2002年11月30日

[夢]をテーマに一般質問が書けるなんて!

のりこの一般質問日時が決まりました。
  ・12月3日(火)13時半から
  ・市役所東館8階議場                       
  ・テイーズ、インターネット放映あり。
<質問項目> 
1.子どもの権利条約を生かすハードソフト
  両面の子ども施策について  
(1)不登校の子どものための公的スペース
(2) 重度心身障がい児の総合相談窓口の必要性
2.男女共同によるまちづくりを進める施策
(1)「条例」制定の意義と課題
(2) 市民参画で条例づくりを進める場合の課題    
(3)女性起業支援策について
3.「ごみゼロ」に向けて環境施策を進める課題
(1)公共処分場建設問題の対応と今後の課題
(2)プラスチックごみと溶融スラグ処理の課題

 27日朝、質問項目提出、くじ引きで上記の日時が当たりました。27日午後には、のりこ通信28号の発行&発送。28日にはのりこが印刷・発送部分を担っている「女性を議会に!」のニュースレターと続きましたが、南栄ふれあいセンターの当番さんを中心に総力挙げて取り組み、予定通り仕事が進みました。
 28日朝、のりこ通信を読んだ南部の方から早速長い電話が入りました。「て〜ぶる」を新聞折込する度にも、必ず電話が入ります。市民の皆さんからの声が、早く届くほど、発行してよかったなと思います。この男性はまちづくりにも熱心に取り組んでこられた方で、焼却炉、杉山処分場計画、可知病院移転問題、資源回収と話題がつきません。すぐまた2度目の電話がかかり、またまた意見交換を続けました。誤解されていたこともあったらしく、最後には、「いろいろと大変ですね。頑張ってください。」と励ましてくださいました。理解には時間がかかります。こうして直接疑問を投げかけてくださる市民の皆さんのご努力には、感謝、感謝です。
 さあ、一般質問の原稿入力スタート準備、万端整いました。30日、12月1日の両日、昼間の行事に参加する以外は、事務所で過ごします。資料の山、パソコンの検索(今までの議会会議録が検索可能となり、ホントに有難い)などを通して、原稿入力。90分の質問ドラマを構成します。
 一区切りずつ原稿が仕上がると、お茶タイム。もっぱら緑茶。おやつは子ども用の個袋入りビスケットなど数種類用意してあり、これがまた楽しみ。その上、今回の質問は、「夢」がキーワード。さてさてどんな展開のストーリが出来上がりますか。議員生活8年目。まだまだ「夢」を追って、活動展開を願っている私。その助走の質問となりそうです。「夢」がますますふくらんできます。


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2002年11月25日

開かれた議会の「一人会派」

 ああ、一人会派の悲哀を今日ほど味わったことはない!「お手元の資料番号・・・」「次の頁を・・・」「表の真ん中をご覧ください」と当局からの議案説明が続いていても、私の手元には、議運の案件を書いた紙が一枚あるだけ。議運の委員11名、議長、副議長、議会事務局員8名は、一斉に目を注ぐが、5名の記者と、私はひたすら耳を澄まして書き取るのみ。
 会派から議運委員を出せない「一人会派」は、直接情報を「傍聴」により入手することになる。ああ、手元に同じ文書が欲しい! 1回でも多く議案に触れて、理解を深めたい。傍聴しない議員より先んじて資料を配布できないことが理由とも聞く。実際議運が終了すれば、即、資料が事務局から私の手元に届くことになっているのだ。この「数分」が改革できないはずはない。が、これで8年間、私は求め続けながら、同じ扱いを受けてきている。もっともっと私が声を上げなくてはならないのだ。「一人会派」が複数の年との違いを明確にし、「会派」単位で進むとき、私がカウントされていないことにもっと敏感にならなくては。
 ここでは会議に出ても名古屋市のような費用弁償はない。時間をかけて参加している傍聴議員に、資料配布するだけのことが、なぜできないのか?議員傍聴席は10席。今日は終わりごろには、計3名の議員傍聴があった。議運はまた、市民の方も傍聴が許可される。インターネットで議運の会議録も公開している。豊橋市議会は大変進んでいると言われる。なのに、なのにである。
 議会改革は、効率的な議会運営にあり。そのためには、議員の質問時間を制限すべしとの意見もある。また、4常任委員会はそれぞれ全議員が委員、または傍聴参加できる仕組みになっている。これも同時開催せよとの声もある。これが効率的というのか。市民の皆さんの傍聴が増えることが、開かれた議会の証ではないのか。
 12月議会は、予想通り、重要案件ばかりで、ずっしりと重い時間が流れそうである。明日は午後、行財政改革調査特別委員会、あさっては、一般質問通告締め切りと続く。12月議会案内と9月議会報告を兼ねた「のりこ議会だより」28号の原稿を、つい先ほど仕上げた。明日からの3日間、のりこ事務所の皆さんの手で、印刷、発送作業がフル回転で続くことになっている。


