2005年03月28日

3月26日付中日新聞「厳重注意」

 「通告外の発言問題 議長が厳重注意へ」の見出して、16行の記事に、「厳重注意」が3回。ああ、これでは、新聞を見られた方がご近所や渥美半島から、心配して飛んできて下さったのも無理はないと思いました。
 私はこの新聞を持ち歩いてはいましたが、議会が全部終わる今日の午後まで開きませんでした。感想を求められた時、コメントする余裕がないので、新聞を読むのを先延ばししていたのです。
 ●「通告外の質問のひとつやふたつ、答えられんような当局では、困る。」と、お電話下さったNさん。この記事だけでは、内容がお分かりにならないと思いますが、実は、ここで言う「通告外発言」は、「通告済みの質問」を朗読する前に、私が行った、前段部分を指しているのです。その内容(*原稿部分は、のりこコラム3月7日付「5番に登壇 発言ストップ20分」をご覧下さい。)は、質問でないし、仮に質問であっても、当局が答弁する必要はありません。
●「質問に入る前に」と言わずに「今から質問を始めます」と言えば、何ら問題がなかったと説明を受けている点について、「他都市の議会では、同じことを言っても許されるのに、なぜ、豊橋市議会では駄目なのか」と関西からお電話下さったMさん。確かにN市議会議録では確認しましたが、これは、それぞれの議会での慣例なのでしょうか。ご助言いただいたように、一度、市議会の全国組織に問い合わせてみましょうか。今後のためにも。
●「議長の制止を振り切って発言を続けた」点については、朗読開始2分半で中断するまでに、議長の呼びかけに2回、応じながら、朗読を続けたことを指しています。ここできちんと中断して、その理由を議長に聞けば良かったのですが、その余裕が私には全くなく、朗読を続行した事実は、認めねばなりません。なぜ私は止まらないで、読み続けたのか。その理由を今まで一度も話すことはなかったのですが、私にとっては、削除対象となった、朗読原稿の内容とも深く関わります。繰り返しますが、決して2分半の朗読内容について、発言中止になったわけでも、また、削除となったわけでもありません。
 ちょっと長くなりました。私が2分半、読み続けてしまうほど、熱が入ってしまい、議長の制止を聞かなかった理由については、改めて書くことにします。
■■■■■■■
本日、午後、本会議終了後、議長室にて、副議長同席で、議長より、「厳重注意」が、文書朗読と口頭でありました。


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2005年03月25日

委員外発言の申し出

2005年3月24日(H17)

豊橋市議会 議会運営委員会 
清水委員長 様

  
豊橋市議会議員  渡辺則子
   

「委員外議員発言の申し出」   

 来る3月25日開催予定の議会運営委員会において、発言の機会を頂きたく、宜しくお願い申し上げます。


発言内容:
3月7日一般質問の、冒頭における私の不適切発言(「一般質問を始める前に・・・」)を巡って、3月10日開催の議会運営委員会で、清志会の石倉委員から3項目の提案があり、来る25日の議会運営委員会に、各派の意見を持ち寄られると伺っております。私は、この2週間余り、議長はじめ、議員、職員の皆さんに、誤解を与えていることに、大変心を痛めており、お詫びとともに、誤解されている諸点について、説明させていただきたく思います。


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委員外発言原稿(朗読不許可)

★以下の原稿は、私の発言申し出に対して、議会運営委員会で不許可となったものです。
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2005.3.25
議会運営委員会 委員外発言原稿 
                        渡辺則子

 発言の機会を頂きましたことに、感謝申し上げます。去る7日、一般質問の冒頭における、私の発言をめぐって、今日にいたるまで、議長はじめ、議会運営委員の皆さまが貴重な時間をかけて、この事態の収拾に当たられていることに対して、私の未熟さゆえに起きたこととお詫びいたします。
 皆様の誤解を招いたにも関わらず、この間、予算委員会審査を優先し、皆様との話し合いの機会を持たなかったことも合わせて反省いたしております。
 また、議場で議長の整理権下に置かれた私は、事態の推移を見守りましたが、この間、議場の混乱はなく、議長は各会派の代表者の皆さんの意見を聴取され、再開への提案をされましたことに改めて感謝申し上げます。その際私は次の3点を確認させていただき、議員発言の削除という、議員としては最大の責任放棄を受け入れました。
1.「一般質問を始める前に」との発言が不適切であったこと。
2.削除する発言の内容に関する言及ではないこと。
3.再開にあたり、60分の質問時間が確保されていること。
 私は一般質問を優先させるために、発言の削除をとの議長提案を受け入れ、削除を申し出たのであります。しかるに、3月10日の議運にて、清志会から出されましたご意見のなかに聞き置き難い思いを抱く点がございました。
 今後、40分の1の豊橋市議会議員として、私の立場を存続するためにも、これらの諸点について説明責任を果たす時期と考え、以下順次ご説明申し上げます。

■10日の議運議事録より

1.「明らかに通告外と分かっていて、一般質問の通告外の発言を行ったこと」
▲冒頭の発言を私は、「通告した質問」に続く「前置き」として、一般質問に対する私の内心の問題を明確にするために位置づけておりました。冒頭において「一般質問を始めます」でなく、「始める前に」と発言した点が問題であるとの指摘に対して、不適切であったことを認めます。

2.「議長の渡辺議員に対する発言制止にもかかわらず、発言を続けたこと」
▲議長からの呼びかけに、反射的に答えつつも、その理由が分からないまま、私は議長にその理由を確かめることをせずに、発言を継続した2分余に対して、適切な対応ではなかったと反省しております。

3.「発言取り消しの部分を含め貴重な会議時間が浪費され、その上渡辺議員には60分の発言時間が保障されたこと」
▲発言時間を含め約20分の時間が「浪費」されたとのご指摘に対して、私は始めの数分で朗読を中断し、再開するまでの間、完全に議長の議場整理権下に置かれておりました。議長が各派代表者の皆さんと協議された時間の長さが「浪費」であるとのご発言は、議長の議場整理権の範疇に関する問題であると考えます。

