〜2歳の子どもたちと過ごしました。まんまリズム♪で、「じょうず!」「おりこう」と声をかけると、目をきらきらさせて反応し、言葉がまだ出ない子どもたちが、さかんにコミュニケーションを求めてくるのです。
 子どもたちの言葉が出る前に、どれだけ「信頼」できる関係を築けるか。その環境づくりに、これからも力を注ぎたいと思いました。


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2010年02月03日

本日〆切「次世代後期」パブコメ

2月3日(水)

■本日〆切。まだ間に合います!
 「豊橋市次世代育成支援行動計画(後期計画)」に対する皆さんの意見募集(パブリックコメント)は、本日が締切りです。

■計画素案は以下からご覧ください。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_fukushihoken
/fukushijimusho/kosodateshien/pubcomme-jisedai.html

■職員の皆さんの手作りです。
 計画の素案(155頁)とアンケート調査結果(227頁)は、資料としても膨大なものです。これらはすべて担当の子育て支援課職員のみなさの手になるものです。これまでの同計画の前期5ヶ年の進捗状況(52頁)、後期5ヶ年の数値目標(150頁)もあげられています。ご注目を!

■意見の出し方
 用紙は決まっていません。ファクス、メールもOKです。
  ◎持参←福祉保健部子育て支援課児童支援グループ(市庁舎東館2F)
  ◎郵送←〒440-8501 豊橋市今橋町1番地
           福祉保健部子育て支援課児童支援グループ
  ◎電子メール← kosodateshien@city.toyohashi.lg.jp
  ◎ファックス←  0532-56-5133
 
■今日一日を「子育て支援」について考える日に。
 お正月明けから1ヶ月のこの時期は早く過ぎてしまうので、まだの方もいらっしゃると思います。昨年12月22日の福祉教育委員会で取り上げられ、私も意見を述べたばかりです。
 豊橋市の子育て支援が、重い腰を上げて、周囲を見渡しながら、そろり、一歩を踏み出そうとしています。皆さんのご意見で、力を入れるべき方向も明確になります。
 まだ今日一日ありますので、じっくり検討の上、是非、あなたのご意見を!
 子育て中、子育てを終わった方、祖父母の世代の方、そして、「子ども」の方、あらゆる世代の方々のご意見が届くことを願っています。


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2009年12月05日

細谷亮太先生講演会「ちいさな命をみつめて」

12月5日(土)雨と木枯らしの本格的な冬の到来

「豊橋生と死を考える会」第16回講演会
細谷亮太先生(聖路加国際病院小児総合医療センター・副院長)
『小さな命をみつめて』〜今の小児医療に必要なこと〜
 
 30数年にわたり、小児ガンを専門としてこられた先生のお話は、医療、福祉、子どもの権利条約、ホスピス・・・・・と、どの切り口からも、引き込まれて聞き入りました。とても分かりやすいお話でした。
 講演会後、病児を抱えるお母さんや医療専門職の方々から、豊橋市民病院の小児科へのご意見を頂くことができました。豊橋市民病院の小児科は大変高い評価を得ていますが、さらによりよくするために!との熱い思いを受けて、ご一緒に勉強することをお約束しました。
 会場の公会堂は暖房機器の故障のため、来場された皆さんに寒い思いをさせてしまったと、主催者の皆さんは何度も詫びていらっしゃいました。私は先生のお話を聞きながら、私自身が病院・診療所・往診先で、先生の患者・家族になったような幸せな気持ちに浸っておりましたので、寒さを感じることはありませんでした。(席が1階の中ほどだったことも幸いしたのかもしれませんが)。
 公会堂を含む他の多くの公共施設は、指定管理者制度を導入して、市民サービスの向上と経費節減を図っていることになっています。しかしながら市民の皆さんからは、さまざまな「不評」「不便」などの声が届き始めています。3月議会では公共施設の指定管理者の問題点について取上げたいと思います。 
 
    ■お知らせ■ 是非、ご覧下さい。
 映画「風のかたち」ドキュメンタリ映画〜小児がんと仲間たちの10年間〜監督:伊勢真一 監修:細谷亮太
 と き:12月20日(日) @10:30 A 13:15
 ところ:豊橋市公会堂
 参加協力券:1,000円  高校生以下は無料
 