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2002年11月19日

12月議会突入

 市役所7階、とよはし市民会議控え室の机は、東向き。眼下の美術博物館を中心に豊橋公園の秋の深まりを楽しんでいます。それにしても今日の静けさと言ったら!木々は葉を落とすのをためらうほど。落ち葉は、空気を揺らすことを遠慮しているかのようで・・・。昨日は風の曲に乗って、葉っぱが縦になって道路をスキップして横切るかと思えば、延々と信号無視の円舞が続いたりと、賑やかでしたのに。大木の多い豊橋自慢の、さらに鼻を高くしたいこの落葉樹の輝きと華やぎ。豊橋の一番美しい季節の到来に、12月議会準備が重なりました。
 12月議会に先がけ、11月26日には行財政改革調査特別委員会が開かれることになり、本日当局から、どっさり資料が届きました。「負担金、補助金」「バランスシート・行政コスト計算書」「平成13年度決算事務事業評価結果の概要」「豊橋PFI基本指針」と、力作ぞろい。翌日の27日は、一般質問通告締め切り。12月2日からは一般質問、続いて平成13年度一般会計決算審査委員会、本会議最終日は16日。福祉教育委員会で「介護保険」を取り上げるのが25日。その日まで私の12月議会は続きます。
 この12月議会は、いろいろな点で今までになく重要です。計画の見直しを余儀なくされている競輪、処分場問題などの難問が山積。税負担をめぐって、公共の役割は何か、議論の時です。
 午後から夕方にかけ、議会事務局で平成4、5、6年の会議録を調べる。(私が議会に入った平成7年からは、議会資料が「ネット検索」できるようになっている。)この10年で、なんという変わりよう!「絶対必要」「なくてはならぬもの」と繰り返されてきた「開発」が、今はすっかり鳴りを潜めている。
 帰宅途中、自民系議員の皆さんがお昼前に「スポーツ議員連盟」の集まりに参加していたことを思い出した時、特定目的で議論するときだけ議員がいればいい、議員削減!と言う市民の声が重なってきた。
 夕食後、一段と冷え込んだ夜道を歩いて事務所へ。市民の皆さんの厳しい目がこの12月議会に注がれていることを感じ、身を引き締める。議会で議論していることが生かされなくては、税金の無駄だ。私がこの8年間、議論してきたことは、ただ議員の勤めを果たしただけに終わっていないか。30代の皆さんを中心に、のりこの議員活動へ厳しい注文が届くようになり有難く思っています。ネット上の議論で鍛えられた力を発揮できるには、まだまだ時間がかかりますが、この12月議会、一生懸命取り組む覚悟です。


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2002年10月10日

豊橋市議会自慢:議会・委員会会議録をインターネットでどうぞ

 豊橋市議会の自慢がひとつ増えました。私が初めて登壇した1995年(H7)の市議会本会議録からすべての質問と答弁がインターネットで見れるようになりました。委員会記録は工事中ですが、平成11年度から現在のものが整っています。項目と議員名から、会議の流れがつかめます。焼却炉の更新問題の記録を作っている私にとって、実にタイムリーです。焼却炉に関する私の質問の流れもすぐに読み取ることができ、大変助かっています。 それにしても・・・。議場を出るときは、いつも反省ばかりで、その後に届く会議録も、恥ずかしくて読めないほどなのに、ネットでは、もう逃げも隠れもできません。私は一般質問の際、付箋をつけた質問事項を、90分の制限時間内でどう収めるか、流れを組みつつ進めますが、ネットで見ると、その歯切れの悪さに、我ながらじれったくなります。これからは一層質問の質をあげることが求められます。 私の登壇時間には、いつも仲間たちの傍聴があります。有り難いことです。インターネット中継をスーパーまで見に行った方の声も届きます。市外の議員仲間もアクセスしてくれているようです。そんな仲間たちから、いつも辛い注文が届きます。「則子さんの講演会ではないんだよ。できるだけ当局から引きださなきゃあ。」「もっと質問点を整理して!聞いている私たちにも分かるようにして!」「あれこれ並べ立てるだけじゃダメ。肝心なことがぼやけるよ。」「声が上ずると聞き取り憎い。出来るだけトーンを下げてね。」 無党派&市民派の議員と<協働>しようと熱い思いを持った市民の皆さんが、どんどん増えていることに感謝しつつ、この続きは、のりこのコラムへ。 お知らせ:(1)今年の視察記録「心が笑うまちづくり」500部の配布を終え、本日第2刷に入りました。来週には300部発行の予定です。(昨年の「オリーブの誓い」は600部発行ですから、大変皆さんから好評であることを嬉しく思います。感想文も次々に届いています。(2)9月議会報告の新聞折り込み、「てーぶる7号」大変お待たせしました。昨日印刷所へ、明日刷り上がります。皆さんの新聞には、10月16日(水)の朝刊とともに届きます。ご意見なんでも、ぜひお寄せください。


