■2月17日(月)午後1時より
(1)豊橋市バイオマス資源利活用事業(仮称)について(検討案)
上下水道局・環境部・・・建設消防・環境経済合同委員会を傍聴。
◆事業内容:
下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、家庭生ごみを中島処理場に運び、
バイオマス処理してメタンガスを発生させ、有効活用するもの。
◆とよはし市民会議の考え:
@家庭系生ごみの運搬における問題点…水分カット、におい除去、
一年の半分を占める<夏>対策に、電動式、段ボールや衣装ケ
ース生ごみ一時処理段階とつながることができないか?
Aメタン発酵、精製、都市ガス導管注入、ガス発電などの今後の
可能性と問題点を徹底して議論したい。
B先導的官民連携事業調査の結果は、バイオガス発生量、事業性、
確保難易度もすべて「高い」と結論づけられている。「現在」の
環境下でのゴーサインが、今後想定されるさまざまな事態への対
応として、どこまで考慮されているのか、改めて確認したい。
(2)豊橋市市営住宅ストック総合活用計画(素案)
建設部住宅課・・・建設消防委員会を傍聴。
◆計画内容:
市内の公営住宅7,288戸のうち、市営住宅は28団地4,152戸で57%。
昭和56年以前の旧耐震基準の住宅は5割強を占める。南栄住宅のE・
F棟(昭和42年、45年建設)に対する総合判定結果、「維持保全」。
前期計画「建て替え」から今期は、活用のための「維持保全に留め、
次期計画で用途廃止。
◆とよはし市民会議の考え:
今後10年間、入居者の高齢化対応、耐久持続のための住宅改修
等の具体的計画情報が丁寧に示されることを求めて行きます。
■12月18日(火)午後1時より
(1)豊橋市男女共同参画行動計画「とよはしハーモニープラン2013−2017」(素案)
市民協働推進課・・・総務委員会を傍聴。
◆素案内容:
重点目標として7頁にわたる「豊橋市DV対策基本計画」が含まれ
る計画。「啓発」「相談体制」「自立声援」の3本柱が具体的記載。
◆とよはし市民会議の考え:
事前聞き取りにおいて、総合的窓口を庁内で設置、専門相談員の配置と
育成等の取り組み内容を、市民の皆さんに周知するための広報を中心に
要望を伝えました。市民の立場から、分かりやすく、手に取れるものを。
(2)豊橋市ファシリティマネジメント推進についての基本的な考え方について
行政課ファシリティ推進室・・・総務委員会を傍聴&委員外質疑
◆資料内容:「豊橋市ファシリティマネジメント推進基本方針」
↑豊橋市役所HPからご覧になれます↓
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_soumu/facility/pdf/fmsuishinn.pdf ◆とよはし市民会議の委員外議員質疑と考え:
@準備した8問中、重複等を除き委員長から許可された一問「施設の
再評価における最高責任者」を質疑。
答弁:担当課長が施設評価→「ファシリティマネジメント推進会議」
(委員:全部局長、会長・副会長は副市長)→「政策会議」で方針決定。
A「施設評価のフロー」には、「市民意見」、<見直し>に注目します。
また、「今後の進め方」においては、「新たな施設の活用需要が生じた
場合は柔軟な対応を図るものとする」とある点に期待します。
B市民の皆さんに使って頂いてこその公共施設。市民の皆さんの税金が
活かされる方策を官民で、存分納得できるまで、時間をかけて話し合う
時代です。本計画を5回読み、その度、私は新しい視点を発見。
(3)東三河における新たな広域連携体制について
政策企画課・・・総務委員会を傍聴
◆資料内容:
東三河8市町村で取り組む「広域連合」は平成25年度後半議決に
向けて大きく進みます。平成26年には広域連合議会、平成27年
本格的事業実施となるスケジュールが発表されました。
◆とよはし市民会議の考え:
@広域で取り組むに適するとされる約60事業のなかで、「児童相談所
の移管」(第2期4年目以降に取り組む事業)に注目しています。
