■質問:想定外である「生活家庭館」のアイプラザ豊橋への統合移転の
整合性について
答弁:「だれでも、いつでも、どこでも…」という基本理念実現のた
めに施策の3本柱を定めている。
のりこのコメント:乳幼児や高齢者の使いやすい家庭館の機能がアイプラザ
にはない。30畳や40畳の和室、板張りの体育館、入口とトイレに
近いピアノ付きの集会室。
↓
この3月中に、家庭館利用者に、説明責任を果たすことを引き続き求め
ていきます。
■質問:「公民館」の環境醸成、条件整備に取り組む考えについて
答弁:市民との情報提供・交流を一層進めるとともに、地域の実情
にあった柔軟な事業展開や施設の運営に務めていく。
のりこのコメント:「公民館」=家庭館の、今後のあるべき姿と受
け止め、その実現に向けて求めていきます。
■質問:生活家庭館の今後の活用・充実について
答弁:現在の生活家庭館については、平成24年度中にその在り方に
ついて結論を出して行きたい。
■質問:「生涯学習センター」の位置づけについて
答弁:駅南の総合文化学習センターを構成する施設として構想したが、
……市有施設全体を見据える中で、改めて2次整備の必要性…
など、中長期的な視点に立って総合的に検討する。
のりこのコメント:生涯学習センターの計画も見込みなし…。家庭館が
無くなれば、公民館が1館無くなることになり、重大問題。豊橋
市の第3次生涯学習推進計画で示されていないことが進行中。
■質問:アイプラザ豊橋に生活家庭館が移転した後の現在の施設について
答弁:築44年経過。用途の制約に加え、土地の有償化の方向も示されて
いる。効率かつ有効な公共施設の管理の在り方なども踏まえ、今
後その必要性や利用目的、さらには将来的な財政負担、耐用年数
などを総合的に検討し結論を出していきたい。
■質問:公民館1館、館長一人を失うことの損失への認識と対応
答弁:全体として市民の生涯学習が支援でき、地域社会の教育力を向上
していく機能を持った施設としてアイプラザ豊橋を整備し、本市
の生涯学習を推進していきたい。
アイプラザ豊橋には、生涯学習担当職員を配置し、地区市民館を
はじめとした各関係機関とも連携し、公益的機能を発揮する施設
として、事業の展開を図っていきたい考えており、損失というこ
とでなく、より充実した施設になるものと認識している。
のりこのコメント:結局最後まで、来年4月以降の生活家庭館の姿は示さ
れなかった。アイプラザ豊橋に職員が配置されることになったこ
とは一歩前進です。
259号線をはさんで、生活家庭館とアイプラザ豊橋の両施設が
今まで以上の役割を発揮し、生涯学習ゾーンを形成していく姿
を思い描きながら、質問を終えました。
◆アイプラザ豊橋にできる図書館に、人の配置を求めていきます。