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2002年09月01日

平成14年9月 定例会

1. 豊橋版ブックスタートの本格実施における行政責任として、専門・専任のコーディネーター配置について
2. 住基ネット、いわゆる住民基本台帳ネットワークシステムに参加、接続した本市のその後の課題について
3. 「心のノート」、「明るい心」、「明るい人生」について
4. ガス化溶融炉稼働5か月の現況と課題について


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2002年06月11日

議員のスケッター(助っ人)

連日熱戦が繰り広げられるサッカーを、専ら朝の新聞で楽しむ静止・時差型の私にとって、裏方の選手や支える人達の言葉が心に残る。4年に一度、勝ち負け(当落)が明白なことで、一種のゲーム、祭り似るとも言われる。政党や支援団体を持たない私の場合、市民一人一人との『約束」の下で議会活動が進むため、常に『有事』。お互いが成長できる程よい緊張関係が保たれている。議員同士の支えあいの場として、私は、「女性を機会に!ネットワークあいち・ぎふ・みえ」の会員として、この8年、先輩議員・市民の皆さんから情報・支援を惜しみなく頂いてきた。2期目は少しでもご恩返しと、通信印刷・発送事務を引き受けている。議会ごとに日程がずれるため、活動をカバーしあえるのも幸い。夕方、近所のスケッターさんとともに発送作業。7月13日、名古屋市女性会館で行われる講座:<午前>無党派・市民派対象選挙実践講座第1回「仲間づくりから選挙態勢へ」<午後>教育改革犬山市加地健氏講演会の案内を発送。当日は私も市民派女性議員と仲間の関わりなどについて話す予定です。”振りガン”(頑張ろう!と、手を振ること)は、大歓迎。


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2002年06月10日

女性議員昼食会

6月議会の山を越し、とよはし市民会議の広々とした控え室に(3人部屋相当に、今私一人)4人の女性議員が集まる。昨年度菊池議員副議長ご苦労様会を兼ねてささやかに。食堂から取り寄せた弁当を前に話題は専ら女性議員を『増やす」こと。豊橋初代の女性議員としてここまで道を切り開いて来られた苦労話を聞き、確実に時代は女性に味方していると思う。一人会派の私は、一見気楽に映るようだが、議会活動上で感じてきたことを話す。数が力とは言え、男性議員とは異なる価値観で取り組む課題に対して、私たちはお互いを認め合って話が進む。豊橋市議会女性議員率は10%。7月早々に私は女性議員率44.4%の島本町を視察を予定。まちづくりで女性の果たしてきた心意気を学んできたい。女性の流れがさらに続くことを、立場を超えてどう作っていくのか。今年は、もうひとつ、私が実現したい夢がある。次々に夢が生まれるのも情報の先端である、議会にいるからと思う。


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2002年06月01日

平成14年6月 定例会

1. 子ども・女性・基金の力で、まちづくりを進める施策について
2. 学校のバリアフリー化と、家庭室の解放について
3. 中核市4年目の本市における環境行政の取り組みと課題について


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2002年03月18日

めっちゃ悔しいです!

