2011年の12月30日に考えたこと。
■空き店舗活用例・その1:
私は今、「南栄ふれあいセンター」の事務所机のパソコンの前にいます。
机の回りは、使用済み・整理前・保存用・必要かもしれない新聞記事等々の資料に埋もれています。
センターの中心は、天井に届くほどの5段の書棚2列です。17年間の議員活動の成果物でぎっしり。(この書棚にも「物語」があります。また、いつかご紹介しましょう。)
実はここは、議員となってから借りる事務所としては二つ目になります。1期目(1995年〜)は、南栄駅近くの線路沿いの空き家を借りていました。2期目の選挙事務所(1999年4月)に、ここが通りに面しているとの理由で借りて以来、選挙後もここを、日常活動の事務所として継続することにしたのです。
道路に面した入口にドアの両側はガラス張りです。それはここが美容室だった名残です。今でも横長のりっぱな鏡(約1×2.5m)が、再使用のチャンスを待っています。(ご希望の方のご連絡も待っています。)ガラス窓からは、夏、サンサンと陽が入ります。ここには催し物の案内が所狭しと張りだしてあります。通られる皆さんがよくご覧くださっています。
このドア(昨年新しく取り換えました)を押して、市民の皆さんが相談に来られます。ただ、おしゃべりだけで寄られる方も多くいらっしゃいます。こうして寄りあう場を設けることは、私の活動が家庭文庫から出発したことから、ごく自然なことでした。選挙の時だけではなく、常日頃から事務所を持つことは、市民活動にとって、なくてはならぬことと考え、「とよはし市民会議」事務所を開いています。
議員報酬の中から、事務所費用を捻出しています。ですから、事務所はどなたが来られも、ご利用を拒むことはありません。
■その2:まちかどステーション・南栄
渥美線南栄駅から徒歩1分の便利がとりえ。「南栄ふれあいセンター」からは、南栄駅とは直角方向で、徒歩1分です。レトロな昭和30年代の2階建て。ここは2006年(平成18年)豊橋市制100周年の際、まちづくりの会で出会った愛大生の皆さんが、駄菓子屋を開きたいと相談を受け、探し回って見つけた空き店舗です。その後、子育てNPO法人の活動の場所として活用(「ありがたや」「かんかんかん♪」)されてきましたが、今年はまどか文庫で借りています。1階は「ありがたや」と呼ばれていて、板の間にはまどか文庫の本、土間には駄菓子やおもちゃが少々あります。ここの一番の自慢は、なんと言っても「足踏み式オルガン」です。(文庫活動については、是非、「まどか文庫ブログ」もご覧下さい。ご紹介したいエピソードはいっぱいありますが、なかなか更新できずにおります。)
このまちかどステーション・南栄を使って、来年はいろいろな学習会などの行事を計画しています。子連れの皆さんが、飲食を共にした会合を開くにも最適です。(駐車場がありませんので、渥美線をどんどん利用していただきたいと願っています。)何より、「たばこ」受動喫煙の心配がありません。オーナーさんの理解で、多目的に利用できることを感謝しています。
■その3:元気館
ちょうど一年前。私は最高に上ずった声で、電話をかけていました。選挙事務所が見つかったからです。南栄ふれあいセンターから徒歩5分。南栄駅から徒歩2分。259号線沿いの、空き店舗。巨大な事務所(!)をお借りですることになったのです。どんなにありがたく思ったことでしょうか。地域の皆さんのご理解があって、初めて私達の活動が発展することを、選挙準備の始まりで確認することができたのです。2011年の選挙事務所を「元気館」と名付けました。そして、今年、4月。5期目の議員活動をスタートさせていただきました。
南栄駅・259号線・商店街・生活家庭館・アイプラザ・高師緑地公園・・・と、地の利、交通の便、豊かな交流人口と恵まれたこの地にあって、今はこの選挙事務所を引き上げ、「南栄ふれあいセンター」の活動に戻りましたが、この名称は、来年の活動の中で大切に生かしていきたいと願っています。
「とよはし市民会議」は、議員の私が代表となっている市議会の一会派です。私の活動は市民の皆さんとともにあること、市政を市民のために作り上げて行こうとする市民の皆さんとともに進む
ことが喜びです。ゼロ歳から市民と考えに基づき、赤ちゃんともども、行動参加してきました。
来年は、もっともっと、市政への「子ども参加」の機会を作って行きたいと考えています。