  <南栄ふれあいセンターでも協力券を扱います。
tel:0532-48-1203>


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2009年11月08日

CAP講座でいじめを考える。

11月8日(日)午後2時〜4時
 愛知県保健医協会主催講座。講師はとよはしCAPの皆さんです。
グループに分かれて、二人一組になって…と、参加者は、講演を聞くだけでなく主体となる時間が組まれていました。
 「いじめ」については、昭和30年から40年にかけて、私自身の小学生や中学生の頃にも身近な問題でした。私自身「良い子」「悪い子」の両方を体験しながら、思春期を通り抜けることができたのは、学校で先生方にしっかりと見守られていたという安心感があったからだと思います。成長のプロセスを見守っていただいたことに感謝しています。そして、絶対に信頼できる先生方が学校にいらしたということは、長じてからも、いつ振り返っても、良い思い出です。
 現代の子どもたちの「いじめ」の問題は、教師にゆとりの時間が戻らぬ限り、子どもたちの学校での「安心・安全・自信」につながらないのではと案じています。
 豊田市では全生徒が「CAP」体験できるように予算化されているとも聞きました。子どもの権利条例の制定とも併せて、是非とも豊橋市での導入の拡大に取組みを続けたいと、改めて思いました。


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2009年10月17日

「ホームスタート」への3年目

10月9日(金)
 子育て家庭への訪問事業を!と、私が情報収集を始めて3年目になります。イギリスで始まった家庭訪問事業「ホームスタート」が日本ではじめて紹介されたのを私が見たのは、2007年7月14日付けの日経新聞です。
 地域子育て互助活動の事務局を20年余務めてきて、今後取り組みたい活動としてこの「ホームスタート」が一番ビタリときたことにより、これまで試行錯誤を続けてきたのです。
 子育てNPO法人の皆さんと一緒に、07年と08年、西郷泰之先生(大正大学人間学部教授)を迎えて講演会を開催。09年は、11月からいよいよ「家庭訪問ボランティア講座」が生命保険協会の助成を受けて始まります。
 それに先立ち、10月9日、「ホームスタートジャパン」から3名の推進委員さんをお迎えして学習会が開かれました。長年活動を共にしてきた仲間の皆さんに新しい仲間を加えた集まりで、「ホームスタートへのはじめの一歩」を確かに踏み出すことができたと確信しました。
 その模様が以下にレポートされましたのでご紹介します。
 ⇒http://www.homestartjapan.org/modules/report/index.php?content_id=11
 また、世界19ヶ国に広がった「ホームスタート」のなかでも、オーストラリアの実践から学ぼうと、来る11月5日名古屋市で特別講演会が開かれることになりました。豊橋からはせ参じようと、楽しみにしているところです。

■と き:11月5日(木)13:30〜15:30
■ところ: 名古屋市北生涯学習センター視聴覚室
■スピーカー:
西郷泰之(ホームスタートジャパン代表理事)
マリリン・バーンズ(ホームスタートオーストラリア代表)
ミシェル・マクドネル(ホームスタートオーストラリアプロジェクトオフィサー)

