2006年09月08日

市議会報告

午前:環境経済委員会
午後:総務委員会


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2006年08月30日

則子の9月議会一般質問


1.庁内部署の連携について
省庁の通知等が市民生活・福祉向上のために生かされるため、関連部署の責任を明確にした連携と、市民への周知徹底が必要である。
(1)03年農水省通知「住宅地等における農薬使用について」を受けて行われた、公共施設等における現況調査と、庁舎、小中学校、社会教育施設、公園・街路等における今後の取り組みの課題について
(2)05年10月1日施行「豊橋市小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業」の事業内容の関連市民への周知徹底のあり方と、今後の事業の取り組みについて

2.専門職員等の配置について
(1)消費生活相談員の複数配置に向けた取り組みの進捗状況について
(2)豊橋市児童相談所開設を視野に、虐待相談を担う部署の機能充実を図るために、臨床心理士、児童福祉士の配置の考えについて
(3)現在59名の保健師が保健、医療、介護、福祉の7課におかれ、増大する緊急課題への対応に日夜迫られています。早期発見・対応の出発点となる、4ヶ月健診の未受診家庭が二桁に減少したことを評価し、未熟児、ハイリスク児等への保健師による訪問指導活動の充実に向けた、保健師の適正数、研修等の課題について
(4)22中学校全図書館に市内全小学校図書館を巡回する司書が適正配置され、その効果が全市内に及び始めたことをおおいに評価します。しかしながら、勤務実態は、交通費支給・社会保障なし、18時間×35週に対して、学校現場からの要請に応え切る限度を越えています。小学校への司書配置を視野に入れ、認識と対応について

3.児童生徒の定期健康診断結果について
(1)ぜんそく、アレルギー性皮膚炎・結膜炎・鼻炎に関して地域、年齢、近年の傾向等に対する対策について
(2)「小児生活習慣病」への早期発見・適正対応について
    01年「とよはし健康ビジョン」指摘の「小児生活習慣病」は、03年「健康のまちづくりプロジェクト」の糖尿病抑制策として、積極的に取り組みが進行中です。本市小学生の7人に一人は肥満児、20人に一人が超肥満児で、男子ではこの10年で倍近くになっています。血液検査等も視野に入れた早急な対策への認識と対応について


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2006年08月12日

「のりこ市議会だより」(議会レポートNo42)発行 市内版。

「こども関連施設等」についての、最新情報を紹介しました。


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2006年08月11日

「のりこ市議会だより」(議会レポートNo41)発行 栄校区版。

皆さまからご質問を頂き、「開拓農協の解体工事」を取り上げました。裏面は、ドットジェイピーから派遣された2名の学生さんの紹介です。

◆今週のご質問にお答えします◆
(1)電話:開拓農協跡地が普通財産になったということは、市が買い取ったということですか?
→そうです。14年前、土地開発公社の買取価格に、支払い利息、駐車場造成工事費、耐震調査、事務費など、計6020万円が加わりました。
(2)葉書:南栄空池住宅1棟2棟間の公園樹木が伸びすぎ。子どもの安全のために切ってほしい。
→一昨年から市営住宅地内の公園管理が、公園緑地課から住宅課に移り、対応が変わりました。緑の保全と環境づくりの観点から、住民参加なしには取り組めない状況です。もちろん、安全面からの対策は、町内会からの要望に応える形で取り組まれています。


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2006年05月31日

6月議会一般質問項目です。

渡辺則子は、6月5日(月)、11時ごろより、市民病院腎臓内科部長による収賄事件についての緊急質問に続いて、一般質問を行います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.公共施設における農薬の扱いと市民の健康を守るための諸課題
  (1)2003年(H15)「住宅地等における農薬使用について」(農水省通知)を庁内で
徹底周知し、通知に沿った対策を早急に講ずる必要に対する認識について。
(2)緑のまち・豊橋の街路・公園の樹木管理は業者委託されているが、市として、「通知」に沿い一貫した管理方針を明確に示すべきと考えるが認識と対策について。
(3)公共施設における農薬使用に関しては、子ども・妊婦・敏感な人への影響を第一に考え、早急に現状を改善し、市民への周知が必要と考える。
ア.公共施設でパラジクロロベンゼン(防臭剤)を使用しないこと。
イ.学校校庭内の樹木管理を教育面(健康・生物・環境)から取り組む考え。
ウ.市民病院・図書館等における樹木を無農薬管理に転換するための課題。

2.宝くじ収益を運用する(財)愛知県市町村振興協会と本市の会費・借入れ状況について
(1)平成16年に県協会の会員及び会費制度が導入されることになった経緯と昭和54年度から現在までの本市の会費総額について
(2)県協会からの市債借入れの現在までの総額とその主な使途、借入れ利率の設定に関する本市の考え方について
(3)予算書に記載されない会費を、明文化し、適正な額にするための、本市の取組みについて

3.「こども関連施設等」における「等」のハード・ソフト両面の具体策について
  (1)「子育てゾーン」子育て支援課を中心に施設建設と運営のための検討会議を設置し、専門家、市民、職員の官民協働事業として取り組むこと。
(2)「まち体験ゾーン」装置からの発想を転換し、子どもに優しいまち体験モデル事業を、実際の営業種目として導入し、職業体験ともつなげるための再検討を。
(3)「図書コーナー」専門職を配置し、テーマを科学遊びや花に特化し、4世代交流サロンとして常時利用を可能にするために、さらなる充実を図る。
(4)日本一子どもに優しい施設建設に向けて、シックハウス対策を十全にし建材等厳選し、重度心身障がい、アレルギー、化学物質過敏症等の子ども達が一日安心して過ごせる施設を目指す。
(5)市内子ども施設の核「子育て・子育ち支援の総合センター」とする。
   「子どものことなら、いつでも・だれでも・なんでも・どこでも」を合言葉に、総合相談窓口、情報収集・発信、研修等を充実する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。


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2006年05月16日

「ヒントは絵本のじぷた」水槽付消防用ポンプ車2台更新を質問

20060516_1.jpg 20060516_2.jpg
20060516_3.jpg
絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」(渡辺茂男さく山本忠敬え)からヒントを頂き質問しました。
 ■石巻と二川出張所の2台のポンプ車が老朽化したため、指名競争入札で7千万円余の契約が決定。15年ほどまえに、2500万円前後で購入され、370キロの走行。導入されるのは、ディーゼルエンジンは、自動車Nox・PM法対応型で、水槽容量は3立方メートル。積算は、大雑把に見て、シャーシー部分と水槽がそれぞれ1000万円余、取り付け部品が1500万円余に、リサイクル関連の経費も含まれ、一台3500万円余。
 ■問題は、大型化の必要性があるかどうか。3月予算審査で議論すべきところ、手が回りませんでした。今回は契約の段階ですが、それでも疑問点だけはと声を上げました。二川は、特別防災地区の、初期消火対策地区に当たります。つまり、細い路地などが入り組んでいるため、初期消火活動が最重要視されている地域です。更新するポンプ車が担当する地域で、どの位大型化したポンプ車が活躍するのか。小型車「じぷた」が絵本の中で活躍する姿を重ねて考えました。
 ■消防車更新は「解体」が入札の条件です。もったいないと思います。鉄くずになっても数万円にしかならないと聞きました。いざ!というとき、大活躍できるよう、常に、丁寧に、点検・整備が施されている車ですから、再使用は十分に可能です。たとえば、松葉のこども関連施設内に設置し、子ども達が直接触れたり乗ったりできる「まち体験の装置のひとつ」とするのはどうでしょうか。
 ■ガソリン車に比べて、ディーゼル車は、窒素酸化物などの排出が多い点がありますが、燃費効率の良さにより二酸化炭素排出量が抑えられるという効果も大です。ガソリン優位の日本製油プロセスで、外国に比べてディーゼル油の精度が抑えられている問題が根本にあるとも聞きます。
 ■自動車リサイクル法に沿って廃車になる段階で、リサイクル料金に含まれるシュレッダーダスト処理がどのように行われているのでしょうか。中間・最終処理段階で、産廃として一番問題になる部分です。排出者の一人として、この廃車にいたる部分に関心を持つ必要を感じました。
 *写真:二川出張所にて、更新されるポンプ車の前で/購入される車が紹介されているカタログ/絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」'82年2月ユネスコ協会からまどか文庫へ頂いた本。