以上で、私の委員外発言を終わらせていただきます。有難うございました。


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2005年03月24日

大量閲覧関連市長への要望書

2005年3月24日(平成17年)
豊橋市長 早川 勝 様

 
住民基本台帳大量閲覧制度の運用の抜本的な見直しを求める要望書

                       
豊橋市議会議員 渡辺則子

 本年4月より、本市でも個人情報保護条例が施行されることになり、日頃のご尽力に感謝申し上げます。
さて、個人情報の扱いをめぐっては、住民基本台帳の大量閲覧制度の悪用による、母子家庭の少女へのわいせつ事件(3月9日・名古屋市)が発生し、市民の不安が増大していることはご承知のとおりです。
 住民基本台帳法第11条により、住所・氏名・性別・生年月日の4項目は、「不当な目的でなければ原則公開」と定めてあることにより、架空請求、振り込め詐欺などの犯罪との関連が心配され、こうして現実の問題となったにも関わらず、その運用については、市民に一番近い自治体に任されたままで、法改正が一向に進まぬことが、大きな社会問題となっています。
 本市では、住民基本台帳法改正を国に求める取り組みもされてこられましたが、大量閲覧に関する要綱の運用面において、以下、抜本的な見直しを早急に検討されることを要望いたします。

要望事項:
1.「不当な目的」を排除するための要綱整理に、着手されるとのことですが、市民の安心・安全を護るためも、さらに一歩進んで、法に抵触せずに、結果として、商業目的での大量閲覧を制限するよう、改められること。
  
2.法改正がされるまでの措置として、市民の日常生活の安心・安全確保をするため、現行の「閲覧制限期間」を「閲覧一時停止」へと延長し、事実上の閲覧制限を設けられること。

3.住民基本台帳に関する本市の状況を市民に早急に知らせること。
・住民基本台帳は原則公開である現状。
・行政が公開された個人情報の行方を追跡することは不可能であること。
・市民の安心・安全のために、本市独自に取り組んでいるサービス等々。


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2005年03月12日

「議会を混乱させた」〜中日新聞記事〜

 3月11日中日新聞朝刊に、「清志会は、処分も視野に入れ、対応を検討するよう議会運営委員会に提案」「議長が止めたにも従わず、約20分、議会を混乱させた」とあります。
 「議会の混乱」した20分とは、私の冒頭の原稿朗読から、質問再開までの時間です。はじめの2分ほどの朗読中、議場が騒然としていましたが、私は朗読に専念していました。背後の議長の声がして、朗読を止めることになった時には、なぜだろうかと、理由がわかりませんでした。すぐに、各派代表者の皆さんが集まられ、話し合いが続きました。その間、10数分、私は右手下で議長が議場整理される状況を見守り、立ちつくしていました。議席からは、「議運でやっても・・・」というような声も届きましたが、この段階でも、私には、なぜ、問題なのか、なぜ、ここで私の発言が止められたのか、分かりませんでした。各会派代表の皆さんが、ほとんど聞き取ることはできませんでしたが、それぞれのご意見を述べていらした様子だけはよくわかりました。
 初めからやり直しとなり、その際3点確認して、朗読部分の削除に応じることにしました。
1.「一般質問に入る前に」の言葉が問題であること。
2.朗読済みの内容については問題としていないこと。
3.予定通り60分の質問時間が確保されていること。

 「議場を混乱させた20分」のほとんどは、議長の議場整理権下に置かれており、私自身はなりゆきを見守っていたのです。新聞を読まれた市民の方々は、一体どんなことがあったのかと、大変心配してくださいました。私の一般質問開始直後の2分ほどを除き、粛々と議長の議場整理に私も従ったことをお伝えしておきます。
 冒頭部分の原稿を書く際、私は週末のほとんどをかけ、私の誕生日1946年12月8日以降の、日本の歴史を重ね、現在の私たちや私の孫の時代を思い、「資料」を読み返しました。そしてこの3月議会は、私にとっては、大変重要な議会であることを、何度も心に刻みました。ことに議員としての私の活動をこの10年間、昼夜支えてくださっている市民の皆さんのお顔を思い浮かべながら、議員の務めについて、原点に立つ事を自分に誓いました。
 再開した一般質問では、60分を集中して取り組むことができました。3月7日午後、議場にいらしたすべての皆さまに感謝申し上げます。


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「懲罰」について〜東日新聞記事〜

 3月11日東日新聞記事の中の「懲罰の意見もあったが、一致が見られず、結論は次回に持ち越した」について、ご説明します。
 「懲罰」とは、 国語辞典によると「会社・団体などの構成員が犯した不正(不当)な行為に対して、会社・団体などが制裁を加えること」とあります。刑務所内の労役である「懲役」がすぐに思い出されますが、議会における「懲罰」の扱いは、大変慎重に行われます。
 10日の議運を私も傍聴していましたが、委員の発言のなかにいわゆる議会でいうところの「懲罰」はなかったし、会議録にも出ていません。私の7日の一般質問の冒頭部分の問題を「懲罰」対象にするには、懲罰動議の文書を5名の連署で3日以内に議長に提出→懲罰動議の審査のための委員会を設置→戒告、陳謝、出席停止、除籍の判断を下すことになります。議員の身分に係る、大変重要なことですから、慎重に扱うことが必要です。こうした流れの一部は、豊橋市議会会議規則第152条〜157条に書かれています。
 私の3月議会一般質問の根底には、「日本国憲法」と「教育基本法」があり、それを確認して「質問に入る前に」と述べたことが、「通告外質問」と言われています。ちょっと分かり難い部分ですが、議会内外の皆さんから頂いたアドバイスによると、<すぐに通告した質問に入らない>ならば、<後に続く、通告した質問へとつなげる言葉を選ぶ>ことから、<始めの部分は、あとに続く質問項目のベースとなっていて、質問ではないから、通告外とはならないのでは?><一般質問とは、登壇したら、市政全般についてのみの「質問」であるべきで、それ以外は話してはいけない>まで、いろいろと解釈があります。
 次回の議運は3月25日。それまでは、平成17年度予算審査に集中します。皆さんのご意見・ご質問は、いつでもお受けしますので、どうぞお寄せ下さい。


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2005年03月08日

市議会傍聴

エヌ子>
 私の家の近くにある市民館のしだれ梅が美しい花を咲かせております。花のある暮らしは生活に潤いを持たせてくれています。
 昨日は市議会の傍聴に行ってきました。毎回、議長席に隣接した所に綺麗なお花が飾ってあるのを今回もまた、見ることを楽しみにしていましたところ、お花は少しになって、変わりに旗があるではありませんか、なんで、この時期に旗なのか?と、疑問に思っていましたが、この旗をめぐって一般質問が中断されて初めて分かりました。国旗掲揚についての発言が事前に通告なしに行われたとして「問題発言」にされ、則子応援団としてこの措置に憤慨しております。国旗掲揚問題は議運で充分に議論されることなく、なされたと伝わってきています。
 毎回、議場で酷い野次を飛ばす議員が若干名いますが、これらの議員の野次は「発言」ではない?ので野放し状態です。
傍聴者の立場として、なんとかして欲しいと思っております。