⇒詳細は以下からご覧ください。URL: http://www.homestartjapan.org/





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2009年04月21日

さくらんぼリズムと斉藤先生

4月21日(火)雨
 新緑を際立たせる雨の日。
午後4時前、こども未来館「ココニコ」に私が着いた時、丁度、市長会の皆さんのバス2台が会議所前の信号を曲がってきたところでした。お迎えしてから、入り口に向って歩いているとき、2月の視察でお世話になった高浜市の森市長とご一緒になりました。
 「ココ二コ」の南側には、芝生の小山があります。土だけの山で子どもたちが大喜びする光景を初めて見た時が、私とさくらさくらんぼ保育園との出会いでした。子どもたちが育つ上で必要な、水や土。存分触れさせることを学びました。
 埼玉県さくらさくらんぼ保育園創設者の斉藤公子先生が亡くなられ、お別れ式が本日、深谷市で行われました。東三河のさくらネットの恵の実さんから連絡を受けた時、私の子育て32年間の始まりから今日まで、「さくらんぼリズム」を通して、大きな影響を受けてきたことを思いました。
 1977年の朝日新聞の小さな記事。アリサちゃんの映画の紹介でした。「これは大事なことだ」と感じて切り抜いておいたのです。そして、1980年に姉妹園「たけのこ保育園」のある島田市を私は二人の乳幼児を連れて訪問して、さくらんぼリズムにすっかり魅了されてしまいました。続いて岡崎市に姉妹園「ももの木」ができましたので、今度は岡崎市へ。
 1980年代は、斉藤先生の講座受講で深谷市のさくら保育園へ、また、地域講座では、岐阜市や豊川市でも絵画やリズムの講習会が頻繁に行われていました。「さくらんぼリズム」の活発な活動の日々、豊橋市でも斉藤先生の講演会を保育園の保母さんグループと共催しました。
 今私たちは、豊川市の「恵の実」保育園で、さくらんぼリズムの講習会に参加しています。地域子育て支援の中心に、「リズム」を位置づけ、今年は、新たな一歩を踏み出そうとしていた矢先に先生とのお別れとなりました。
 「さくらんぼリズム」「子どもの全面発達」「障害のある子も一緒に統合保育」など、私たちが1980年代に、地域子育て互助活動を始めるにあたって、斉藤先生との出会いがなければ、自立した活動を展開し、今日に到るまで、続けることは出来なかったと思います。
 子育て支援という言葉が聞かれるず〜っと前に、地域の子育てグループとして「互助」関係を第一にしてきたことは、今後も変わらぬ方針です。そこでは、学ぶこと・ともに育つことを、実践を通して、確かめ合ってきた歴史があります。 
 布おしめを洗い、布おしめを大きなママバッグに詰め込んでの外出、離乳食は手作りが当たり前の頃、「子持ちししゃもの会」の私たちが、読書会で最初に取り上げたのは、たけのこ保育園で紹介された「障害児の育つみちすじ」。続いてルソーの「エミール」は、仲間のリードで読み切り、文集にまとめることができました。斉藤先生のお話を聞き、子育ての大変さと喜びは、いつもはっきりしていたからこその毎日でした。斉藤先生の著書から、保育を科学することを学び続けることは、これからも続きます。
 私たちの子育て互助活動も30年を越え、第3期目に入りました。 斉藤先生から学んだことを、これからはもっと「子育て互助活動」に生かしていくことになることは間違いないと思います。


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2009年01月02日

お正月・「ここにこ」

 2009年お正月
 元旦は穏やかな日に加え、ゆっくりとした年の始まりとなりました。3箇所の畑から届いた大根など野菜中心のおせちに、山形視察の折、駅で求めた「あかかぶ」漬物を添えました。茹で大根サラダはもう一味ほしいところで残念。中サイズのすりばちいっぱいの茹でほうれんそうに胡麻と時雨を和えたところ、よく箸が延びました。もち米をイカに詰めて煮たあとでスライス。手抜きイカめしも好評でした。夕方から夜10時まで、今年の元旦のテーブルを囲んだのは11人。市外・県外の方がほとんどでしたが、厳しくなる今年を予想して、話題は遊休農地と離職者の仕事づくり、派遣労働の問題や、金融問題などに。台湾式マッサージの実演も飛び出し、つかの間和やかな雰囲気になりました。
 お正月の二日。ありがたいことに松葉の「ここにこ」は今日が今年初めての開館日です。昨夏開館日に一度体験して、今回も楽しみに来豊した5歳の幼児と大人二人が一緒に、風が吹き始めた午後、渥美線に乗って行きました。常盤アーケードにさしかかると、「ここにこ」の赤い鬼の門がよく見えます。道中、案内の垂れ幕の位置や、道路を安全に横断する上で必要なこと、あったらいいお店は・・・・などと、大人の会話も弾みました。「ここにこ」前のバス停には日よけやベンチがないことを、指摘されて、初めて気づきました。
 今日の「ここにこ」はいつもより来客が少な目とのことでしたが、かえってゆったりと楽しむことができました。2時間ほど、私はこま回しや凧の展示をみたり、体験ブースで付き合ったり。常連さんが増えている子育てプラザでは、お父さんが子どもと一緒に遊んだり、寝そべって子どもの動きを追っているいる姿が目に入りました。家庭と社会をつなぐ中間の場として、ここのあったかい空間が定着したようです。
 5歳の幼児にとって、楽しみ尽くしても、まだまだ遊び足りない気持ちが残る施設になっていました。年齢ごとに楽しめるゾーンが増えるので、子どもの成長とともに、リピーターも増えることと思います。何より大人の目線がいたるところで、さりげなく注がれていることに心がやすまります。また、ひとり一人への言葉かけや遊びの助けも、子どもの心に直接届くように、よく配慮されており、耳に届くたびに嬉しくなってきます。
 殺伐とした時代に、ここでは、あったかい空気と優しい言葉があふれています。プログラムにも手作り感がいっぱいです。「ここにこ」の今年の成長を願います。私の豊橋自慢がまたひとつ増えました。
 