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「ヒントは絵本のじぷた」水槽付消防用ポンプ車2台更新を質問

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絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」(渡辺茂男さく山本忠敬え)からヒントを頂き質問しました。
 ■石巻と二川出張所の2台のポンプ車が老朽化したため、指名競争入札で7千万円余の契約が決定。15年ほどまえに、2500万円前後で購入され、370キロの走行。導入されるのは、ディーゼルエンジンは、自動車Nox・PM法対応型で、水槽容量は3立方メートル。積算は、大雑把に見て、シャーシー部分と水槽がそれぞれ1000万円余、取り付け部品が1500万円余に、リサイクル関連の経費も含まれ、一台3500万円余。
 ■問題は、大型化の必要性があるかどうか。3月予算審査で議論すべきところ、手が回りませんでした。今回は契約の段階ですが、それでも疑問点だけはと声を上げました。二川は、特別防災地区の、初期消火対策地区に当たります。つまり、細い路地などが入り組んでいるため、初期消火活動が最重要視されている地域です。更新するポンプ車が担当する地域で、どの位大型化したポンプ車が活躍するのか。小型車「じぷた」が絵本の中で活躍する姿を重ねて考えました。
 ■消防車更新は「解体」が入札の条件です。もったいないと思います。鉄くずになっても数万円にしかならないと聞きました。いざ!というとき、大活躍できるよう、常に、丁寧に、点検・整備が施されている車ですから、再使用は十分に可能です。たとえば、松葉のこども関連施設内に設置し、子ども達が直接触れたり乗ったりできる「まち体験の装置のひとつ」とするのはどうでしょうか。
 ■ガソリン車に比べて、ディーゼル車は、窒素酸化物などの排出が多い点がありますが、燃費効率の良さにより二酸化炭素排出量が抑えられるという効果も大です。ガソリン優位の日本製油プロセスで、外国に比べてディーゼル油の精度が抑えられている問題が根本にあるとも聞きます。
 ■自動車リサイクル法に沿って廃車になる段階で、リサイクル料金に含まれるシュレッダーダスト処理がどのように行われているのでしょうか。中間・最終処理段階で、産廃として一番問題になる部分です。排出者の一人として、この廃車にいたる部分に関心を持つ必要を感じました。
 *写真:二川出張所にて、更新されるポンプ車の前で/購入される車が紹介されているカタログ/絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」'82年2月ユネスコ協会からまどか文庫へ頂いた本。


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2006年05月14日

ねずみ一匹?議長選と議会改革

 見上げれば緑、傾げば花。通り抜ける風心地よし。一年で一番命の輝きがあふれるこの時期。市議会は、議長選を控えて、熱々の毎日です。
 「豊橋市議会はまた、もめてるのね。」「議会改革とどうつながるの?」「新聞読んだけど、少数派のあんたらが決め手だって・・?」
■絵本「おおきなかぶ」を思い出しています。ロシアの昔話。・・・大きなかぶができました。おじいさん、おばあさん、孫、犬、ネコと順に加勢しても抜けません。最後に登場したのは、一匹のねずみ。やっとかぶは抜けました。・・・・
この絵本を、30年前、桑名の小・中学生の読書会で取り上げ、話し合ったことがあります。
◆ねずみ1匹分の力が不足していた?
これは、単純な足し算理論。結果となった事実の一端は担うものの、それほど単純ではない。
◆小さな力を侮るなと言う教訓?
たしかに、おじいさんから順に、小さな力が加勢する順になってはいますが・・・。
◆ネコとねずみの「関係」を超え大事を成し遂げる!
昔話では、ネコがいつでもねずみと「犬猿の仲」というわけではありませんが・・・。ロシア的な意図あり?

私の結論。「ダイナミックな力関係」と「プロセス」
ねずみ一匹の存在は、他の登場人物・動物と、同じ重さであること。それぞれの持つ力が、それぞれが100%発揮することで、初めてひとつの事業が成立する。かぶを抜く際、それまでは、足し算の理論で進んできた。まだ、抜けない。まだ、抜けない。だから、だから・・・と次々に、力を求めた、その最後が、もっとも力がないはずの「ねずみ」。ねずみは、全身力を発揮した。その力動が、新たな力を興した。それまで、たとえ、それぞれの力が100%発揮されていたとしても、新たな力の影響で、それ以上の力が生み出されることになった。100%は、常に固定しない。あくまで状況下における、最大値である。
 かぶは、何度も何度も引き抜かれそうになったが、お話は「まだまだかぶはぬけません。」を繰り返す。その間にも、かぶが地面から離れるための「プロセス」が進行していたはず。だが、昔話は、決してこのプロセスを、徐々にとか、半分とかと、中途では、具体的に示さない。ゼロか100なのです。そうでないと、最後に、「やっとかぶはぬけました」の全員参加の偉業につながらない。その偉業を生み出した総力を、一人のリーダーやボスに集中させず、全員の喜びへとつなげる展開になっている。だからこそ、誰もが、そこに自分を発見し、読み継がれることになり、語られてきたのだと考えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★豊橋市議会議長選の決め手は、何と言っても、改革を旗印にして、常に、問題を提起してきた清志会にあります。とよはし市民会議の1票は、議会改革に対して、ここで、一気に、加速するのか、旧態を温存させて、穏便に済ますのか。市民の期待にどう答えるのか。ここまできたら、あとは、さっぱり、改革断行しかないと考え、議長・副議長選に、だれに投票するのかを、2段階で決めました。
 騒動のあと、ネズミ一匹でなかったね!とならないように・・・。チーズを求めて動き回る鼠の絵本もいろいろ。また紹介しましょう。私の大好きなねずみ君は、何といっても、絵本「フレデリック」レオ・レオ二作、谷川俊太郎訳に登場する詩人野ねずみ。おやおや、♪ぼくらの名前はぐりとぐら・・・♪の歌も聞えてきます。今、のねずみさんの絵本の世界にこれ以上入りこんでしまっては・・・。明日の5月臨時会議案の勉強を再開します。


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2006年03月04日

06年3月議会一般質問項目

1.「安心・安全なお産」を支える周産期医療の諸課題について
   (1)1998年より市民病院が東三河全域の地域周産期母子医療センターとして果たしてきた実績と急性期患者受け入れに関する課題
   (2)産科、小児科の医師不足対応として進められる医療資源の集約化・重点化における東三河の現況と市民病院の課題
   (3)周産期医療はハイリスク妊娠と医療ミスに関わる訴訟の比率が高く、日本医師会は「無過失保障制度」創設を要望しているが、市民病院における安全・安心なお産のための現況について