お忙しい中の傍聴に感謝します。普通の人の感覚を、これからも伝えていきます。大切なことは何か、よく分かる一日でした。


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2005年03月07日

5番に登壇。20分ストップ。

 一般質問の通告の後、通告順にくじを引いて、登壇の順番を決めます。今議会は19名のうち、4名は、各派の代表質問。初日6名、二日目7名、三日目6名の振り分けとなりました。
 私が引く時、残っていた番号棒の1本が、独りでにスルスルスルと出てきました。なんと5番。皆さんからのこの5番のプレゼントは、本当に嬉しかったです。初日に終われば、続く二日間は、早速予算質疑の準備に時間を注ぐことができますから。
 今議会では、議長席の横に国旗が設置されています。憲法と教育基本法が私の議員活動の根底にありますから、この問題をきちんと整理して臨みたいと考えました。また、この日は私の議会活動10年の締めくくりで、40回目の質問日。私が30年前から身に付けている、一番好きな着物を着ることにしました。
 質問の冒頭に、私の一般質問の状況説明を始めたところ、議事進行がかかりました。各派代表者の協議の末、冒頭部分を議事録から削除(↓)することで、再開。途中で「採決だ!」との声がかかったのは、どういう意味かしら(?)
その後60分間、一般質問を行いました。本会議終了は5時一寸前。そのまま、豊橋駅へ。10日に誕生日を迎える田舎の父を見舞う時間もとれました。本当に「5番」に感謝でいっぱいです。
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<削除部分の原稿> 2005年3月7日(平成17年)
   
とよはし市民会議の質問の前に、この度、議長提案により本議場に設置されることになりました国旗に関連して、一言申し上げます。
1999年、「国旗・国歌法」が強引に成立するその10年も前から、学校現場では学習指導要領の改訂で「日の丸・君が代」が義務化されており、さらに2002年からは、全国小中学生向けの「心のノート」1,200万部を11億円の税金を使って発行するなど、まさに歴史の教訓をふまえない「心の管理社会化」が進んできております。 憲法19条で保障されている思想・良心の自由に沿い、「強制せず」との国会の答弁も、卒業式における不服従の態度に対する処分事例などを見る限り反故にされている実態が強まっており、教育基本法改正への掛け声と連動していることは明らかです。
とよはし市民会議は平和憲法9条の改正のための「国民投票法案」に反対する立場から、たとえ「日の丸」の設置が今議会だけであっても、イラク派兵延長化を正当化し、本年を日本の軍国化に向けての改憲元年とする流れに合わせるかのような動きに強い危惧をもって敏感にならざるを得ません。
かつて文部省は、新憲法が制定されるに当たって、1947年8月に「あたらしい憲法のはなし」の冊子を1冊2.50円で発行し、全国の中学1年生が教科書として平和と民主主義の基本原理について3年間学習しました。
今こそ必要なのは、憲法と教育基本法を拙速に改悪することではなく、その基本理念を活かし具現化を図ることであることをあらためて確認して質問します。
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2005年03月02日

3月議会一般質問項目・3月7日に登壇

◆1.予算大綱説明と総合的な子育て支援策について
(1)次世代育成支援行動計画策定を機に、既存の子ども関連諸プランの総合化と、一本化を図り、重点施策としての位置づけを市民に分かりやすく示す考えについて
(2)「こども関連施設等」に子ども施策推進センター的機能を位置づけ、「子ども総合相談機能」の重視、「専任の人」配置を第一とし、既設・計画中の他の「子ども関連施設」との機能・役割分担を明確にする考えについて
(3)「初めての絵本との出会い事業」を市民・地域の力に加え、行政の責任分担の明確化により、自立と連携のまちづくりを進めた「初めての協創事業」とし、節税と市民満足度を数値化し、今後の協創事業を進める考えについて
(4)「子ども読書推進計画」に示された学校司書配置計画によれば、小学校からは学校司書からボランティアに、中学校では全校配置となっている考えの根拠について

◆2.住民基本台帳大量閲覧制度における個人情報保護の課題
(1)今回「架空会社」による請求が判明した。申請を受けた段階で、その可否を決定するプロセスがない本市における、今後の対応について
(2)住所・世帯順のリストでは、4情報に加え、単身者・高齢者であることも分かる。公開のあり方の変更等、どのような手だてが考えられているかについて
(3)閲覧者の良識にゆだねる形でファイル管理が行われ、閲覧席4席、施錠時のファイル確認は、大量個人情報の管理として問題がありとの指摘に対する考えについて
(4)商業目的の閲覧排除の取り組み(新居浜市や熊本市)に対する本市の考えについて

◆3.安心・安全・節税で、環境循環するまち豊橋への課題
(1)中核市・豊橋が県から引き継いだ宮川興業株式会社の最終処分場問題への市長の決断
ア.宮川興業株式会社から(株)日邦への施設譲渡に関わる愛知県、豊田市との協議内容
イ.(株)日邦が宮川興業株式会社から引き継いだ内容を本市が確認する必要について
ウ.代執行、地権者の問題など、検討内容と、今回の決断までの経緯
(2)ガス化溶融炉稼動4年目に向けた課題
   ア.稼動3ヵ年の維持管理費の推移と、新年度の委託料抑制の考えについて
   イ. ごみ減量計画80t/日を立て、スラグ減量と3号炉廃炉計画を実現する考え