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2008年11月24日

めろんの会11月例会

不登校を中心に子どものことを考える親と教師の懇談会
「めろんの会」の11月例会のお知らせが届きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●とき:11月28日(金) 15:30〜18:30(出入り自由)
●内容:
・親の懇談会    15:30〜16:30
・親と教師の懇談会 16:30〜18:30
・豊橋市立高校/河合先生 17:00〜
  最近の入試状況、入学後の生徒さんたちの様子、学校の支援体制についてお話があり、質問にも応じて頂きます。
●場所:ライフポートとよはし 豊橋市教育会館第1会議室
●お問合せ:教育会館 TEL:0532-33-2113 FAX:0532-33-1631

◆親側の世話人窓口を担当されている原さんの「めろのたより」NO.167も一緒に届きました。抜粋して書き写します。
 ・・・・めろんの会がスタートしたのは1994年11月。14年目になります。めろんの会の発足に関わったものが希望したことを改めて書いてみます。
1.地域・家庭の私たちと教育機関、専門機関のみんなで、子どもの立場にたった、学校教育の在り方を考える場としたい。
2.あくまで自発的な参加と、親と教師の率直な意見が交換される場となることを願う。まず、お互いの立場の理解から始まることを忘れずに。
3.子どもを持つ親が基本となって、何のために《学校教育》について考えるのかを、見失わないようにしたい。
4.親のエゴを見つめ、子育ての社会的な面についても考えられるように、親が一人の人間として育つ場にしたい。
5.教育の専門家としての教師にとどまらず、それを超える人間性との出会いの場になりますことを!

■めろんの会が発足する前後、私はまどか文庫で不登校の子どもさんの相談を受けると、家庭と学校への訪問が多くなりました。直接子どもたちと接するだけでなく、家庭と学校の現場で、具体的な状況を聞き取りながら、「子どものことを中心に話し合う場」を広げることに努めていました。「登校拒否」「管理教育」という言葉が使われていた頃です。
 めろんの会が刻んできた年月に、「不登校」「いじめ」「学級崩壊」「発達障害」から「学校の安全」「ネットや携帯」と、次々に子どもを巡る問題への対応が求められるようになりました。合わせて「二学期制」「小学校からの英語導入」「ブラジル籍児童生徒の増加」「給食問題」など、社会と時代の急速な変化やそれに伴うさまざまな問題が地域や家庭を通り越して、学校にあふれ出てきている現状です。「めろんの会」の活動が継続されてきた第一は、「親と教師の懇談会」であることが大きいと思います。すぐには問題の解決にならなくても、「子どもの立場に立つ」ことへと向っていく、そのプロセスをこれからも大切にして頂きたいと願っています。

◆めろんの会・世話人の原さんは、「困っていることは不登校に限らず、安心して話せる場としてこの会がお役に立てたら」と書いていらっしゃいます。

■会合に参加して、お話を聞くだけでもいいのです。私もそうした方と参加したことがあります。困っている方がいらっしゃいましたら、是非、めろんの会についてお伝え下さい。








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2008年11月11日

11月18日虐待防止講演会

豊橋市役所1階の標語 豊橋市役所1階のオレンジツリー
11月11日(火)
 早々とクリスマスツリーが市役所東館ホールに!?
よくよく見れば、オレンジリボンツリー。
見上げれば、虐待防止推進月間の標語。
 
 広報11月1日号 20ページ
 児童虐待防止講演会のお知らせがあります。

と き:11月18日(火)午後1時〜
ところ:市役所講堂(東館13階)
講 師:西澤哲さん(山梨大学教授)
内 容:子ども虐待の早期発見と子どもへの支援〜「こころの問題」を中心に〜

申込み:TEL 51−2327(子育て支援課)

■とよはしCAPの方から、この講師の方のお話を逃さないでと、紹介いただき、さっそく申し込みました。私たちは子育て支援のなかでも、「家庭訪問支援」の観点から「ホームスタート」の取組みを始めて2年目になります。「虐待」への理解を深めるよい機会と考えます。
 まだお席に余裕があるとのことです。
是非、ご参加下さい。
 