2.多重債務者救済のための事前・事後対策について
   (1)市民・消費相談事業における現況と課題
   (2)広報等で「相談すれば助かる」メッセージ発信の効果
   (3)独居高齢者対象のネットワークの必要性
   (4)金銭管理教育と社会福祉施策(貸付等)の現状とあり方
   (5)「本人」による自己破産等の相談・手続き上での課題

3.公立病院における「緩和ケア」について
    国立病院機構豊橋医療センターに緩和ケア・ホスピス病棟が開設され、病院ボランティア活動への市民意識が高まってきています。緩和ケアに対する新しい取組みの意義とその認識について
    
4.新しい「公共」づくりを進めるための諸課題
「活力と夢を育む協創のまちづくり」実現のためのステップとして、具体的な課題について
(1)総合文化学習センター整備が段階的整備計画に変更したことによる、中央図書館、こども関連施設への影響について
(2)市民参画で進んできた計画が「財政難」により変更することに対する説明責任について
   (3)子どもの頃から「市民」としての自覚と責任を持つための生涯学習を、社会・学校教育の一貫性のなかで位置づけ、新らしい公共の担い手として学び、地域社会に参画する機会を保障する、「豊橋市教育基本構想」を策定する考えについて


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2006年02月18日

3月議会日程お知らせします。

皆さん!
3月に市役所にいらしたら、是非、7階・8階へおいでください。傍聴できる日がいっぱいあります。詳しい時間や内容については、議会事務局へお尋ねくださいね。電話:51−2922

************************

<3月議会日程>以下の会議はすべて傍聴できます。
 ■8階 □7階  開会:午前10時、午後1時

□2月22日(水)議会運営委員会
□2月28日(火)議会運営委員会
■3月 1日(水)本会議「市長予算大綱説明」 
□3月 6日(月)議会運営委員会
■3月 7日(火)本会議<一般質問>
■3月 8日(水)本会議<一般質問>
■3月 9日(木)本会議<一般質問予備日>
□3月10日(金)予算特別委員会/議会運営委員会
■□3月13日(月)本会議のち予算特別委員会
□3月14日(火)予算特別委員会
□3月16日(木)予算特別委員会
□3月17日(金)予算特別委員会
□3月20日(月)予算特別委員会
□3月22日(水)予算特別委員会
□3月23日(木)予算特別委員会
□3月24日(金)常任委員会
□3月27日(月)議会運営委員会
■3月28日(火)本会議最終日


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2005年12月26日

もっと市民を!もっと市民に!もっと市民と!

第4次基本計画後期改訂版(素案)とよはし市民会議の意見
        
  
これからの5カ年の豊橋市のまちづくりについて12月議会の一般質問をもとにまとめました。

2005年12月26日
とよはし市民会議 (代表:渡辺則子)
〒441−8108 豊橋市町畑町森田38−72
電話ファクス0532−48−1203
e-mail:watanabe@toyohashi−noriko.net  
http//www.toyohashi−noriko.net/
   


は じ め に
 
2006年は、豊橋市市制100周年です。新しい取り組みを始める良い機会と考え、市民協働を核に、今後5カ年の計画が進むことを期待しています。
介護保険が導入されたとき、この制度はまちづくりの進度・深度と市民度の指標になると言われました。本市行政に対する市民の期待と評価は、この介護保険制度をみるだけでも、上昇しつつあると感じています。さらに、こうした取り組みが市民本位で進められる事は、とよはし市民会議のまちづくりとも一致するものです。この観点に立ち、今後5カ年の本市の基本計画に対する意見を、以下の項目についてまとめました。


■ 期待する基本的な考え ■
 もっと市民を!もっと市民に!もっと市民と!
「総合計画」をいつでも、分かりやすく、知らされることによって、市民参画が進むことを実践していただきたい。
 この際の市民とは、0才からを含みますが、計画等の文書を読んで理解でき、意見を届けることができる段階を中学生からと考えます。
 5カ年の取り組みが時系列的・具体的な取り組みに沿って、その進捗状況がわかるように、常時市民に情報が公開されることが必要です。
 広報、ホームページなどを、この際、市民協働で、経費節減・効果抜群となるよう、思い切った取り組みを。抜本的なアクセス向上策なしに広報に効果を求める事は、市民感覚と時代の流れに逆行すると考えます。

■ 各項目について ■
1.まちづくりのさらなる主役は女性と子ども!
●総合計画の考え方が、現実に沿った形と内容で具体的に取り組まれるために、思い切った機構改革で臨むこと。女性・子ども施策を重点的に。
●男女共同参画推進の条例具体化により、女性の地域・社会への参画・起業を進め、まちづくりの底力となる実例を創出すること。
●「子育て応援町内会」を市とシルバーの協働で進める仕組みを作ること。

2.「協働は市役所から」現職・退職職員のまちづくり実践支援策を!
●行政情報と経験を蓄積した市民として、まちづくりに大きな貢献が期待できる市職員は、最大の市有財産。斬新な発想による展開を期待する。
●各論7章「地区別まちづくりの方向」にとって、地方自治法にもとづくまちづくりを、市役所から地域へと、実践の場を移すことが必要。また、経験豊かな職員退職者の、NPO法人化等による支援を通して、行政経費の節減を図ることが可能となる。

3.“税収減でも市民満足度を向上” 発想の転換で市民市政参画実現を!
●NPO等への事業委託などを通して、行政・市民の協働を進めること。
●市有財産の有効活用策を広く公募し事業化する、豊橋方式の確立を。

4.安全・安心のまち=監視社会でなく、あったかいまちづくりをめざすこと。
●人がまちにあふれること。どの人もまちに出ることができるようなハード・ソフト両面の施策が重要。警備・警報等の経費は、一時的な安心と、他人任せ・難を不運とする考えしか生み出さない。柔軟な発想によるまちづくりへシフトすることこそ、「安全・安心」の鍵。市民公募の様々な安全・安心のまちの「しかけ」を取り入れ、「あったかいまち・豊橋」を全国に紹介する年の初めにすること。

5.「海、川、山、田畑の健康=人の健康」の源の問題解決に着手すること。
●豊橋市の優れた環境を守り抜くための、一大決意を、この100周年で行い、現在、進行中の環境破壊(=農業と健康の破壊)を、いち早く止めるための仕組みを、市民協働で豊橋方式として打ち立てること。

6.市街地の活性化を南東両方向からの導線で。
●松葉のこども施設をまちづくりのシンボルと位置づけ、渥美線、市内電車線を導線として有効活用。路線上の商店街の活性化策に取り組む。

7.平和のまちづくり宣言は、図書館・市民館等の文化施策の充実から。
●平和は全ての人の願いにもかかわらず、戦争への法整備だけは着々と進む現状を憂う。今後の5年間、人間の尊厳について、戦後最高の叡智が求められる。非戦都市・豊橋実現のために、文化施策の充実を。


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2005年11月30日

12月議会一般質問項目です。

1.「第4次豊橋市基本計画」後期改訂における子ども・総合計画のあり方

(1)10代を含む市民・行政が共有できる「総合計画」策定の考えを伺います。
(2)まちづくりの基本認識全てに関わる「子ども」施策は、「次代を担う人づくり」プロジェクトにおいて横断的に体系化することによって、「子ども総合計画」へと進めるべきとの考えについてお伺いします。