 「のりこさん、これだけの扱い受けて、よく怒りませんね。」と、周囲から言われ続けて7年。気長なのりこも、いよいよ爆発!の時を迎えました。怒るって、とってもエネルギーのいることを知っているため、今まで、私は怒りを表すことを避けてきました。(もっとも未熟なため、仲間内で感情的になって爆発し、失敗したことは多々ありますが・・・)私たちが願っているまちづくりを進めるために、議会ではあらゆる機会に発言すること、そして答弁をもとに、一歩一歩実現に向けて進めることを心がけました。とても雑音や騒音に気をとられる余裕はなかったのです。おかげで会議場での挑発には乗らず、野次を無視することは平気でした。
この3月議会、私はおおいに荒れています。誰のため、何のため、何を発言するのかが、ようやく分かってきたのです。私がいい加減に扱われること=私が代弁する人たちの声が無視されることと、しっかり怒ることができるようになりました。 私の後ろには支援組織も団体も控えてはいません。(個人の立場で、誠心誠意応援してくださる「のりこネット」以外には。)子どものこと、環境問題、福祉のことなど、さまざまな問題を持って訪ねてくださる皆さんは、決して自分の立場だけを良くしてほしいとはおっしゃらない。「豊橋市全体の問題としてじっくり取り組んでください」と、情報を届けてくださるのです。
 それなのに、なんて私はのんびりしていたことでしょう。こんなに状況が進んでいるというのに・・・。なぜ私は行政から、もっと適切で的確な情報を入手できないのか。押しが足りないのでは?どんな情報があるのか分かっていないから?毎日あれもこれもと、資料に埋もれ、時間に紛れ、中途半端になってるんじゃないか・・・。これらはみんな当たっています。議員としての総合力不足です。
 女性議会ネットの仲間たちは、1年目からよく悔しがっていました。そんな仲間たちを私は羨ましく眺めていたのです。頑張ってるな〜と。そこまで言えない自分。手にする議会の資料や書類に目を通すだけで精一杯の毎日が、7年間も続いてきたのです。あなたが怒らないなんて信じられないと言われながら。
 私が今、悔しく思うのは、住民=市民の声が届く仕組みが十分でないこと。情報公開、市民参加など、毎回のテーマですが、ようやく耳慣れしたと思っても、所詮行政ことばの域を出ていない現実。(それでもこうした悔しい思いを重ねてきたからでしょうか、本音でシグナルを送ってくださる職員の皆さんとの出会いが続いていることに救われる思いです。)
 私は党派に属さない、一人会派です。限られた質問・質疑時間を有効に使うため、テーマは選び抜きます。実現が確実視されているものや、いずれ行政が取り組むことになる施策は省く。皆が取り上げるテーマはお任せする。一度では伝わらないことが多いテーマは、角度を変えては、発言する。市民活動が起こるのを待ち、急がない。緊急な課題には、目先のきく内外の先輩議員の言動を注目し、時には流れに便乗する・・・と、あの手この手も身につきました。
 一番の私の欠点は、行政側の自発的な行動を期待しすぎていたことです。お互いが信頼して、それぞれの立場を尊重する。議論の時は、存分に意見を闘わせても、共通するのは、市民のため、住民のためですから、同じ方向を向いていると、私は信じてきました。(そう思って市役所の中を歩かなかったら、とても議場で質問はできませんでした。内部の事情を教えてくれる職員は皆無の出発でした。「よくもようこそお気の毒さま」と、とれる激励(!)を、ほかほか議員の時受け、私は心に誓ったのです。「ヨオ〜シ、絶対に議会活動を楽しんでやる!」と。)
 私を除く議員の皆さんには、それぞれよって立つ党や団体があり、その立場からの発言であることが、私とは違うのだと、はっきり分かってきました。私は徹底して住民=市民の立場に立つのだと、はっきり・すっきりしました。行政が相手にする市民は、まだ限られています。住民とはもっと距離があります。ましてや行政が解決できない問題を抱えている住民=市民の声は届きません。聞こえていても、受け止めません。受け止めたら、仕事ができないのです。だからこそ、その間に、私の立つ場があると見えてきたのです。
 今議会、私がお守りとするのは、松下圭一著「市民自治の憲法理論」(岩波新書・1975年刊)。・・・・・市民参加の方法は、それぞれの自治体の地域政治構造あるいは規模、それに市民運動の形態によって異なってよいし、また異なるべきである。・・・・市民参加システムはダイナミックで個性的性格こそが必要である。・・・批判と参画をめぐって、自治体における市民参加システムの創意ある経験の蓄積の集約としての「市民参加条例」が自治体レベルで出そろってのち、その創意を国レベルにもいかしながら、全国最低基準としての行政手続法が制定されうる、という姿勢こそが今日必要である。(64頁)
 私が一番身につけたいのは、議会で議論できるために、まず市民=住民の皆さんと徹底して議論できる力です。書物やネットで情報を入手しても、生かしたといえる議論にはなっていません。また、市民=住民の皆さんの情報を理解する力も必要です。にわかづくりの筋立てを忘れないようにと、一方的にまくしたてることはもう止めて、議論する。まちでも議会でも。
 4年前の3月議会。突然の焼却炉型式発表に慌てふためき、とにかく一般質問をと項目提出。登壇するまでの1週間、ほとんどないに等しい情報をかき集めました。探そうにも日本中情報がなく、とうとう7時間時差のドイツまで、深夜のファクス、ついにはドイツから1週間女性市議を豊橋に迎え、彼女の離日の朝、ドイツから届いたファクスで知ったシーメンス社ガス化溶融炉の爆発事故!と、激動の毎日でした。今私の悔しさが怒りとなって議論をとかき立てるのは、この焼却炉問題にもあるようです。私の議員活動の中核となってきたからと、確信しています。