 
 写真:豊橋市役所1階のオレンジツリーと標語


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2008年10月15日

雑巾がけから始まるリズムの日。

10月15日(火)午前10時〜12時
 高師緑地公園北入り口にある生活家庭館で行われた「まんまリズム」に参加しました。まずは広い体育館で雑巾がけです。掃除と運動を兼ねて、皆さんが集まる前の準備。秋が深まってきましたので、ちょうどよい運動です。
広い体育館で雑巾がけ
 広い体育館を走り回っていた子ども達は「たんぽぽ」の歌に合わせてピアノの前に集まってきます。絵本や「ひらいた〜♪ひ〜らいた」などのわらべ歌遊びをはさんで一時間のプログラムが進みます。
 走りまわる上の子と乳児を連れたお母さんにとっては、ここは安心できる場所。男の子達はお母さんから離れ、一緒にプログラムから抜け出し、部屋の隅っこめがけて走ります。
部屋の隅っこめがけて走ります
 それでもピアノが聞えてくるとちゃんと輪にもどってくるのです。ピアノに合わせて跳んだり(うさぎ)、走ったり(トンボ、汽車)、歩いたり(アヒル)。ゼロ歳から60代までの私たちも含め30名ほどの参加者は、年齢に合わせて、それぞれができるところで楽しみました。
 今日の支援スタッフは7名。全員が子育ての頃に、この生活家庭館で子ども達と思い出を作ってきています。こうしたことが活動継続の原動力となっていて、ピアノを弾く、プログラムを進める、子ども達をだっこする、遁走する子を見守るなど、臨機応変に対応しています。
 生活家庭館でまんまリズムが始まってから今年で25年目になりますが、仲間とともに、自分たちでプログラムを立て、運営してきた「互助子育て経験」を生かすため、新たな段階に入ったことを感じています。
 といいますのも、公共施設や園などで行われている「地域子育て支援」が見直しの時を迎えることになるのではと思うからです。私たちは今、自主的な活動を支援し、自立した子育てに向って支援するための仕組みづくりを模索始めています。
 同時に、私たちが望む(仮称)「豊橋子ども(の幸せ)条例」ができること、そしてその中に「豊橋の子ども達が心身ともに豊かに育つためには」がしっかり位置づけられることを願っています。
 家庭館の利用頻度が高く、会場予約が困難なため、毎月、決まった活動を展開できないことが最大の悩みですが、子どもたちの心身の、全面発達に大きな力がある「まんまリズム」を安定して伝えていける日が来ることを願っています。


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2008年09月25日

NPOってなぁに?!

学習会「NPOって?!」
9月25日(木)
 今日は一日、事務所でした。朝から訪問の方が続く中、午前中は、「NPOって?!」(NPOまんま主催)の学習会に参加しました。講師は特定非営利活動法人手しごと屋豊橋の内藤節子代表です。 内藤さんは長年の研究テーマである女性学を基盤に、地域福祉活動において、女性が自立できるための仕組みづくりを温めてこられました。迅速・的確な判断力と行動力によって、関わる人々が「ミッション」を自分の手元に引き寄せてこられたお話には、思わず力をこめて聞き入りました。豊橋市の地域・高齢者支援のまちづくりは、今後、手しごと屋豊橋の発展とともにあることが、おおいに納得できます。そうなって初めて、「いつまでも住み続けたいまち」が実現すると考えます。


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2008年09月13日

福岡保育園の運動会

福岡保育園の運動会
9月13日(土)8:30〜11:30
 校区内の福岡保育園の運動会にお招きいただき、始まりからおしまいまでの3時間、たっぷり楽しませていただきました。はじめはうす曇で涼しい風が吹いていましたが、やはり暑くなってきました。それでも、運動場のこどもたちは、はつらつとして、元気いっぱいです。集団の中で育まれる力が伝わってきました。
 かけっこや綱引きなどの定番に加え、手作りの小道具を使っての遊戯や、お話をアレンジした競技「おおかみと78匹の子ぶた」、ほほえましい親子競技「なかよしパンツ」「毒りんごでチュー」などもあり、お母さんたちと一緒なって声援を送りました。
 障害物では、太陽組の皆さん(年長さん)が、うんていや、跳び箱、ゴムとびなど、自分で挑戦する高さを決めて、進んでいきます。また、「”?”でリサイクル」は、なんと、ごみ分別が親子競技となって取り組まれていました。(写真)
 9月議会で「ごみゼロのまちづくり」を取り上げ、いよいよ、これから、リサイクルから一歩進むまちづくりを具体的に提案したいと考えていたところでしたので、大きなヒントを頂きました。