2.産廃とリサイクルの環境問題の解決策について

(1)産業廃棄物と関連諸施設に関する住民の環境問題提起に対し、「法」の徹底遵守を第一とする上で、「要綱」の「条例」化の効果と課題を伺います。
(2)「リサイクル」製品による土壌・地下水等環境汚染について、今回の「フェロシルト」の教訓を本市でどのように生かされるか伺います。
(3)資源化センターでリサイクル・処理された「スラグ・脱塩残渣」の埋め立て量増大に対する、徹底減量に向けた方策について伺います。

3.市役所から「協働」を進めるための諸課題について

 (1)2007年対策として、節税と人手不足を支えるために、住民との協働で行政を補完する地域活動ネットワークを構築するため、在職・退職職員の地域ボランティア活動の現況を把握する考えについて伺います。
(2)10月1日施行「豊橋市パブリックコメント手続要綱」の目的である、政策の意思形成過程における市民参加で市政の推進を図るために、行政の果たす役割は何か。施行前の実施例をどのように生かしたか伺います。
(3)「第36回市民意識調査報告書」における、ホームページと広報に関する回答を、情報の発信・受信の両面から分析した場合の課題を伺います。
(4)「広報とよはし」に、「協働」をテーマしたページを常設し、市民と
の協働により、企画・構成して取り組む考えについて伺います。

4.「子ども関連施設等」実施設計段階における共通認識確認の必要性につ

いて
(1)子育てゾーンに「子育て支援総合センター」機能を設置すること。
(2)「放送スタジオ」は、子どもを巡る情報教育の諸課題を明確にすること。
(3)「子ども施設」を明確にし、施設のコンセプトを表す施設名とすること。
(4)運営方針の具体的提案とハード整備の進行の問題を整理すること。
(5)「まち体験」で実現する本市のまちづくりコンセプトを明確にすること。

5.新年度予算における「学校図書館司書配置」22名実現への諸課題

 文科省の専任司書教諭1,000人配置の方針を受け、各22中学校区に、小中学校のバランスよい学校司書配置を進める考えについて伺います。


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2005年11月18日

平成18年度とよはし市民会議「予算提案書」提出

20051118.jpg
2005年(平成17年)11月18日


とよはし市民会議 (代)渡辺則子
〒441-8108 豊橋市町畑町森田38-72
電話・ファクス:0532-48-1203
e-mail:watanabe@toyohashi-noriko.net
                       

豊橋市長 早川 勝 様

平和のまちづくりは、子ども・環境・教育・文化  重視の施策から

はじめに
平成18年度の予算編成においては、昨年以上にさらに厳しく、補助事業においてマイナス10%、単独事業はマイナス30%を初めとして、その他の経費についても、マイナス10%との予算要求水準が示されていることを重く受け止め、とよはし市民会議は予算提案書をまとめました。
市民生活は、子育てや災害等への不安感に加え、さまざまな形の重税負担感等により、毎日の暮らしに充実感が持てず、まちづくりへの意欲が育たない状況が続いています。世界の動きをみると、アメリカによる戦争への準備は、この数年、刻々着々と日本に求められており、平和のまちづくりへの、国民的な動きは、おおいに加速する年になることが予測されます。
平和な時代を継続するためにも、とよはし市民会議は、「子ども」「環境」「教育」「文化」への、積極的な投資を続けるべきと考えます。3期目の早川色の、大きな花が咲き、次なる100年を見据えた、まちづくりのシードとなる新年度予算を期待しています。
新年度は市制100周年。とよはし市民会議では、少ない経費でより大きな市民満足度につながるよう、さまざまな市民活動を提案・展開し、行政を支援し、行政とともに、協働のまちづくりを進めるために、最大の努力を続けます。市民がこぞってお祝いできる日々となるよう、予算編成においては、慎重に熟慮してお取り組み頂けますことを願い、以下、提案させていただきます。


提案の骨子

●納税者である市民に対して、市民の市政への関心が高まるよう、また財政難への理解を得ることができるよう、説明責任を果たされること。
●行政と市民が「信頼」関係を持って、市民協働の事業を推進するために、自立した職員の存在が必要であることを、徹底されること。
●縦割りや横並びの弊害を除き、今、一番必要なことは何か、議論し、決定し、実行するまちづくりが、校区から進むよう、適切な支援をすること。


とよはし市民会議 予算提案(個別事項)

1.子ども施策 〜「子ども総合計画」を3ヵ年で基礎固めを〜

@機構改革:教育・福祉・医療・保健に関連する事業について、主たる担当部局を明確にして取り組むこと
A「豊橋の子ども笑顔条例」(豊橋版子どもの権利条例)制定のため、子どもを含む市民参加で取り組むこと。
B子どもの心身の「発達支援センター」構想に取り組むこと。
C松葉の子ども施設整備を「子どもの最善の利益」のために進めること。
・施設の愛称を早期に決めること。
・「子ども・家庭支援総合センター」と位置づけ、整備すること。
家庭の外で子どもが集う所(保健所、中央公民館<家庭館>、女性会館、子育て支援諸施設、児童館、学童保育、保育園、幼稚園、乳児院などの養護施設、小中高等学校、麦笛広場、聾学校、養護学校、市民館、町公民館、公園、スポーツ施設等)において、子どもの笑顔があふれるための、取り組みを企画・立案し、活動の支援をする。
D 胎児、乳幼児の心身の育ちを、公共施設において支えるための施策を充実すること。
・市民病院
小児科体制の充実、児童精神科の拡充、不育児医療体制の整備。
・障害を持つ子ども
重度心身障害児をはじめ、療育手帳保持者でなくとも、発達支援を必要とするとする子どもたちを含めた、さまざまな立場の子どもが、人々と日常的にふれあうための交流の場の常設。
・虐待防止等
気軽な相談機関に専門職の配置。24時間電話相談の実施。各種支援内容の市民周知を、広報等により、積極的に進めること。
・母子保健センター
10代の父母への支援、健診の未受診家庭訪問、子どもの発達不安を除去するための講座など、保育園、NPO等と連携・実施する。
・療育センター建設計画
専任の担当者を置き、開設に向けての課題整理と市民周知を行い、療育を必要とする保護者の意見を再度調査して万全を期すこと。
・家庭館
常設の子育て支援センターと位置づけ、子ども専門館的機能の充実を図り、市内子育て広場、サロン等の取り組みを進めること。
Eブックスタート事業
・官民協働の実りを、さらに進めるために、校区・地区市民館、保育所、幼稚園等における絵本の充実を図ること。
・NPO等との協働により、絵本BM(移動図書館車)に着手すること。
・ブックスタート絵本配布時の白地袋が、図書館利用につながるための楽しい「しかけ」を考えること。(例:第10回図書館まつり)

2.公共図書館

@豊橋市図書館整備構想の策定。
A中央図書館の玄関前を明るく(昼夜も)、親しめる空間とすること。
B豊橋南部地域図書館建設具体化に向けて公募市民による検討会の設置。
C中央図書館の資料、サービスの充実をいっそう図ること。
D「郷土史」資料の充実を図ること。
E駅南で計画されている地域館には専任の館長を置くこと。

3.学校図書館

@学校図書館司書の全校配置 
〜当面は、各中学校区の小中いずれかに1名の学校司書の配置〜
A司書予算を「謝金」から「人件費」扱いとし、勤務時間の増大を図る。
B図書購入費の増額
C学校施設の中心となる図書館の改造・整備を進めること
・学校図書館支援センター構想のための検討委員会の立ち上げ。
・学校司書、司書教諭との連携、研修の機会の保障。