A東三河で私たちは、子どもの文化や子育てにおいて交流・連携は早く
から取り組んできました。官民協働レベルに近づくことを期待します。
■12月19日(水)
(1)議会基本条例について
議会活性化調査特別委員会を傍聴&委員外質疑
◆審議内容:
前文等について、第一会派から提案を受け、第二会派案に沿った流れが
一気に活況を帯びてきました。2時間を超え、活発な意見交換。
「目的」「議会の権能」「議会と議員の活動原則」「会派」「市民への
情報提供」「民意の把握と市民参加」を中心に、「提案文書内容」への
意見交換を聞くことができました。
◆とよはし市民会議の委員外質疑と考え:
@ 質疑:条例案提出の第二会派に対し、2度、文書質問し、その回答を
踏まえて準備した14問中、本日該当する8問中、重複を除き、委員長から
認められた5問を質疑。引き続き、次回に意見を提出する考えです。
A 委員間の「緊張関係」によって、風通し良い議会に生れ代わりつつある
ことを感じました。お互いの意見を闘わせ、納得した上で譲歩する。
全員の前で討議が進みます。このプロセスは、豊橋市議会議員全員が共有
すべきと考えます。そのために、36名全議員参加のもとで委員会が開催
されることを期待しています。
B 豊橋市議会の「今」の問題がどのように共有されて、「議会基本条例」へと
向かうのか。特別委員会委員「6会派」間の条例制定への温度差、また、
これまでの議会運営委員会理事会の取り組みが全議員に共有されていない
状況など、「出発駅」と「目的地」について、今一度、確認する必要
があることを改めて思いました。
C 議員定数削減で、「少数精鋭」となったはずの豊橋市議会。36名の議員間
での問題共有・討議を求め、私もやっと「議会活動」を開始です。
反省と共に。
(2)豊橋市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正の考え方について
(資源の持ち去り行為の禁止)・・・環境経済委員会を傍聴。
◆7月開催委員会の資料をもとに、委員の皆さんの的確な問題点の質疑に
耳を傾けました。来年からアルミ缶抜き取りや有価物持ち去りには
罰則が設けられることになります。
持ち去り禁止を盛り込む「条例」改正では以下に注目しました。
1.持ち去り禁止対象資源物
2.処分の流れ
3.ビンカンボックス・ごみステーション収集の現況と課題
4.自治会等への理解と協力
5.本市の掲げる「ともに生きる」まちへの取り組みのあり方
◆とよはし市民会議の考え:
委員会終了後、担当課の皆さんに確認させて頂き、生活支援策を理解。
@ ビンカンボックス2200ヶ所、ごみステーション4800ヶ所に
看板を設置して、抜き取り持ち去りが「違反行為」であることを
半年かけて周知。これまで確認されている「行為者」は、車使用が
約20名、自転車等使用が50名。生活困窮者への支援策として
ハローワークや生活保護等への福祉的支援策が考えられています。
A 被害総額はビンカン390万円、ごみステーション300万円と推定。
費用対効果の面からだけでなく、環境都市・とよはしの取り組みと
して、「ともにつくる」まちへのきっかけを見つけたいと切望。
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***12月定例会後開催された委員会を傍聴・委員外質疑して思ったこと。***
1.所属していない委員会の日程・資料等は開催1週間前に届くため、日程調整に務め、すべてに参加できたことが良かった。
2.配布された資料等に関する説明を担当課に出向いて受け、疑問点をまとめて委員会を傍聴・質疑。理解不十分な部分を、傍聴を通して深めたり、新たな視点が発見できた効果は大きかった。
3.委員会で質疑された内容に関心が持ち、発言委員の皆さんから直接聞き取りを続けるなど、発展したことは良かった。
4.豊橋市議会における委員会活動活発化のきざしを感じ、「議会基本条例」の該当部分で、活発な議論がこの現状を通して、展開されることを期待。