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2005年02月15日

議場と国旗

 議会傍聴されたり、ティーズで議会中継をご覧になった皆さんは、今まで議場に国旗が掲げてなかったことをどのように思っていましたか。
 今日の議会運営委員会(3月議会の運営について話し合う委員会)で、突然、議長から議場に市旗と国旗を掲げたいとの提案がありました。
 何故今なのか、豊橋の市議会議場における国旗の意義、設置に掛かる経費等の議論もなし。とにかく、国旗国歌法も99年8月に通ったことだから、「あっても別にいいんじゃない」ということが大勢を占めているように見受けられました。
 8年ほど前に、議長席の横に花を置くことが決まりましたが、今回、この国旗(「市旗」はお連れといった感じ。県旗はどうするの?地方主権の今の流れに逆流ではの声も)を設置することが、賛成と反対の一部を除いて、全体として、あまり問題にされることなく扱われていることにびっくりしました。
 今日の議運は開会から30分足らずで終わりました。議場の国旗の扱いを、多数決では決めず、話し合いでと、「暫時休憩」(各会派代表が別室で議論する=会議録には残らない)をはさんで示されたのは、「市旗・国旗の議場内での取り扱いについては、議事の進行の妨げにならない範囲で、議長判断により設置、または掲げることができる」というのが今日の結論です。
 ここへ至る議論が、そのプロセスが記録に残らないことは、議会として問題ではないかと思います。「議場の国旗」問題のように、議会は、大切な問題をきちんと議論をしていないのではないかと問われても、示せるものがありませんから。 
 一人会派の私は、議運に対して、傍聴・委員外発言の機会があります。今日、私は状況の把握のみで発言の機会を求めることはできなかった代わりに、午後、時間の許す限り、この問題について、正副議長をはじめ、5名余の議員と意見交換をしました。私は真剣に国旗や議場への熱い想いを語りました。平和憲法を持つ日本を世界に誇る気持ちを重ねながら。


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2005年01月21日

マニュフェストで選挙を変える

 ローカルマニュフェスト・・・?
案内ちらしには、2003年の統一地方選挙から始まったローカル・マニフェスト運動を、本日の東海ブロックでの結成大会を皮切りに、全国展開し、2月4日には、推進全国ネットワークの結成へ!とある。
 私の理解は、せいぜい首長選挙の際の公約というもの。新しい言葉で煙に巻かれないようにと思いつつ、参加。今月末の女性を議会に!ネットワークあいち・ぎふ・みえの講座の講師である多治見市長が、参加されると知り、「予習」も兼ねて・・・。会場はゆったりと満席。北川正恭前三重県知事(多度のRDF問題が記憶に残っている)、石田芳弘犬山市長、西寺雅也多治見市長の話をはさみつつ、会場からの質問が加わる。2時間を越える大会を、活気ある雰囲気でひきつけ、四日市大学総合政策学部の竹下・丸山教授の論点整理を加えて、後名大教授が全体を進行された。
 全体がとても分かりやすかった。話された言葉が信頼できる力を持っていた。取組みの失敗も正直に話された首長。ローカルマニュフェストは日本発のもので、まだまだ練り上げつつある段階であると、繰り返された研究者。それぞれの違いが、それぞれであっていいとしながら、本質的な言葉はしっかりと心に落ちてきたのはなぜか?さまざまな立場の参加者が、一心に耳を傾けたのは、今の政治の状況を良しとしないが、このローカルマニュフェストが、選挙を変えることによって、議会が変わり、住民が変わることを期待させるものにあふれていたからではないか。
 「政策」「ビジョン」「市民側にたった総合政策」「情報公開」「市民参加」などが、生き生きと語られていたのは、とても新鮮だった。
 「民主主義を担保する」ために、情報の公開と共有は何よりも一番に。06年から始まる、人口減少に沿って、ダウンサイジングのまちづくりへの舵取りを。総合計画に沿ったマニュフェストでなく、首長のまちづくりのビジョンに沿った政策をマニュフェストで掲げ、首長も住民も行政も4年ごとの選挙で検証する。だれもがまちづくりに責任を負うことになるわけだ。 「協働」や「協創」の言葉からは、ビジョンが見えてこない。具体的な政策の提示と、財源の説明が伴うこと。分かり易く、惹きつける内容で。市長選の投票率ともおおいに関連する点を、自身の議員活動の反省も含めて、改めて思う。
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 「主権者である住民を重視した選挙が行われ、自治体の抜本的改革を可能にするのがマニュフェスト選挙である」(ガバナンス04年1月竹下譲「ローカルマニュフェストの原点」より)
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2004年12月02日

豊橋市民会議平成17年度予算提案書

2004年12月1日
豊橋市長 早川 勝 様

     
既設事業の大胆な見直し、そして さらなるソフト事業の拡充を!

はじめに
平成17年度の予算編成においては、ますます厳しい歳入の予測と、明白となってきている交付金等の激減に対して、とどまることのない、市民生活の不安感が増大してきております。3期目の舵取りに着手された今こそ、子ども、教育、環境、福祉における、早川色の大きな花を咲かせ、次なる100年を見据えた、まちづくりのシードとなる新年度予算を期待しています。
とよはし市民会議では、子ども、教育、環境、福祉に関するさまざまな市民活動を提案・展開し、行政を支援し、行政とともに、協働のまちづくりを進めるために、新年度予算について以下提案させていただきます。
「市民参画」の要となる社会教育の施策の充実を、施設の再整備を通して進めることが、何より、市民がまちづくりに関心を持つことになることと考えます。幸いなことに、新年度はプレ100周年記念諸事業を通して、市民がまちづくりに積極的に参加する機会が拡大する好機です。この確かな流れが、新たな豊橋市民像として定着するためには、平成17年度は重要な年と位置づけます。

提案の骨子

●納税者である市民に対して、「予算がない」を禁句とし、説明責任を果たすこと。市民の市政への関心を高めることなしに、協働は進みません。
●市民活動の仕事量・代価を行政価値に換算し、比較・検討する力なしに、行政がNPOをはじめとする市民活動団体と新たな「協働」を進めることはできないと考えます。
●行政と市民が「信頼」関係を持って、市民協働の事業を推進するには、市民・行政ともに「個の責任」が求められます。自立した職員の活躍の場が、さらに保障されるよう、人事面等における思い切った配置等を希望します。


とよはし市民会議 予算提案(個別事項)