4.教育委員会

@二学期制などの教育改革が、子どもの最善の施策となるよう、現場の声に耳を傾け、必要な予算措置を進めること。
A子どもの安全に関わる緊急課題などへの対応とともに、自ら問題の解決に向うため、CAP等の導入を積極的に進める学校への支援をすること。
B子どもと教育諸施設の教職員、保護者、地域の大人等が教育委員会と身近になるよう、教育委員会の活動や考え方が見えるように、活動を展開し、情報公開に努めるよう、財政面から支援すること。
Cジェンダー・イーコルの教育の具体化を、さらに多角的に支援する。
D英語教育を通して、国際平和への取組みが進むよう、配慮し、支援する。
E不登校対策として、小中学校の連携を進めること。また、早期に適切な助言を受けて、人間関係の回復に努めることができるよう、臨床心理士等の支援を拡大・継続すること。
FNPO等との連携により、幼少時から、コミュニケーション力を高めるための、子どもと子ども、母親と母親、母子と母子が、それぞれ出会うための試み(つどいの広場等)に着手すること。

5.環境施策

@「生ごみ循環都市・豊橋100」市民プランを支援し、農業問題を結ぶ機会を創出する。(東西南北各25組計100家庭が、近隣の農家と提携し、台所の生ごみを堆肥化し、その堆肥で花と野菜を育てる等、100周年を契機にNPOとともに取り組むこと。)
A 豊橋市版「残土条例」を制定し、官民ともに山林農地の環境を守ること。
Bガス化溶融炉運転5年目にあたり、スラグの埋立ゼロ、脱塩残渣の減容、運転経費の削減、メンテナンス費用の公開を通して、「新型炉」の経済性を立証し、ゼロウエイストを目指すこと。
C地下水保全対策、節水型社会、環境配慮型農業への施策を展開すること。
D砂防対策として、よしず等による海岸保全をNPOとともに進めること。
産廃施設(既設・新設)に関する住民側の環境に関する求めに応じて、懇談、研修、検証等、可能な限り支援し、NPO等との協働を進め、環境文化都市豊橋建設のために努めること。
E「光害」に対する市民周知を進め、環境改善が進むよう、条例等の整備を進めること。

6.「市民協働」の全開のため、既存公共施設の再編・再整備を進めること

@市民協働をテーマとした市民館等の市民企画を支援すること。
A 市民活動促進のためサロンとなるよう、市民センター1階を改造すること。
B 高齢者が自ら参加可能な「町内集会所サロン」の開設支援をすること。
C 公民館、市民館、町公民館等における子育てグループの会場使用上の支援策(会場使用時間、会場費)をはかること。
D市民館が乳幼児を含む、児童館的機能を発揮するため、「子ども主事」を配置し、午前中も開館すること。

7.誰れもが安心して行き来できる「生活の足」、ともに生きる「生活の場」づくりのための取組み

@主要駅、病院、施設の周辺の道路アクセスが、「車椅子、シニアーカー」使用にあたり、安全が確保されるよう、整備すること。
A高齢者の多いまちを調査し、「道」問題の解決(段差、かまぼこ型、街路樹など)をはかり、安心して外出が可能となるまちづくりを進めること。
B豊橋駅、市民センター、母子保健センター、市役所、豊橋公園、総合福祉会館、あいトピア、文化会館、郵便局をルートとする巡回バス等の利便を図る方策を具体的に検討すること。
C豊橋駅、公園等で生活するホームレスの人々への支援をNPOとともに進めること。

8.文化のまちづくり
 
@ 丸山薫賞11周年経過を記念し、中央図書館の丸山記念室を整備し、丸山薫研究会2年目の取組みを進め、西川町へ文化交流団を派遣すること。
A 市民の芸術活動支援として、美術館での作品展示の機会等を増やすこと。
B 三河の3大文化人である、冨安風生、丸山薫、杉浦明平の関連資料等のネ
ットワークを進めるための支援をさらに進めること。
C 松葉の跡地に計画されている「ホール」への要望は高いことを踏まえ、駅前の賑わいの創出がはかれるよう、本格的な「音楽ホール」建設を100周年の決定事項とし、市民協働のテーブルを設置して取り組むこと。

9.市政への情報の発信・受信

市民の立場で、常に「市民協働」を視野に、「伝えたい・あったかい・すぐわかる」を基調にとりくむこと。 

@ホームページ
・トップ頁に、「今日の豊橋」を毎日発信すること。
・市長のメッセージへのアクセスを簡略化し、市長のリーダーシップのもと、市民の協働が進むよう積極的に取り組むこと。
・今、豊橋が進めているまちづくりについて、行政用語を平易な表現に改め、発信に努めること。また、ホームページに対する市民の意見を積極的に収集するための姿勢を明確にすること。

A広報
・各頁のレイアウトの刷新、写真等の掲載の機会の拡大など、市民が5分間、手に取り続けることができる広報を目指すこと。
・市民企画の頁を設定し、市民協働の広報への一歩とする。

B文書による市民意見聴取について
・アンケートなどの回収率7割を目指して、市民意見の収集策を練ること。わかりやすい内容、文面の配置、回答に時間がかからないと思わせるカットなどに取り組むこと。
・アンケートの委託は出来る限り市内のNPO等との協働となるよう、
行政・発信側の熱意を込め、積極的・斬新に取り組むこと。
C 市民生活を円滑化するための、寄付、基金等の受け皿を整備し、積極的に誰もが参加できるような機会を作ること。公共施設の整備、NPO活動支援などが進むために、官民の協議等のテーブルを設置して協議すること。

10.2007年対策について 

@大量の職員が、地域・まちに移動する機会を、協働のまちづくり元年ととらえ、ボランティア活動への積極的な支援策を市民センター中心に、一層進めること。
A市職員が現在取り組んでいる、ボランティア活動等の状況についての調査に取組み、退職後の活動につなげるための情報提供とすること。
B最大の行革は、現在の職員の能力のさらなる活用であること。また蓄積された行政情報が、退職後に、有効に再利活用されることが、さらなる行政経費の削減につながるよう新年度の取組みを進めること。

11.男女共同参画都市・豊橋をさらに進めるために

@成功裏に終わった「第16回男女共同参画全国都市会議」を受けて、豊橋発の「県内行政・議会・市民・男女が中心となって集う、自主的な会(交流や研修)」を支援し、男女共同参画都市を進めること。
ANPO、NPO法人との協働を通して、女性の起業支援を行うこと。


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2005年09月02日

のりこ一般質問、3項目です。

2005年9月議会 一般質問項目

渡辺則子

     
1.「図書館整備構想」策定と「図書館の専門性」の諸課題
(1)「構想」における「豊橋市図書館整備構想への意見」の位置づけ
(2)「人・資料・建物」構想策定に関し、図書館の専門家をアドバイザーとして迎え、本市の図書館整備の将来計画を明確にする考えについて
(3)図書館の専門性と指定管理者制度について


2.「子育て応援プラン」を「担当」「輪づくり」「協働」面から、即実行に移すための具体的な課題
(1)全庁的に取り組む重要施策「子育て応援」推進に、多課連携・各種プラン等調整のための横断的専任担当者の配置について 
(2)情報の共有・進捗チェック・問題提起を図るための、「子育て」関連の行政と市民(個人・団体)による、「公開ラウンドテーブル」を設けて、<子育ての輪づくり>を進める考えについて
(3)「子育て情報」の一元化と情報発信の試みを、カリオンビル2階の市民活動推進係と市民の協働事業として始める考えについて

3.「公園における健康づくり」「公民館等での集いの広場」を市民協働で推進するための課題
(1)健康保持・増進を目的のために公園を整備する考え
(2)公民館等で開く多世代交流によるお茶会やお楽しみ会の現況と課題