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2002年03月12日

決まっていても、市民の声です。

と、私たちの請願に対して、井上勉議員は、はっきり、力強く言われました。
1983年(昭和58)12月豊橋市議会でのできごとです。
 羽根井に豊橋市中央図書館が開館し、向山の旧図書館の大改装工事が始まっていました。向山の文化の歴史を残すためには、向山に図書館分館が必要と、急遽、地域で子どもの文化活動を進めていた仲間たちに声をかけ、集まりました。(なぜ、もっと早くにこの情報を私たちは入手できなかったのでしょうか。)
 まず、教育長に直訴しようと、10月末、当時市議会紅一点の菊池議員に同伴を依頼し、実現。私たちに会うなり教育長、「朝から喫茶店でコーヒー飲んでるお母さんたちに比べたら、あなたたちはえらい。」と。私は即座にテーブルをたたいて「コーヒー飲んでるお母さんたちも、私たちの仲間です!」と、応酬。(若さがなつかしい!みんな真剣でした。あの時、私は、2度テーブルをたたいたのです。)
 話しあいの後、教育長は、「お母さんたち、署名を始めるのかね。」と、言われたとか。「期待されているのなら、やらなくっちゃ」と、11月4日から、早速活動開始。20〜30代の子育て中の母親ばかりの4つのグループ(「みんなの図書館を考える会」「にしかぜの会」「ぐるうぷ・あひる」「まどか文庫」)の会員25名が中心になって、1ヶ月。走り回って集めに集めた署名が、2万668筆。カンパは6万3千円余。署名も請願も初めての私たち。名古屋、札幌の図書館づくりの運動をお手本にしながらの、綱渡りの毎日でした。
 そして迎えた12月6日。向山に図書館分館を!乳幼児の子育て専門館を!の願いを市長陳情と、議会請願の形に分けて届けました。もう決まってしまっていることを、何を今更との声の中でただ一人、「たとえ、決まっていても、今ここに市民の声が届いたのだから、考えようではないか」と、井上議員。私たちはどんなに嬉しかったことでしょう。
 請願の紹介議員を超党派でと、なれぬロビー活動の末、3つの会派をゲットしての、はじめての委員会傍聴。委員長の「さよう決します」というめずらしい言葉使いにはびっくり。私たちの請願の審査が始まりましたが、すぐ休憩となり、議員は別室へ。待ってる間に、市長、「やっちまえ〜!」と叫ぶ。これも議会ことば??結局請願の一部が採択されるという結果になりました。 
 「みんなの図書館を考える会」の方が中心になって、カンパの残りをすべて絵本に換えて新装なった「配本センター」へ寄付して、解散しました。市長に陳情した「乳幼児専門館」の市民版を模索しようと始まった活動は、「まんまの会」として今も続いています。(市民が育つためには、反面教師としての行政の役割は大!)
 井上勉さんは、議員活動のあと、広い人脈と、あったかいお人柄で、今年の初めまで、地域や凧の会で中心となって、お元気に活躍されていましたが、先月ご病気で亡くなられました。7年前、私が始めて議員に当選したとき、議会の右も左も分からず、不安な気持ちを抱えては、お訪ねする日が続きました。市民の声なら、聞こうじゃないか!と、しっかり受け止めていただいたことが、忘れられなかったからです。物事の本質にそって、柔軟に考えることを受け継ぎ、私も「市民の声です」と、自信をもって発言できるようになりたいと思います。


