11月22日(木)議会運営委員会 (傍聴)午前10時〜 午後1時〜
12月市議会の日程が決まり、今日は当局から上程される議案についての説明がありました。粛々と日程が確認され、「その他」になったとたんに、「暫時休憩」となりました。
議会傍聴だけでは、なぜ、今、ここで、「休憩」なのか、別室でどのような話し合いが行われているのか、確認ができません。そもそも「公開」できない理由が明確に示されていないからです。
市民に分かりやすい議会をめざし
議会基本条例制定について議論中の豊橋市議会。
まずは、36名の議員に向けて、
市役所7階、足元での「公開」が必要です。
議員間での説明責任が果たされないと
議員間討議も成立しません。
そこで、休憩時間中に積極的に聞き取りを行い、以下について確認しました。
■去る5月臨時会において、副議長が一年で辞職しなかった。それに対して「3会派=豊流会・公明・まちフォーラム」の不信任動議が出され、動議可決。その後、現在に至るまで「特別な動きがない」。先回の議会運営委員会で、3会派から副議長の道義的な責任が示されない状態が継続していると、「議長の調整は? 一定の結論を、明確な方向性を。」との発言。議長が「22日に一定の結論を出す。」と発言したことによる今日の流れ。
午後1時再開。
議長「けじめをつけるために、26日、議長、副議長ともに辞職する。」と発言。
とんでもないことになりました。
36人の議員の一人として、恥ずかしいことだと思いました。
各会派を回り、さらに情報収集に努めました。
◆ 議会活性化特別委員会の設置目的に、この副議長問題があると聞き唖然としました。
◆ 「議会の最高規範」として提案されている議会基本条例案が
こうした状態の下で
短期・多数決で決着されることになれば
豊橋市議会は「後退」します。
言論の府である議会が、公開の場で、多様な意見を持つ議員の討議を通して合意形成を図る。そのための時間をかける。他都市の議会で着々と進むことが、なぜ、豊橋市議会ではできないのか?
とよはし市民会議の市議会における「36分の1」の責任の重さを感じた一日でした。
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<現在の会派構成> (2012年11月22日)
新政未来/13 豊流会/9 まちフォーラム/5
公明党豊橋市議団/5 共産党豊橋市議団/2 紘基会/1
とよはし市民会議/1
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■多数決は民主主義のルールです。議員削減を進めた多数派には、少数意見の尊重が求められます。とよはし市民会議は、意見発表と、議会として合意形成をはかるためのテーブルに着くことを、積極的に行います。議会意志をまとめて行くプロセスを、市民の皆さんに公開することが議会活性化の道筋と考えます。
来る11月26日。12月議会初日。佐原市長所信表明が行われます。
そして、議長・副議長選挙も。
この連休中、とよはし市民会議は、
一般質問と新年度予算提案書の準備を同時に進めているところです。