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2005年06月01日

05年6月議会一般質問項目

2005.6.1
平成17年 6月議会 一般質問項目
渡辺則子

■1.子育て応援プラン」(豊橋市次世代育成支援行動計画)初年度の取り組みについて
(1) 推進会議が関連部課連携の中枢として「総合的な施策推進機能」を果たすため組織的な性格づけと「年次計画」の必要性について。
(2) 市民協働の実践(82頁)における行政の役割として、地域の「子ども・子育て・子ども文化活動」支援策として会場使用料減免策について。
(3) 情報提供の充実(82頁)の具体策として、ITによる子ども・子育て支援&情報の一元化と活用の柔軟な運用(例:「e−子ども課@豊橋市」の開設)を図る考えについて。
(4) 働くことと子育てが両立するため、すべての世代の女性起業支援策に取り組む必要がある。行政の役割として、学習機会の提供、ネットワーク支援、起業支援のため、返還義務付き無利子貸付金制度のモデル事業実施の考えについて。
■2.「夢追い人のまち・豊橋」実現のため、「職員の意識改革」「図書館整備計画」「シルバー世代の地域活動参画」の取り組みについて
(1) 職員の意識改革を進めるための、市長の決断・実行と考え、この8年半の総括について。
(2) 生涯学習と図書館は両輪ととらえ、「図書館整備計画」の進捗と課題。
(3)地区市民館図書室の充実によるシルバー世代の地域市民活動支援策。 
■3.国政調査における個人情報保護の扱いについて
(1) 個人情報保護の観点から、今回の国政調査の位置づけについて。
(2) 2000年国政調査実施状況報告書記載事項の改善策について。
(3) 豊橋独自の実施マニュアルを作成して取り組む考えについて。
■4.「安全・安心のまちづくり」における子ども、健康、環境の諸課題
(1) 子ども:危害の有無・防止・周知等の情報の扱いとまちづくりについて。
(2)健康:農薬危害防止月間にあたり、公共施設(学校、集会施設、公園等)や特定建築物おける、受動農薬被爆による健康被害防止対策について。
(3)環境:プラスティック・リサイクルセンター稼動を機に、市民の産廃処理諸施設建設問題に対する不安・不信を整理し、ともにごみ減量に取り組む考えについて。


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2005年05月16日

爽やかな風に乗って

20050516_.jpg どこからかしら・・・?市役所7階のとよはし市民会議控室の、東向きの窓から、春風に乗っていいかおりが。何かしら・・・?窓からのぞいてみました。豊橋公園の緑の木々は、今、芽吹きと、葉伸びと、花盛りのまっさい中。確かに、木々の上に、ふんわりと広がる花から届く香りに違いありません。それが「くすのき」であると分かった時の嬉しさ。議員として7階の住人となって10年目にして、気づいた香りです。
 今、議会は大変風通しが良くなりました。5月13日、議長、副議長選挙が行われた際、私は、「議会改革」を中心に、ふさわしい人に「1票」を投ずることに決めていました。その際、私は、直接意見を交わしてきた同僚議員の中で、市民の皆さんへの説明責任を全うできる人選をと心がけました。
 会派ごとに控室が分かれていますが、「とよはし市民会議」だけは別格で、「都合による会派離脱した方との一時的な同居」が、断続的にありました。この10年間で一番多かったのは、自民党を中心とする皆さんとの同居です。最後にご一緒したのは、「自由民主党豊橋市議団」のお二人。今回、豊橋自由民主党市議団として、新会派へと移られ、私はまた「独居議員」に戻りました。
 議会改革で「若さ」は、大きな切り札です。期数による「役職」決定は、議員平等の原則に反すると考えます。また、私は同居議員の皆さんの、一貫した考え方、議論できる点などを通して、議会にとって今、必要なことを判断できる機会を得ることができたと確信しています。議員として自律できることは、私の大きなテーマでもありますから、その点で私は、学ぶべき点をもっている議員の二人を決めたのです。
 第一会派へ所属するまでの丹羽議員は、会派構成員の減少にも毅然として、議会改革への情熱を語り続けていた姿が印象的でした。議長選での私の考えていた1票を白票に変えたのは、監査委員としての議案が先に決定したからです。
 3期生の岡本議員を副議長へと、1票を投じた根拠は、議会運営委員会、行財政調査特別委員会等での、誠実な取組みに対して学ぶべき点が多く、その考え方や判断やバランス感覚に信頼できるからです。このお二人はともに、年令上での若さも併せ持っています。必ずや市民の皆さんは、こうした人選を通して、議会や政治に関心を寄せていただくことになると確信したからです。
 とよはし市民会議の控室に3つあった机は、またひとつになりました。議会控室で、一人当たり、最大のスペースに戻ったのです。この風通しが一層よくなった控室で、今年は、さまざまな角度からの議論が熱く交わすことができるように、心して、11年目の活動に取り組みたいと考えています。


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2005年05月12日

歓迎!会派分割。議会の活性化進む。

皆さま。今日の市議会の様子をご報告します。
嬉しいことに、とっても活発に議論を重ねた一日でしたよ。自民党の第一、第二会派のそれぞれの方と話ました。「議会改革」について、「会派の質問時間制」など、議論ができたのです。明日の5月臨時会を前に、久々に元気がでました。これからもこうして、会議以外の時間でも、存分に議論を闘わせていきたいと思います。
 このごろの議会について皆さんから、「何をドタバタしてんの。いい加減に議会改革をしっかりやってくれ。」と言われるたびに、一人の議員として、責任を感じていました。また、「ドサクサに紛れて、質問時間など、大事なことを議論し忘れているのではないの。」等々の指摘にも、この間、充分な情報をお伝えできずにいました。
 今日の議運で、「質問時間」の<制限・削減>について、6月議会に向けての動きが急ピッチで進んできたことが分かりました。「なぜ6月議会からなのか」の質問に対して、「年度の初めである」との答えでした。今後、「発言時間問題」についての詳細を順次お伝えしていきます。私は「議会改革」と「時間制限」の間に、充分な議論が積み重ねられていないと、議運理事会を傍聴して感じました。もっとも、これには議運理事会の傍聴を求めてこなかった私自身の怠慢があります。5月議会からは、是非、この傍聴を要求していきたいと考えています。
 流動的な「会派」を基に、「最近の質問時間の計」を40人で割って、一人の持ち時間を決めるという提案もありました。これが「議員平等」の原則を生かすことになるからと。私は、その前に「その他の智慧」を存分に議論する必要を感じます。今までの「一般質問」が、90分から60分に削減され(私もその決定に従ってきました)、その問題点の議論を飛ばし、一気に半減策とは!今取り組むべきことは、この60分をいかに効率的に進めるかの議論です。他都市では、一問1答方式導入の段階に進んでいるのですから。
 また、委員会質疑についても、「先の3月議会で質疑を遠慮した委員がいる」ことが、時間制限の提案理由となっています。これは委員会ごとに、委員長が判断すべきことです。会議時間を延長した委員会が何日ありましたか?また、「質疑を遠慮する」という発言は、絶対にあってはならぬことと考えます。それぞれの議員(委員)が、発言権の行使の段階で決定済みことだからです。私も今まで、時間の制限を受け入れ、質問を取り下げたことは何度もあります。(市民の皆さんへは、質問内容を広報紙で説明することで、責任を果たすよう、努めてきました。)他の議員・委員の質問時間を侵して、使い切っているとの認識はありません。 本来、議会は、活発な議論をしてこその議会であるため、取り組むべきは「時間延長」です。一番解決の可能性が高い問題に取り組まないことを、「議会の効率性」と呼ぶなら、市民の意に多いに反することになると考えます。
 市民の声を議会で反映させ、行政をチェックし、協働のための提案をするためにこそ議員が必要と考える立場からは、おおいに疑問を感じるところです。
 「質問時間の削減」は、「市民の声を制限・削減」することを、議会自らが率先して行うことに通じます。
 議員活動の際、個々の議員は、与えられた「4年間」、期数、年令、性別、その他いかなることからも、個々の議員として、平等に発言権などの権利が存在していることが前提です。「会派」は、議会運営上の、便宜的、流動的な集まりです。議員固有の権限が「議会内の会派ルール」によって損なわれることがないよう、最大の注意を払う必要があることは、当然のことです。「意見の一致」がみられない場合には、「時間をかける」「それぞれの歩み寄る地点をともに探る」ことを優先し、「数の論理」で取り決めを急いだり、議会運営を進めないこと。本来の「開かれた議会」に逆行し、市民理解を損なうことがないよう、最新の注意が必要です。その意味でも、今、「質問時間」を問題にする適時ではないと考えます。
 「民主」を会派名に持つ第一会派の皆さんと「民主主義」について、今日の議論を手始めに、今後も、話し合いを継続していきます。第二会派の方々は、「政策」を中心に、議会を活性化させるとの意気込みを聞かせてくださいました。この一年間、おおいに期待しています。他会派の皆さんとも、「質問時間」を巡ってさらに議論を深めていきます。
 2年前の改選時、「とよはし市民会議」を届け出ました。いわゆる「一人会派」です。他の39名の議員の皆さん同様、私も、市民の皆さんの声を、議会に届けるためにここにいるのです。市民の皆さんは、「会派」でなく「議員」を選ばれたのですから、議会内での「会派」のような動きについて、今後はさらに詳しくお伝えする必要を感じています。
 今回の会派分裂により、議員一人、一人の活動がはっきりと市民の皆さんの目に見えるようになりましたね。こうして議会の活性化は、ますます進むものと信じています。議員一人一人の考え方や行動を、市民の皆さんが知ることになる機会が増えたことによって。そして、これが本来の姿であることによって。