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2002年03月01日

平成14年3月 定例会

1. 「安全・安心」の課題。焼却炉と震災対策
2. 「協働」の課題をお伺いいたします。既存の地域常設館における子どもの居場所づくりについて
3. 「健康」「環境」の課題として、産廃処理施設と住民同意について


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2001年12月12日

けむりも積もれば24億円

 一般会計決算特別委員会(H12)が終わりました。私は、9月に企業会計(上下水道、病院)の委員をつとめましたので、今回は傍聴席に。豊橋市の歳入のうち53%を占めるのが市税(594億円)。その4%にあたるのが、市たばこ税収入(24億円)です。 たばこは大人の嗜好品ですから、節度あるマナーを願ってきました。7年前の議会は、まさに燻製室。幸い受動喫煙NO!の流れがあり助けられました。今市役所には、喫煙者のための排煙台が設置されています。 たばこの害は、20〜30年たって発症するとか。未成年者や若い女性には、絶対禁煙を訴えたいです。健康づくりを進めるまちが、たばこの害を軽くみるならその計画を私は信用しません。
 ここで豊橋市の歳出総額1,065億円の主な内訳を、アバウトに見てみましょう。
    議会費7億円、 総務費97億円  民生費237億円、
    土木費232億円、消防費37億円、 教育費114億円
 なんと「たばこ収入」24億円で、議会費3年半分をカバーすることになります。
   火事や病気、低体重児出産の原因など、たばこが原因となる具体的な支出に、もっと関心を持ちたいものです。総合的な健康維持の観点から「たばこ支出」を、考える時にきています。


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2001年12月01日

平成13年12月 定例会

1. 子どもが安心して育つための施策について
2. 文化のまち・豊橋」を創る図書館の諸課題について
3. 市民の健康と財産を守るためのダイオキシン対策について


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2001年09月01日

平成13年9月 定例会

1. 豊川水系河川整備計画原案と本市の課題について
2. 産業廃棄物による環境汚染を中心とする情報収集と公開の諸課題について
3. 豊橋のすべての子どもを虐待から守る組織づくりについて


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2001年06月01日

平成13年6月 定例会

1. 乳幼児と父母、祖父母のため、地域・家庭の子育て支援に対する緊急策について
2. ことばと心をはぐくむ「えほん」の楽しみを子どもたちに伝えるための施策について
3. 「生ごみ」校区内循環(堆肥として学校の花壇や公園へ)と循環するシステムづくりについて
4. 介護保険2年目の課題について
5. 小学校(小1年生)で集団生活が困難な生徒と学級担任を支援する仕組みづくりについて


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2001年03月01日

平成13年3月 定例会

1. 子ども・環境・健康施策における重要課題について
2. 第4次基本構想・計画初年度「連帯と協働」で進めるまちづくりの諸課題について

全議案に賛成の立場から
1. 子どもの問題が一歩前進したこと
2. 教育現場で人への投資が進んだこと
3. 市民の声を生かしたまちづくりが進みはじめたこと


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2000年12月01日

平成12年12月 定例会

1. 早川市政の2期目の始まりに当たって
2. 市民活動(福祉、子育て、環境、教育、文化、まちづくり、国際交流等)に対する行政の役割について
3. 21世紀を担う子ども(0歳〜20歳)の生涯学習推進の課題について

議案第112号平成12年度豊橋市一般会計補正予算
1. 一般廃棄物対策費と大きなごみ戸別収集準備費を含む補正予算について


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2000年09月01日

平成12年9月 定例会

1. 基本構想・基本計画(第1次から第4次まで)と豊橋のまちづくりの課題について


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2000年06月01日

平成12年6月 定例会

1. 環境文化都市を進めるための諸課題について
2. 市民の健康づくり(心身)における専門職員(主に保健婦)の整備・充実について
3. 「子どもの権利条約」具体化の諸課題


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2000年03月01日

平成12年3月 定例会

1. 本市が建設を進めている次世代型焼却炉と廃棄物総合計画の見直しについて
2. 安心と希望を持って子育てができるまちづくりのために
3. 生涯学習社会を総合的に推進するために
4.一般会計をはじめとする諸議案のうち、議案第3号、議案第12号を除いて賛成する立場から、その理由、課題
 (1)第3号議案国民健康保険事業予算について
 (2)第12号議案水道事業予算について


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