6月30日(土)午後2時〜4時
豊橋市生活家庭館で、平成24年度のりこネット(後援会)総会を開催。その後、DVD「内部被ばくを生き抜く」を鑑賞しました。同じ時刻に田原市で、同じDVD上映会が、鎌仲ひとみ監督のトークとともに行われています。田原市に出向いた会員の皆さんも多く、「原発」の問題を共有する流れは続いています。今月は豊橋市内だけでも3回鑑賞の機会がありました。
ご一緒に映画を観た10名の皆さんに感想を聞きました。
・福島から1年経っても、東電、関電、九電のこの状態で、今の日本、日本がなくなってしまう気がする。事実がどこにあるのか?どうなるのか?事実を知らせてほしい。とにかく、みんなで寄って、意見を出し合って、形にもっていくにはどうしたらいいか。一人ひとりの意識を変えることが必要。(80代女性)
・母親として、住職の奥さんの言葉が心に残った。福島でも悩みながら毎日闘っている、私たちも闘っていきたい。(40代女性)
・被ばくについては、色もにおいも出ない。信用できない。個人で測るのは大変。(80代女性)
・放射能と闘う上で、全体として方向性を前に進める際、国のレベル、政治的利用、御用学者などの問題がある。慣らされている。そういうことではないと改めて感じた。すり替えられている問題を冷静によく見ること。こうした映画会は重要です。(60代女性)
・山が多い二川に住んでいる。降り注いだ放射性物質が雨で山や川にしみ出していることが気になる。(50代女性)
・1億3千万人の日本人がすべて、すでに放射能を浴びている事実。湖西市長が原発に反対しているのに、なぜ、豊橋市長はノータッチか?昨年、芦原原発のTVを観たが、頑張ったのは女性だった。(60代女性)
・「ジョンウエインはなぜ死んだのか?」以降、「内部被ばく」と「広瀬隆」が私の中にある。日本人はメダカ民族で、忘れやすい。この問題をどうするのかと、自分自身が忘れずに、話すことをしたい。マスコミは信用できない。本当のことは遠ざけられている。(70代男性)
・最近、テレビや新聞が、地元でのがれきの問題の取り組みなどを取り上げなくなっている。自分たちの命は自分たちで守る。自分たちの地域は自分たちで守る!私のできることとして、福島へ野菜を届ける活動に参加している。(60代女性)
・映画の中で私の心に残ったこと
(1)児玉先生:「お母さん革命」が流れを変える。誇りを持って最高のものを子どものために求め続けることが、今、日本を変える。
(2)肥田先生:「みんなの意欲と努力を集中する。健康を守ることに努力する。」
(3)「輪が広がっている」「光が見えるように」を支えに前向きに。住職の佐々木さんの沈痛な表情が続きましたが、映画の終わりで、一回、笑顔が!
(4)鎌仲監督のナレーションとインタビューが分かりやすく、あたたかく、映画の全体を貫いています。後半で、ほんのちらり、一瞬、鎌仲さんが登場されていましたね。
■のりこネット会員の皆様には「総会資料&2012年のりこの取り組みについて」を
後日お送りいたします。6月議会報告「てーぶる46号」を一緒にお送りできる
よう、編集に取りかかります。