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2005年05月10日

とよはし市民会議が「正副議長」選挙で1票を投じるのは・・・。

 5月13日に臨時議会が開かれ、2005年(平成17年度)が始まります。昨日、最大会派の清志会が分裂したことによる、大変、変則的な議会運営委員会を傍聴しました。10時に議運が始まったときには、すでに議長は、新しい会派届けを受理していたのです。それなのに、旧会派のままの体制で委員会が開催され、その後の議運理事会でも、「会派割り当ての質問時間」について、話し合われました。議運のメンバーは本会議で決定しますから、この事態に対して手を打てず、事実とはズレながらの運営が行われました。
 正副議長候補者の予想は、この間、いろいろ伝えられました。市民の皆さんからは、「会派」って「椅子」と「数」のために集まるグループのことだとよく分かったという声が上がっています。
 とよはし市民会議は、議長、副議長の1票を決める際、「議会改革」「議員としての自律度」「誠実な議会活動」を中心に、39名の議員の中から決めました。市民の皆さんから託されている「1票」を無駄にすることは出来ません。説明責任も伴います。分かり易い人選を第一として決めました。
 まず、「議長」は、最大の会派から、「副議長」は、会派の大小は関係なく、「人」で選びました。議運や議会活動における議会改革に対する発言内容、市民意見・要望の扱い方、市民協働の考え方などを参考にして、一番適任の二人を選びました。
 議員平等の原則に従って、期数・経験はともに関係ありません。議会が活性化し、市民の皆さんが議会へ関心を寄せていただけることになるお二人であると信じています。とよはし市民会議の1票だけに終わっても、私は、豊橋市議会における、新しい一歩を本気で記すことを試みたいと考えています。そして市民の皆さんへ、市議会の内部から、これからも発信し続けることをお約束します。
 新聞記事によれば、議会改革を目指すために、最大会派が分裂したともあります。そうならば、斬新な人選により、思い切った改革の提案が出てくることでしょう。「若さ」は、議会の活性化の大切な要因と考えます。市民の皆さんの信頼を議会へ呼び戻すために!私の1票を、今回ほど、重く感じたことはありません。
 流動的な「会派」に依拠する発言時間制限が、今回、一気に色あせてしまいました。議員の固有の権限である「発言権」を、地方自治法上でも規定のない「会派」をベースに考えることが、いかに議会改革に逆行していることか。提案した側の矛盾により、今新たな問題が起きています。まずは全てを白紙に戻すことです。「議会改革」に対する「会派」の考えを、明確に提示することです。それができるならば。
 ところで、分裂前の旧清志会では、一人会派の「とよはし市民会議」の呼称を、「その他」と呼ぶという扱いを受けました。「とよはし市民会議」を名乗って10年。これほどのショックは初めてのことでした。豊橋市議会議員の一人としての誇りが深く傷つきました。しかしながら、今回の正副議長選挙の「1票」を巡って、私は「その他ショック」から、すっきり立ち直ることができました。
 10年前、初めての議会を前にして不安な思いでいた私に、「自立した議員になってください」と、語りかけてきた「職員」の声を、今もはっきり覚えています。自立した議員への第一歩として、私は、13日、正副議長選に臨みます。


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2005年04月03日

お二人目のいもうしつげんさまへ

ご丁寧な返信ありがとうございます。
削除された部分を早速拝見いたしました。
その内容についての感想を少々書かせていただきます。

>1999年、「国旗・国歌法」が強引に成立する
国旗・国家法が成立する事になったのは、日の丸君が代に反対する人たちが「法律に定められていない日の丸君が代を強制するな」と挑発し続けたために、逆にそれが法制化のきっかけになったという経緯があります。
「強引に成立」とありますが、これは反対派の自業自得の部分は少なくありません。

>その10年も前から、学校現場では学習指導要領の改訂で「日の丸・君が代」が義務化されており、さらに2002年からは、全国小中学生向けの「心のノート」1,200万部を11億円の税金を使って発行するなど、まさに歴史の教訓をふまえない「心の管理社会化」が進んできております。
国旗・国歌に対する儀礼を子供達は学ばなくてはなりません。
サッカーのワールドカップに於いて、各国の国旗掲揚国歌斉唱の際に、他国から応援に来ていた観客が全て起立して儀礼として敬意を示していたのにも関わらず、日本からの応援団は起立する事すらしませんでした。
この行為は他国に対する不敬であり、それが外国から不評を買ったのをご存知でしょうか。
外国では国旗や国歌というのはその国の象徴であり、国旗国歌に敬意を示すというのはその国への敬意を示す事と同義であり、オリンピック等を見てもわかる通り、公式の場では起立して敬意を示す事は絶対に求められる避けられない儀礼となっています。
国旗国歌の精神的な位置づけも高く、自国の国旗を燃やしたりすれば逮捕という国も存在します。
日本人はその点が実に鈍感です。
これは学校教育の中で国旗・国歌についての正しい教育が行われていないために、外国人が持つ国旗・国歌観への無理解となっているからです。
現代では子供の頃から外国へ行く機会も多く、その様な教育は子供のうちから必要であると私は思います。
その教育機会は学校以外にはほとんど存在しません。