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2008年08月26日

9月4日:座談会:絵本作家ひぐちみちこさんと。

平成20年度 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業  まちかど講座6
主 催:特定非営利活動法人「NPOまんま」 
            
座談会 「子育て・親育ち」  
〜絵本作家・ひぐちみちこさんといっしょに〜

と き:9月4日(木)午後1時半〜3時
ところ:ありがた屋(渥美線南栄下車徒歩1分)
内 容:絵本作家・ひぐちみちこさんを岐阜からお迎えして、“お母さん”であることを楽しむために、子育ての智恵を学びあう座談会です。
参加費:無料
お子様連れも歓迎です。ご参加をお待ちしています。  

後援/豊橋市・豊橋市教育委員会・豊橋市社会福祉協議会

■問い合わせ&申し込み■
NPOまんま事務局:豊橋市町畑町森田38-72 TEL&FAX:0532-48-1203

■NPOまんまの多世代交流施設「ありがた屋」では、@駄菓子屋を木・金曜日14:30〜17:30開店、
A乳幼児の集いの広場(かんかんかん)を毎月第1・第3金曜日午前10:30〜11:30開催中。
都合により変更することもありますので確認下さい。(電話:48−1203)






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2008年05月03日

子育て支援:子連れの方の声に学ぶ

■ふたりの女の子連れのお父さんと図書館で。
 入り口カウンターの前の特別コーナーで、アストリッド・リンドグレーンの大型写真本が目に入り、その前で頁を繰っていると、ふたりの幼女に「今日はお父さんが本を借りるんだよ」と小さな声で言い聞かせているお父さんの声。図書館を出るとき、自転車置き場でばったり。ふたりのお嬢さんに話しかけ、お世話される様子から、なんと子育ての上手なお父さんかと思って声をかけたところ、近くにお住まいで、よく図書館を利用されているようです。30代初めとのこと。上にお二人のお子さんがいらっしゃると聞き、またまた感心しきり。
 5月2日付けの日経夕刊「パパの子育て通信簿」で、精神科医の石川憲彦さんが、ファザーリングジャパン代表・安藤哲也さんと、子育ての点数化について対談されているのを興味深く読みました。私は「子育てにパパの出番」が多くなっていることを嬉しく思っているのですが、石川さんは、この「パパブーム」に加われない親たちに経済格差が広がっていること、また、早い段階から父親が子どもを社会化しょうとする問題などを指摘されていました。

■幼い男の子を抱っこしたお母さんと市役所1階トイレの前で。
「トイレに子ども用のチェアーはないのですか?」と聞かれて、一瞬私は、「? 」。
 「あるはずじゃん」と思って見る。が、ない。1階の授乳コーナー、乳児休憩室、多目的トイレなどを調べてみる。おしめを換えるためのベッドはあるが…。やっぱいないじゃん。たっちができる位の幼児連れの親のために、小さなベルト付き椅子は、今ではどこでもあるのに…。市役所の1階のトイレにも無かったとは。市役所に「通勤」するようになってこの10数年たつのに、全くこのことに気づかなかったことを多いに反省しました。


