思い立って、子ども未来館「ここにこ」へ。新年度はじめての訪問です。
お花がいっぱい咲いていました。5時を過ぎていましたが、しばらく去りがたく、前庭の花園で過ごしました。「ここにこ」から帰る途中に花園に足を踏み入れた幼い子どもたちは決まって、「あか しろ きいろ♪」と「チューリップ」の歌を歌っていました。市民の皆さんの願いである「ここにこ」を花いっぱいに!オープンから今日まで、子ども未来館とボランティアの皆さんが、季節の花を咲かせ続けて下さっていることに感謝します。
夕日が傾き始め、少しひんやりしてきました。と、入口からこの花園へ、車いすを押しながら、4人の子どもを連れたお母さんが入ってこられるのが目に入りました。車いすの子どもさんが「ここにこ」に遊びに来られたんだと、とたんに嬉しくなりました。「ここにこ」構想の段階で意見聞き取りをしていた時、重度心身傷がい児のお母さんたちから、「養護学校がお休みの夏休みなど、車いすで一緒に遊びに行けるところが増えますように。」と、ご意見を頂いていました。オープンして以来、車いすのお子さんをお迎えする上で問題はないのかと、館で聞き取りをしたものの、直接当事者の皆さんからお声を聞く機会はなく、気になっていたのです。
カメラを手に、花の間を走り回って写真を撮っているのは、次男さん。車いすの長男さんの周りで、長女さん、次女さんとお母さんに話しかけました。伺えば、なんと、北名古屋市から来られたとのこと!名鉄のポケモン切符(!)で、セントレアから豊橋へ。駅に近い「ここにこ」に来て、これから、北名古屋市に戻られるとのこと。よかったな、花いっぱいで。「ここにこ」に寄って下さったことに感謝して、写真を撮り合っこしました。あったかいカレーうどんを食べて、元気よく帰途に着かれたことと思います。
また、是非、「ここにこ」に遊びに来て下さいね。館内で、一日過ごせるように、ゆっくりと。