>憲法19条で保障されている思想・良心の自由に沿い、「強制せず」との国会の答弁も、卒業式における不服従の態度に対する処分事例などを見る限り反故にされている実態が強まっており、教育基本法改正への掛け声と連動していることは明らかです。
卒業式に於ける不服従者に対する処分は、公務員であれば当然であろうと思います。
卒業式は公務の場であり私的行事ではありません。
公務員である事を理由に私的空間である家庭に於いても国旗の掲揚を強制したとすればそれは思想信条の自由の侵害と言えます。
しかし、卒業式に於いて式の進行を妨害し公務の妨げをするのは公務員法違反であり、処分されるのは当然です。
公務員というのは私心を抑えて公につかえる事を求められる仕事です。
だからこそ市役所の人間でも、台風などの天災の際には、家にも帰らず職場に缶詰になっているのです。
それは教師であっても同じことです。
不服だというのであれば、それは仕事に対する理解の前提が間違っており、公務員を辞めて志を同じくする他の私立学校に移るべきです。
それと、後段で憲法にも言及しておられますが、日の丸の設置がすなわち日本の軍国化と直結する考え方というのは、いささか短絡的な結論であると感じます。
国際社会に於ける国旗国歌の重要性は先に述べました。
また、国際社会での国旗国歌教育の必要性も先に述べた通りです。
これらは軍国化とは一切関係がありません。
また、これは子供への教育に限らず、国際社会の公式な場での国旗国歌が重要視される慣例がある以上、日本国内に於いても公式な場では国旗は掲揚されるべきであると考えます。

>かつて文部省は、新憲法が制定されるに当たって、1947年8月に「あたらしい憲法のはなし」の冊子を1冊2.50円で発行し、全国の中学1年生が教科書として平和と民主主義の基本原理について3年間学習しました。
今こそ必要なのは、憲法と教育基本法を拙速に改悪することではなく、その基本理念を活かし具現化を図ることであることをあらためて確認して質問します。
現行憲法である日本国憲法はアメリカの占領下で制定されたました。
これは占領下での法制定を禁じた国際法違反であり、それが現行憲法に対するその正当性への法的な疑義となっている事をご存知でしょうか。
現憲法にはその成立過程に瑕疵があり、その正当性に疑義がある事。
60年前に作られた憲法がその間全く改正もされず、そのため憲法の内容が古くなってきている事。
特に9条が日本を囲む国際状況に合わなくなってきているという危機感を国民が持ち始めている事。
これらが、最近になって与野党に於いて、改憲への動きが活発になっている理由であろうと思います。
私の考えとしては、憲法とは道具であり奉るものではない。
不備があれば改正すべき、と思っています。

 ご丁寧なご返信、有難うございます。こうしていろいろなお考えを聞かせていただき、自由なおしゃべりが展開されることを歓迎します。
 だれもが自分の住む国を愛していると、私は確信していますが、その気持ちの表し方はいろいろあると思います。私の場合、国の将来を、「こども」に置きますから、議会でも子どもの問題を第一にして、一番多くの時間をかけています。また、国全体の元気は、健康であってこそと考え、環境問題に取り組むことが、私の次なる関心事です。戦争は最大の環境破壊ですから、私は戦争のきな臭さに敏感にならざるを得ません。これまでの私の60年近い人生を、平和に過ごせたことへの感謝と、そうした歴史を命をかけて作ってくださった先人への感謝を、忘れてはならないと、いつも自戒しています。
 今回、改めて私は、大切なことを伝え続けることを、私の日頃の活動に重ねなければと、切に思いました。60代、70代、80代の方々のお話を伺う機会が多いのですが、四方山話の中に、必ず、先の戦争のお話になります。何度も繰り返し伺うお話が多いのですが、「戦争は絶対いや!」と、一昨日、散歩の途中で一服に立ち寄られた89歳の女性もおっしゃいました。戦争を知らない世代の私は、大先輩のお話を聞かせていただくことしかできません。私自身、積極的に、皆さんに学ぶことをしてこなかったことの反省として、これからもしっかり耳を傾けようと思っています。
 お二人のいもうしつげんさまは、お若い方々とお見受けいたしますが、私は自分と同じ60年近い時代をともにしてきた憲法や教育基本法を、自分の一部のような親近感があり、私にとっては幸せな時代のシンボルになっています。しかしながら、この60年を、「戦争のために不幸せ」と、どんなにか辛い毎日を重ねて過ごしていらっしゃる方々もいらっしゃることを忘れてはならないことも、今回、改めて考えました。表に出られることなく過ごされている方々へ、どの位思いを馳せることができるのか。日常のことに紛れて、毎日を過ごしてしましがちな中で・・・。
 今回は、こうした毎日を振り返るきっかけを戴くことにもなっています。


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2005年04月01日

いもうしつげん様へ

3月11日付記事を見て驚いた。
議場での国旗に反対したとの事ですが、理由を説明願えますでしょうか。

 ご投稿有難うございます。3月11日の新聞記事は、議場に国旗が設置されたことに関して、私が一般質問の冒頭で行った発言を「国旗反対」と記載されたことを指していらっしゃると思います。  
 議場の国旗設置は、議会運営に関することですから、議会運営委員会で話し合われました。一人会派の私は、議運のメンバーではありません。傍聴している最中に発言するには、「委員外議員発言」の申し出をして、委員各位の許可があれば、発言ということになります。
 1月26日、議長と同席した名古屋での研修会の休み時間に、議場に国旗の設置を考えているとの話がありました。2月25日の議運にて、議長が提案。議運委員の話し合いは、休憩のあと、「議長判断により設置することができる」という形が提案されて決まりました。
 私はこの議運で「委員外発言」を申し出るチャンスを失ったことが、一般質問の準備段階でも、私の一番の問題として引きづりました。質問日の前の一日半をかけて、私は、私の生きてきた時代と同じ時間が重なる「憲法」「教育基本法」を読み返し、最近の新聞、雑誌とつき合わせました。何故今、国旗が問題となるのか、どのような時代の流れに今の私たちがいるのかと、考え、考えて原稿を書きました。それをベースにした、私の一般質問であったからです。削りに削って、20行ほどになりました。
 3月議会は、新年度の予算審査を行う、一年で一番長い議会。また、新年度に向けての質問のため、こうした背景を前段に置くことは、これまでにも行ってきたことです。
 私が3月7日の一般質問の冒頭で、国旗設置に関しての所感を述べた理由は、議運での議論に参加できなかったためです。今度のような問題とならないためにも、私は、議運での「委員外議員発言」の機会が得られるよう、積極的に働きかけて行きたいと考えています。
 「一人会派」の情報不足をどのように解消するか。今回、大変勉強になりました。また、議題に関しての考えを文書などを通して、いつでも、きちんと議運へ届けることをすべきでした。私自身の状況判断を含めての未熟さにより、今回の新聞記事になったことを反省しています。
 今後、折に触れ、議会運営委員会の様子を皆さんにお伝えしていくつもりでおります。10年も議員していて、今更、何て言うことをとお考えになるかもしれません。が、この10年、私は、課題を追って、全国・世界の情報を収集し、市民の皆さんの声を聞き、行政の皆さんと議論することには思う存分の時間をかけてきました。しかしながら肝心の議会運営の全体への関与は、せいぜい委員会の委員として参加したり、傍聴する位で、議会全体や運営について考える力にはこと欠いていたことは事実です。40分の1の議員として、恥ずかしい限りです。この点についても、改めていきたいと、今回学ぶことができ、貴重な体験をさせていただきました。


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posted by 渡辺のりこ | コメント(0) | 市議会