1.子ども施策

@第4次基本計画に「子ども総合計画」を掲載すること
教育・福祉の双方に関連する事業については、主たる担当部局を明確にすること。
A「豊橋の子ども笑顔条例」(豊橋版子どもの権利条例)の制定。
B子どもの心身の「発達支援センター」構想を進めること。
C松葉の子ども施設整備を子どもの最前の利益のために進めるために
・施設の愛称を早く決め、期待を持って施設建設を進めること。
・「子ども・家庭支援総合センター」と位置づけること。
家庭の外で子どもが集う所(保健所、中央公民館<家庭館>、女性会館、子育て支援諸施設、児童館、学童保育、保育園、幼稚園、乳児院などの養護施設、小中高等学校、麦笛広場、聾学校、養護学校、市民館、町公民館、公園、スポーツ施設等)において、子どもの笑顔があふれるための、取り組みを企画・立案・支援する。
D 胎児、乳幼児の心身の育ちを、公共施設において支えるための施策を充実すること。
・市民病院
小児体制の充実、児童精神科の拡充、不育児医療体制を整えること。
・障害を持つ子ども
重度心身障害児をはじめ、療育手帳保持者でなくとも、発達支援を必要とするとする子どもたちを含めた、さまざまな立場の子どもが、人々と日常的にふれあうための交流の場を常設すること。
・虐待防止等
気軽な相談機関に専門職を配置すること。24時間電話相談の実施と各種支援内容の市民周知を丁寧に繰り返し続けること。
・母子保健センター
行政の子育て支援への信頼の始まりとなる健診事業の充実。未受診家庭ゼロ作戦、グレーゾーンといわれる子どもと母親への発達支援策をきめ細かく行い、保育園等と連携する。
・療育センター建設計画
療育を必要とする保護者の意見を尊重し、その実現に努め、開設にいたるまで、保護者の参加により計画を進めること。
・生活家庭館
第3の子育て支援センターを位置づけ、子ども専門館的機能を充実させ、駅前、まちなか、市民館、公民館等の子育てサロン等の取り組みを進めること。
Eブックスタート事業
4年間の官民の協働と、毎週火曜日の母子保健センターにおける市民ボランティア活動、月2回の中央図書館における赤ちゃん絵本広場の実績をもとに、本来のブックスタート事業の「 絵本の配布等」に取り組み、乳児期からの心と体の発達を支援すること。

2.図書館

 ブックスタートに始まる、本との出合いが、幼稚園、保育所を経て、学
校図書館へとつながり、公共図書館の利用を通して、まちづくりに参加・
協働する「市民」へと成長を続けるためにも、全生涯を通して「図書館」
の果たす役割は重要です。
本市では学校司書が配置された学校における高い教育効果をさらに拡
大していただくためにも、さらなる「人」「資料」「施設」への予算化を望みます。
現在進められている「子ども読書推進計画」に、本市の昨今の着実なり組みがソフト・ハード両面で結実することを期待し提案いたします。
 
■学校図書館
@学校図書館司書の全校配置 
A司書予算を「謝金」から「人件費」扱いとし、勤務時間の増大を図る。
B図書購入費の増額
C学校施設の中心となる図書館の改造・整備を進めること
D学校図書館支援センター構想を進めること。
E学校司書、司書教諭との連携、研修の機会を保障すること

■公共図書館
@豊橋南部地域図書館建設具体化に向けて検討会の設置。
A中央図書館の資料、サービスの充実を図ること。
B「郷土史」資料の充実を図ること。
C駅南で計画されている地域館には専任の館長を置くこと。

3.教育委員会

@二学期制などの教育改革が、子どもの最善の施策となるよう現場を含め、再検討できるための予算措置を進めること。
A子どもに関わる緊急課題などへの対応を柔軟にし、委員会が活性化するよう、財政面で支援すること。
B子どもと教育諸施設の教職員、保護者、地域の大人等が教育委員会と身近になるよう、教育委員会の活動や考え方が見えるように、活動を展開し、情報公開に努めるよう、財政面から支援すること。
Cジェンダー・イーコルの教育の具体化を支援すること。

4.環境施策

@「生ごみ循環都市・豊橋100」市民プランを支援し、農業問題を結ぶ機会を創出する。(東西南北各25組計100家庭が、近隣の農家と提携し、台所の生ごみを堆肥化し、その堆肥で花と野菜を育てることを100周年までの2年間に取り組む。)
A豊橋市版「残土条例」を制定し、官民ともに山林農地の環境を守ること。
Bガス化溶融炉運転4年目にあたり、スラグの埋立ゼロ、脱塩残渣の減容、運転経費の削減、メンテナンス費用の公開を通して、「新型炉」の経済性を立証し、ゼロウエイストを目指すこと。
C地下水保全対策、節水型社会、環境配慮型農業のさらなる進展を進める。
D砂防対策として、よしず等を利用し、海岸保全への実験に取り組むこと。
E産廃施設(既設・新設)に関する住民側の求めに応じて、懇談、研修、検証等、できる限りの協働と支援を進めること。

5.市民との協働で誰もが生き生きするまちを作るための生涯学習の充実 

@ 市民協働のため、身近な市民館における市民企画を支援すること。
A 市民活動促進のため、市民センターを中心にさらに事業を展開すること。
B 高齢者が自ら参加できる規模の「町内集会所サロン」の開設支援すること。
C 公民館、市民館、町公民館等における子育てグループの会場使用上の支援策をはかること。
D 市民館が児童館的機能を発揮するため、「子ども主事」を配置し、午前中も開館すること。

6.誰れもが安心して行き来できる生活の道づくり

@主要駅、病院、施設の周辺の道のアクセスが車椅子、シニアーカーで、安全が確保されるよう、整備すること。
A高齢者の多いまちを調査し、「道」問題の解決(段差、かまぼこ型、街路樹など)をはかり、往来が進むまちづくりを進めること。
B豊橋駅、市民センター、母子保健センター、市役所、豊橋公園、総合福祉会館、あいトピア、文化会館、郵便局をルートとする巡回バス等の利便を図る方策を具体的に検討すること。

7.市民の財産の有効活用のために

@南部農協跡地は、校区や周辺住民らのまちづくりの会の提案などを勘案し
て、検討会を設置すること。
 
8.個人情報保護について

@「住基カード」の発行枚数の増加が進まぬ一方で、他都市で問題となる個人情報の流出等が起きぬよう、庁内、担当職員、委託社員等の研修対策を充実すること。

9.文化のまちづくり 

@ 丸山薫賞10周年経過を記念し、丸山記念室を整備し、丸山薫研究会をいっそう充実させ、西川町との文化交流を進めること。
A 市民の芸術活動支援として、美術館での作品展示の機会等を増やすこと。
B 三河の3大文化人である、冨安風生、丸山薫、杉浦明平の関連資料等のネ
ットワークを進めるための支援をさらに進めること。
C 松葉に建設が進む「ホール」建設計画には、要望が高く、かつ、駅前の賑わいの創出がはかれる、本格的な「音楽ホール」を位置づけ、市民の誇りとなる施設を建設するため、協働テーブルを設定し、準備を進めること。 

10.市政情報の発信を通して「市民協働」を進めるために
 
 ひとりひとりの市民に語りかけるつもりで、ひとり、ひとりの
理解を得て、確かな一歩一歩を築く心で取り組んでください。
文化と情報発信は市役所からと、胸張って!

