毎年1回行われる東三河市町村議会議員・議会事務局職員合同研修会に参加しました。会場は豊橋駅前のホテルです。講師は大村秀章愛知県知事、講演のタイトルは「世界と闘える愛知をめざして〜東三河振興に向けて〜」です。
私は初めて、大村知事の話を直接1時間ほど聞きました。オリンピックの話から始まりました。きっと「がれき広域処理」の話があるものと思っていました。10日は県下の市町村からの「試験焼却」に関する回答締め切り日でもあったからです。
ところが準備された資料通りの内容で終わりました。質問時間がありましたので、私はすぐ手を挙げました。今回の「広域処理」に関する知事の今日の気持ちをしっかり聞きたいと思いました。講演を通して「人間大村秀章」氏に出会うことがなかった淋しさもありました。
回答はこれまでマスコミで流れていた内容と変わりません。2問目は情報交換会(食事会)のテーブルに出向いて、2014年までの「県」の取り組みを聞くことにしました。私は市民の皆さんが調べて下さった宮城県の不燃物処理に関する最新情報のメモを手に話しました。大村知事は現地で処理ができればそれが良いこと、新規処分場の建設以外で考えられることとして、既存の処分場の「変更」で時間的に可能となることなどを話されました。
田原市内では5時半からがれき広域処理に反対の市民の皆さんの「誰デモ」が始まっていました。私は5時半に情報交換会の会場を失礼して、渥美線で田原へ。誰デモに参加され、岐路に向かう乳母車や白い風船、浴衣姿の人たちに合流して、初めての田原デモの様子を目に焼きつけることができました。