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駄菓子店訪問開始

だがしろう成果報告書 駄菓子屋 
 5月1日(木)晴れ・曇りのち雨
 駄菓子屋を「子育て支援とまちづくり」につなげて関心を持ち、ある会合で口にしたことで、駄菓子屋を開いてみたいと考えていた大学生グループと出会うことになりました。彼らは豊橋市制100周年(平成18年2006年)提案イベントとして企画、4月から12月までの9ヶ月間、駄菓子屋を開店するために、空き店舗を探していました。2005年12月、学生さんたちの訪問を受けた時のうれしかったことは忘れることができません。
 その後の経過は活動記録「だがしろう」(写真)に詳しく書かれているとおりです。昨年NPOまんまがこの「だがしろう」の跡を継ぎ、「ありがた屋」として開店準備を始め、7月31日にオープン。第1代店長のもと、再び活気あふれる駄菓子屋が誕生。今年4月、2代目店長に引継いだことに加え、「駄菓子屋で子育て支援」の試みが福祉医療機構の助成事業として認められたことで、今年の一年間は、安定した活動が継続できることになりました。
 たとえ週2回の数時間でも、放課後の子ども達と、一緒に過ごすことで、私たちはいろいろなことを考えるきっかけをもらっています。私はこの夏、市内の駄菓子屋さんを訪問して、地域の子育てステーションとしての、駄菓子屋の果たす役割を調べたいと思っています。
 5月に入ったとたんに、ガソリンスタンドは昨日の長蛇の列から一変、ガラガラ。今朝は風もなく、日差しも弱く、市内を回る予定もあり、自転車日和。まず市役所へ。庁内で用を済ませてから、母子保健センター、カリオンに寄り、駅西のお世話になっている方のお見舞いを済ませて、一軒の駄菓子屋に立ち寄りました。
 ここは冬場の焼き芋がおいしいことが評判です。この道40年の女性店長と10数分おしゃべりしている間に、20名近い子ども達が入れ替わりやってきます。ガソリン+駐車場代分の500円はここで買い物をしようと決める。居合わせた6年生の女の子二人に教えてもらいながら品定め。10円戻ってくる当たりくじ1回、「ミルクパン」は8回とも外れ。黒豆の大きな菓子袋、ヨーグルト、小さなチョコ菓子6個、ミニ菓子袋2個に…と、持ちきれない。店のおばさんが袋をと用意してくださるのを断って、大判のハンカチを出して包む。「エコだ〜」と、女の子の声が飛ぶ。お店の賑わいをカメラに収めて、図書館まで5分。
 図書館では、今、本が10冊まで借りられます。パソコンで「駄菓子屋」の文献を検索。2階のレファレンスで借りたい本の1冊は、愛知県立図書館にあると分かり、図書館間の相互貸借で、金曜日には届くとのこと。「駄菓子屋楽校」(松田道雄著/新評論/600頁)←(写真)を借りる。2年前借りたのに、読み切らずに返却していたことに気づく。読んでみると、その面白いこと!連休中の楽しみが増えました。
外に出ると、雨が…。雨具はなし。図書館が午後7時まで開いているのは有難いこと。日が長くなり、時間を忘れてしまいます。幸い大降りにはならず、南栄まで、無事、戻ってきました。50肩(?)の治療中で、自転車での遠出は避けていたのですが、これでまた、少し自信がつきました。
 


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2008年01月11日

昔遊びの日に春待つ花木

080109栄小1月の花木_モチ 080109栄小1月の花木_2

080109栄小1月の花木_3 080109栄小1月の花木_4

1月9日(水)午前9時半〜10時50分
 地域の老人会の皆さんと一緒に小学校の体育館で行われた「昔遊び」に参加しました。広い床に緑のカーペットが口の字型にぐるりと敷かれた会場で、各町の皆さんが持ち寄られた昔遊びの遊具を使って一年生のみなさんと一緒に遊ぶのです。広告を使って箱や紙飛行機を作ったり、お手玉から、「はないちもんめ」などのわらべ歌遊び、ボール遊び・・・といっぱい。子ども達のえがお。元気な声。なんていい雰囲気なんだろうかと、新米老人の私は子どもに返って楽しみました。紙飛行機遊びのあと、「はね付きふうせん」を作っているところで時間となりました。
 お正月の昔話で私が一番好きな「天福地福」を、語ることもできそうだと思えたほど、雰囲気はゆったりして、和んでいました。
 その嬉しい気持ちで自転車に乗り、帰ろうとした時、校門の内側に、モチノキを見つけました。お正月らしい木の名前に引かれて写真を撮りました。ふと下を見ると、春に向って目を出し始めている花木。その隣には椿の木。茂みの間にひっそりと、凛としたロウパイの4点セットと続きました。「昔遊び」のお陰で、ゆっくりと春待ちの花木に出会うことができました。
 私は小学校の頃、校長先生と共通する話題は椿の花の挿し木でした。校長室に入りびたり、いろいろな品種の椿を持ち寄って交換をしたことを思い出します。校長先生のお名前は田中育次先生。一学年、月組と星組の二組しかなかった小学校の思い出です。


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