@ ホームページ
・生きの良い新鮮情報が「目だま」となる紙面構成をすること。
・市長のメッセージをトップに置き、更新されることを通して、市長のリーダーシップのもと、市民の協働が進むよう取り組むこと。
・言葉使いが行政用語に偏重している点を改め、市民の日常会話の中に市政情報が行き渡るよう試みること。半分の無関心市民に働きかけることが、協働の一歩と考え、取り組んでいただきたい。

A広報
・行政言葉を一旦「市民ことば」に置き換えて、メッセージの発信を
試みる。行政言葉からの離脱なしに、市民へは届かぬことを改めて課題にしてくださることを望みます。
・パソコン処理による画一的な文書、文面、レイアウトが多くなり、また、ポスターなどの画像処理に粗雑さが見られます。市民へのお知らせ等の文面には、「伝えたい・あったかい・すぐわかる」がそろっていることを提案します。

B文書による市民意見聴取について
・アンケートなどの回収率が5割を超えることが難の時代にあって、いかに市民意見を集めるかに、もっと工夫を希望します。わかりやすい内容、文面の配置、回答に時間がかからないと思わせるカットなどのサービスなどの余裕が必要です。
・編集を委託する、しないにしろ、もっと発信側の熱意が込められるような、積極的・斬新な取り組みの必要を提案します。

以上です。


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2004年12月01日

12月議会 一般質問項目

1.就学前の子ども施策における緊急諸課題について

(1)今、「子育て支援」を重点課題とする本市独自の根拠について
(2)少子化社会における本市の幼稚園の現況と課題
(3)親の就労形態の多様化と保育所メニューの現況と課題
(4)在宅の3歳未満の子育て支援の場作りについて
 ア.子ども関連施設等における子育て支援機能充実の位置づけ
 イ.「就学前の教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設の基本的な在り方」について、本市での受けとめ方を伺います。
 ウ.第3の子育て支援センターを生活家庭館に設置する考えについて
(5)「発達支援」を必要とする、子どもと保護者の現況と課題
(6)第4次基本計画における「子ども施策」の現況と課題

2.市民参加と協働の行政を担う「センター」の諸課題について

(1)豊橋ボランティア情報センターに対する市民の意識の変化について、開設以来この4年間を、どのように分析しているのか伺います。
(2)今年3月、協働推進会議から報告された「協働マニュアル」の市役所内での熟知について、この間の取組みと今後の進め方、各部署における現況の把握等について伺います。
(3)協働事業推進会議で検討されている市民活動推進条例と市民活動推進基金により、本市の協働における課題がどのように進むと考えますか。
(4)センターに求められる「ボランティア」と「市民活動」の位置づけを明確にし、情報発信と交流の場の提供を積極的に進める方策について。


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2004年09月01日

9月議会一般質問項目

1.校区単位で進めるまちづくりの諸課題について
 (1)豊橋市男女共同参画推進条例を周知・徹底するための方策
自主的な任意団体である総代会は、男女共同を進める上で最適な条件を備えています。女性が町総代や校区総代に就き、男性とともにまちづくりを進めるために、行政として考えられる支援について
 (2)校区市民館を「まちづくりセンター」とするための課題
 子育て、高齢者、放課後と休日の児童・生徒、防災などの重要な役割を担う校区市民館の機能充実は急務です。「公民館」である校区市民館が、「まちづくりセンター」として機能を充実させるための、行政支援について
 ア.「地域いきいき子育て促進事業」の実績の中間総括について
 イ.週日の午前を行政責任で開館し、主に子育てと子育てを支援する世代の活動を通して、校区市民館を協働のまちづくりセンターへと進める考えについて
(3)学校評議員制度を通して育む「子どもの権利」の課題について
 さまざまな職種・立場の方を学校評議員として迎え、学校改革が進んでいますが、「豊橋版子どもの権利に関する条例」への流れとなるための取組みについて

2.発達障害への理解と支援(早期発見・早期対応)を進めるための諸課題
 発達障害者支援法案提出の動きを見守りつつ、家庭・地域・学校における諸課題に対する、本市のさらなる取り組みについて
 (1) 年令段階における支援、支援の継続、関連諸機関の連携について
  ア.0歳から3歳
  イ.4歳から6歳
  ウ.小学校前半、小学校後半、中学校
(2)発達障害への理解を進める方策
発達障害への理解・支援の遅れにより、虐待、いじめ、不登校、暴力、非行などの併発を招かぬために、緊急の課題として、本人、父母、教師、クラスの子ども、地域等へ「発達障害の理解」を進める取組みについて
(3)療育センター計画における発達障害支援のあり方の検討経過と位置づけについて


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2004年06月12日

平成16年6月議会 一般質問項目

1.豊橋版ブックスタート4年目の課題
(1)乳幼児保育・教育の基本的な考え方と「ブックスタート」の位置づけの再確認の必要について
(2)絵本プレゼントを「赤ちゃん誕生祝い」の観点で検討する考えについて
(3)「布製絵本袋」作りを、高齢者、心身障害者、支援するグループの有償活動に位置づけ、行政と市民の総意で取り組む考えについて

2.産業廃棄物処理施設、「指導要綱」をめぐる環境行政の諸課題について
(1)「不法投棄」「残土」「有価物」「現状回復」の定義について伺います。
(2)環境省初の産廃残存量調査(03年4月時点)報告による本市該当3施設の詳細と、指導要綱に沿う具体的な解決方法の取り組みについて伺います。
(3)岐阜善商の不法投棄事件に関連した問題点について伺います。
 ア.焼却と破砕の許可しかないのに、残土に見せかけ、埋立てた。
 イ.住民が産廃を埋めているとの通報があったにも関わらず、業者が残土という説明を盾に、市は認めなかった。
 ウ.保安林に産廃を不法投棄した10年前、市は撤去命令を出しながら、「すぐにはできない」という業者の言葉で7年間の猶予を与えたこと。
 エ.住民から不法投棄を止めるよう、繰り返し陳情があり、何回も立ち入り調査し、撤去を指導しながら「残土」という業者に市は強い姿勢をとれなかった。
(4)「新指導要綱」(平成15年)で削除された理由について伺います。
 ア.第3条(市の責務) 「生活環境の保全を図るため」「監督する」   
イ.(不適正処理の連絡等)(勧告)
ウ.構造に関する基準/最終処分場/保安距離「隣接地の家屋」
エ.維持管理に関する基準/10記録の保存 「管理事務所」
オ.説明会の開催(市職員の役割) 「出席」「司会進行」     
(5)本年4月施行「京都市産業廃棄物の不適正な処理の防止等に関する条例」を参考に、条例の必要をどのように検討されているか伺います。

3.情報社会と公共図書館の役割について
(1)公共図書館が生涯学習、社会教育施設として「都市の文化」のシンボルである認識について
(2)高度情報化インターネット時代における図書館の役割について
(3)図書館政策にPDCAを導入し、まちづくりを進める考えについて


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2004年05月14日

議長・副議長選挙:所属委員会

 5月13日
▼清志会から議長・副議長に立候補予定の石黒議員、岩見議員に、とよはし市民会議は、昨日、投票の参考にするため、要望・質問事項を文書で届けました。
▼内容
1.立候補にあたり、豊橋市議会の運営に関する方針について表明されること。
2.議会運営上、会派の扱いについて、特に、一人会派をどのように位置づけられて運営されるお考えか。
@議会運営委員会について
・傍聴の際、傍聴議員に資料を事前配布すること。
・議運理事会の内容を事前、事後にわたり、直接報告をいただくこと。
・議運で委員外議員として発言できるための機会を保障して頂く事。
A各委員会(特別委員会を含む)について
・委員外議員としての発言の機会を保障されること。
・委員会運営上の重要課題が議論される場合には、一人会派の意見を取り入れるための機会を設けられること。
▼直接、回答をお二人から頂きました。今までの確認の内容も含まれていますが、活発な議会となることを期待したいと伝えました。
 
 5月14日
▼本日の選挙では二人に投票しました。           
*今年度渡辺則子の所属委員会:環境経済委員会&百周年記念事業調査特別委員会


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2004年04月28日

平成15年度 (04年) とよはし市民会議 予算提案書(031113)

2003年(平成15年)11月13日


とよはし市民会議 (代)渡辺則子
〒441-8108 豊橋市町畑町森田38-72
南栄ふれあいセンター内 
電話・ファクス:0532-48-1203
http://www.toyohashi-noriko.net/
e-mail:watanabe@toyohashi-noriko.net


豊橋市長 早川 勝 様
とよはし市民会議 渡辺則子


はじめに

「平成16年度の予算編成について」において、市民が望む行政サービスの効果的提供、活力あるまちづくりの推進のために、これまでの枠組みにとらわれることなく、メリハリのある事業選択と健全な財政運営に努められる方針が明記されております。とよはし市民会議では、財政難の折故にこそ、行政施策の構造的転換を図り、長期を見据えたソフト事業の展開を期待しています。
その第一を「市民参画」に置きます。社会教育の施策の充実を通して、市民がまちづくりに関心を持ち、参加する機会を拡大することが必要です。
次に「機構改革」を通して、関連部門の整理、計画等の精査を断行するなかで、NPOや市民との協働をさらに進めることが必要です。すでに本市で実現している協働については予算化が評価となり、いっそうの前進が期待できます。 
第三に、「子ども・教育・環境・まちづくり」は市民の最大の願いであり、実現には長期にわたる上に、数値評価されない部分が多いため、予算編成にあたっては、いっそうの関心と重点化が求められます。
以上の3点を中心に置き、「とよはし市民会議の予算提案」を提出します


1. 子ども施策

@「子ども課」を設置し、乳幼児からの子どもの心身の発達を支援するための機構改革を図り、縦割り、重複部分をはずし、関連部門との連携で効率化を進める。
A「豊橋子どもの権利条例」の制定を豊橋市の施策の重要課題とし、これからの豊橋を担う人材の育成を進める。
B現在進行中の子ども関連の諸計画を精査し、一貫した計画としての、「豊橋子ども総合計画」を作成する。
C松葉に計画中の子ども施設整備を進めること。
・施設の愛称を広く募集し、親しめる施設への準備を進める。
・「子ども・家庭支援総合センター」と位置づけ、市内の子どもの居場所(保健所、中央公民館<家庭館>、女性会館、子育て支援諸施設、児童館、学童保育、保育園、幼稚園、乳児院などの養護施設、小中高等学校、麦笛広場、聾学校、養護学校、市民館、町公民館等)において、子どもの笑顔があふれるための、さまざまな支援を企画・立案する。
D胎児、乳幼児期の心身の育ちを支えるための施策を充実する。
・市民病院では不育児医療体制を整える。
・重度心身障害児をはじめとする子どもたちが、さまざまな立場の子ども、人々と日常的にふれあうための交流の場を常設する。
・虐待防止等のため、24時間電話相談を実施し、市民に周知する。
・4ヶ月健診時における徹底した子育て支援を進める。そのために未受診家庭ゼロ作戦、ブックスタート事業の充実策のひとつとして, 絵本の配布等の検討を進め、心と体の発達を支援する。
・療育センター建設計画:
計画策定中の会議と会議録の公開。
父母との協働を進めるために、父母の意見を尊重し、その実現に努め、開設にいたるまで、父母の参加により進めること。
・中央公民館に常設の子ども専門館的機能を充実し、子育て自助活動グループへの支援として、会場使用上の便宜を図る。
・駅前、まちなか、市民館、公民館等の子育てサロン等の取り組みを進め、

2.学校図書館

本市の学校図書館の充実は、授業支援に留まらず、着々と効果をあげてきています。学校環境整備の最前線として、「人」「資料」「施設」へのさらなる予算化を望みます。また、公共図書館が学校図書館を支援するための仕組みを整える。  
@ 学校図書館司書の全校配置 
A 司書予算を「謝金」から「人件費」扱いとし、勤務時間の増大を図る。
B 図書購入費の増額
C 学校施設の中心となる図書館の改造・整備を進めること
D 学校図書館支援センター構想を進めること。

3.公共図書館

@ 豊橋南部地域図書館建設を具体化するための検討を開始する。
A中央図書館の資料、サービスの充実を図ること。
B「郷土史」資料の充実を図ること。

4.教育委員会

・会議公開の範囲を拡大すること。
・子どもに関わる緊急課題などへの対応を柔軟にし、委員会を活性化する。
・動く教育委員会として、各委員が独自の活動を展開するよう支援する。
・ジェンダー・イーコルの教育の具体化を支援する。

5.環境施策

@ 「生ごみ堆肥化市民プラン」を支援し、農業問題を結ぶ機会を創出する。
A豊橋市版「残土条例」の制定を通して、山林農地の環境を守る
Bガス化溶融炉運転3年目にあたり、スラグの埋立ゼロ、脱塩残渣の減容、運転経費の削減などを通して新型炉の経済性を立証し、ゼロウエイストを目指す。
C地下水保全対策、節水型社会、環境配慮型農業のさらなる進展を。
D砂防対策として、よしずの利用による海岸保全への実験に取り組むこと。

6.市民との協働で誰もが生き生きするまちを作るための障害学習の充実 

・市民協働のための独自講座を市民館が企画し、市民の参画力を支援する。
・市民活動促進のために、市民センターの利用を進める。
・高齢者が自ら参加できる規模の「町内集会所サロン」の開設支援
・市公民館、市民館、町公民館等の子育てグループの会場使用上の支援策
・市公民館、市民館がまちづくりセンターとして機能するために社会教育主事を配置する

7.誰れもが安心して行き来できる生活の道づくり

@主要駅、病院、施設の周辺の道のアクセス確保
A高齢者の多いまちから、「道」問題の解決(段差、かまぼこ型、街路樹など)
B豊橋駅、市民センター、母子保健センター、市役所、豊橋公園、総合福祉会館、文化会館、郵便局をルートとする巡回バス等を民活利用で開設する。

8.市民の財産の有効活用のために

・南部農協跡地、鍵田町の青少年ホーム等の利用方法を検討する。
 
9.住基ネット

・「住基カード」の発行枚数を減少させるか廃止する。

10.文化のまちづくり 

・丸山薫賞を市民の誇りとするための、市民講座の開設
・市民の表現活動の支援策として、美術館での作品展示の機会等を増やす。
・三河の3大文化人である、冨安風生、丸山薫、杉浦明平の関連資料等のネットワークを進めるための支援をする。

11.広報について

・市民が親しめる紙面とするために写真の活用、わかりやすい言葉で伝える努力、一目瞭然のレイアウト、類似する内容をページで配置するなど。
・市民の情報提供を積極的に進めるため、広報」の紙面、内容、表現を市民の目線で作成する。まず特集部分を設定し、協働作業に取り組む。


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2004年03月12日

予算審査:総務費&民生費

@職員の能力開発(人事課)
キャリア形成に向けての取り組みが計画されているが、「庁内こそ研修の現場」「職員の能力向上が一番の行財政改革」「行政の最先端に届く市民の声の集積」を中心に質疑。「次世代育成支援行動計画の策定」など、外部委託せず、庁内で、横断的に取り組み位の柔軟性とチャレンジがあってもいいのでは。能力アップの実践の場となるのに。

A結婚誕生記念事業(市民課)
新規の目玉(?)800万円で、約4000組に、お祝いの写真台紙を贈る費用。少子化対策?離婚阻止?男性委員からも疑問の声。公費で贈りものをするときのルールはなしとのこと。「他所ではあるのに、なぜ豊橋ではないのか」との市民の声に答えたとか・・・・。
B長寿祝い金5,140万円・祝い品1,914万円
節目にお金、座布団を贈る。4,900人が対象。一年分の合計で、老人憩いの家が2軒建つ勘定になる。いくつになっても、豊橋で暮らすことが安心と喜びになる福祉施策を進めない限り、こうした「形」は残る。高浜市では、平成9年に節目支給に切り替え、そして、いよいよ全廃の方向に。誰もが納得できるまちづくりなしには、こうした施策は進めれないと思いつつ・・・。
C豊橋市シルバー人材センター補助金2,930万円
元気なシルバーさんは、まちづくりの現役。この10年で、会員数は2倍、就業件数は4倍!国では、定年年齢の引き下げもあり、高齢者雇用安定法が改正される予定。市内の老人クラブ補助金は、315クラブに2,294万円の予算。新規ビジネス、地域貢献の活動の例もある。シルバー対象の学習の機会を!「市の財政」や「起業と経営」もぜひメニューに。
D豊橋市男女共同参画推進条例
・条例文中の言葉使い、市の役割、事業主の役割、ジェンダーの解釈、審議会の公募、政策調整の機関の考えなどを中心に。
●会議録も後日、市議会のホームページに掲載●


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2004年03月02日

2004年3月議会 一般質問

1.総合行政を子ども、環境、文化、健康の諸課題で進めることについて
(1)こども関連等施設に、総合窓口が計画されていますが、子どもに関する一切の相談を受け付ける総合相談窓口として整備し、情報提供などを行うことことが緊急の課題と考え伺います。
(2)環境基本計画や廃棄物総合計画への見直しに着手される計画ですが近年の状況から農政との強力な連携が必要です。また、南部地域は、公共・民間双方の廃棄物処理施設の多くが立地し、表浜には野外教育施設など、環境教育にとって重要な場所となっています。これらの課題に正面から向きあう計画への転換をはかる考えについて伺います。
(3) 文化でまちの賑わいをとこども関連施設における「ホール」機能への市民の関心が高まってきています。子どもも、市民も、そして専門家も満足して使うことのできる施設が必要です。市内に点在する文化ホールについて、総合的な観点から整備計画を進め、位置づける考えを伺います。
(4)安全な食は健康の源であることで、食育への関心も高くなってきました。学校給食の食材を豊橋産で取り組み、自給率を高めること、また女性就農者の拡大を図ることなどの施策を通して、子どもたちの健康な心身を育むことが重要と考え伺います。
  
2.厳しい財政下で進める行財政運営の課題について
(1) 新年度もPFIへの取り組みが計画されていますが、今までの取り組み  から学んだことをどのように生かされるのか。公共事業であること、  行政改革を考えて導入すべきであること、住民意見の重視、情報公開が成功の鍵といわれますが、これらの諸点からも伺います。
(2)PFI、NPO活用など公と民の役割の見直しを回避する姿勢であれば逆の効果であると言われています。行政はまだまだ「オカタイ」(遅い、硬い、縦割り、威張る)とも言われながらも、本市での「協働」が進んできていることから、職員の意識改革の進展も実感しています。
市長の予算大綱説明での「自分たちのまちは自分たちで創るという気概と情熱を持ち、責任ある判断と事業選択に努める」ことで、真の地方主体のまちづくり、地方分権の実現につなげたいとの決意に大いに賛同し、具体的には庁内でどのように取り組まれるのか伺います。


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2004年03月01日

平成14年3月 定例会

案第3号平成14年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算と、議案第35号豊橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例には反対、一般会計予算を含むその他の議案については賛成の立場から


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